昨日のつづき。やはり先週の日曜日の石神井公園にて。ヨシや花菖蒲が茂るあまり陽の当たらない池の縁に1羽のバンの親鳥と共に3~4羽の巣立ちヒナがいました。
黒っぽい鳥なので普通のカメラ任せの露出で撮るとこう↓なりますが、
ちょっと明るく露出補正して撮ると…
いや~ん。実はかなり羽毛がショボショボ(笑)。↓
まだ翼もミニサイズで笑えます。↓
ここまで成長してサイズ的にはヒナの段階でカイツブリクラス。
バンですから泳ぎはあまり上手ではなくて親子揃ってヘコヘコ進んでいきます(笑)。でもその泳ぎ方こそがバンの最大のチャームポイントかもしれません。足が見えるともう最高なんだけどね(そういう足なんよ)。
昨日のカルガモ同様に、こちらもヒナは巣立ち後でも親鳥につきまとって行動します。カルガモと違ってあまり天敵に襲われたりしないのでしょうか?動き はトロイので狙ったら楽勝で餌食になりそうですが、余裕綽々で陸に近づいています。獲物として美味しく見えないのかもしれませんね。
食べ物も基本的に親鳥が草の株の合間を探し見つけてきて、食べさせている様子。
なにか得体の知れない食べ物を与えられていました。丸っこい2~3センチ程度の薄い黄色みを帯びたまるで海綿のような柔らかい物体。あんだあれは?植物?キノコ?虫?
それにしても親鳥のこの優しそうな目つき…
普段はこんなんじゃなくもっとシリアスな目をしているからね。その全体の雰囲気からバンが「使徒」に見えるのは私だけでしょうか?
せっかく渡ってきたら去年と環境が変わっていて住むところが無かったなんて、かわいそうだなぁ…。どこか他の適当な場所を見つけてくれているといいですね。