日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”
Home Is Where It Hurts
Homeと呼べる場所はもうないから
Family Is What It Hurts
ルイの12年に比べたら
短かかったけど
会うのがこわかった
カトリーヌのような人がいて
何かと気遣ってくれた
頑なな娘のかわりに
受け応えしてくれた
Family には
血のつながらない人の存在が
必要
Family Is What It Hurts
たしかに愛してるはずなのに
何も言えず
再び去った
こんな時でも寄り添えない
傍らにも誰もいない
家族って何なんだと
いつからか思ってた
あんなにめちゃくちゃだったのに
涙が止まってはまた出る
これが家族か
poor boy
poor boy
poor boy
poor boy
かわいそうな人
夢を見た
先日の二つの着信
とりあえず かけてきた主のわかるほうに
勇気を出してかけて
もう一つの主もわかったから
かけ直すべきか放っておこうか迷って
結局かけ直した
その影響を受けた夢
私のこの部屋に
もう二度と一緒に暮らさないと
心に決めている人たちが転がり込んできた夢
夢の中の私は
しぶしぶ それを認めていた
でもさすがに そのうちの一人が
私の寝床を使おうとしたのには閉口して
ほかの場所で寝てほしいと頼むんだけど
今ひとつ強く言えなくて
そのまま居座られて(寝座られて)しまう夢
あまり時間がなかったけど
チューリップの行方が気になって行った散歩道
撮影ポイントに 留まり続ける女性がいて
なかなか撮れなかった
その人を よく見ると
男性のようだった
生まれつきの体の性別は ということだけど
なるほど みんなに見てほしくて
撮影ポイントに留まっていたのかな
2人連れのようだった
夜 うたた寝の中で
また短い夢を見た
今は失われた家の 台所にいた
関わりたくないというように
隣家の灯りが消えた
別の部屋の いつもの場所にいるその人に
声をかけると
帰ってきたのか と問われ
あれは違う と私は答えた
最近は 飲むと必ず寝てしまう
この前の誕生日に
もらったプレゼントの中に入ってた
オイルサーディンを食べた
もったいなくて
缶詰は賞味期限が長いからと
ずっと取っておいたら
ついに賞味期限が来て
もう 次の誕生日のほうが近い

桜柄の金麦の
最後の1本を飲んだ
もう 春も終わる
知らない番号から着信があった
すぐには絶対に出ないと決めている
調べて 大丈夫となったら かけ直す
調べてもわからなかったから
放置していたら
しばらくして
知った番号からの着信があった
やっぱりか
背中に嫌な緊張が湧き上がり
いっぺんに憂うつな気持ちになる
そろそろ何か動きがある頃だと思い
いつも以上に
電話がかかってきませんように
と思っていた
電話にトラウマがある
固定の電話を付けていたとき
まず着信音をオフにしたが
着信時や留守電ありの時のランプの点滅が怖くて
カバーを掛けるだけでは足りず
ついに電話機を取り外してしまった
折りたたみ式の携帯電話を使っていた時は
音もバイブもオフにして
着信ランプが見えないように
いつも裏返しにして置いていた
スマホにした今も
留守番電話はセットしていない
この前 そのことを指摘され
セットの仕方がわからなくて と答えた
わからないのも本当だけど
本当は 意図的に わかろうとしていない
もしも あの声が聞こえてきたら
やはり あのとき言われたように
電話番号も仕事も 変えるべきだたったろうか
完全な音信不通には
なかなかできないでいる
もう 私の人生に関わってほしくないと思う人と
そうではない人たちは
いつもセットになっている
切り離す時は
どちらも切り離さなければならない
トゥーティッキなら
示唆に富んだアドバイスを
してくれるだろうか
ムーミン谷の冬 でのように
桜が満開になった週末に
前に住んでたまちのことを思った
わざわざ花見に行かなくてもいいくらい
日々の生活の中で
桜を目にできる場所が
たくさんあった
もともとは大好きだったそのまちが
いろいろあって 大嫌いになった
二度と戻るものか と
まちをあとにした
でも 離れてみて
桜の咲く様子も なかなかわからない所に
住んでみて
本来は 愛すべきまちなんだと
気づいた
だけど
もう一度
ちゃんと向き合えるようになるには
まだ時間がかかる
堪忍