YAMAHA NE-1叩き売りしてるよん

昨日はなじみのリペアショップへSpector SB-1のリペアを依頼してきました。
ことあるごとに書いておりますが、このリペアマンはちょっと名の知れた方なんですけど、間違いなく技術・センス共に人間国宝級。お人柄も雑誌で読むこの方の記事から受ける印象とは違って大変イイ人です。
これ以上混むと私の依頼品の仕上がりがのびちゃいそうなのでどこだかナイショですが、いつも書いてるからわかるでしょう。

さて、当日はSFCJ（ブックマーク参照）※親方とErica嬢も一緒で、最後はまぶぱぱ氏も加わっての飲み会になりましたが、
その前に立ち寄った秋葉のLAOX系楽器店ですごいものを発見しました。

それがこのNE-1です。
ご存知ネイザンイーストのシグネイチャーのベース用パライコです。
ご覧の通りのぴかぴかメッキ筐体で、ちょっと触れただけで指紋べたべたです（笑）。

たった１バンドのいさぎよいパライコなんですがちょっと変わっていてブーストができず、いわゆるミドルカットだけに特化した製品です。
カットできるミドルポイントは幅広い音域から無段階に選べますし、
カーブも広域と狭域が選べます。
カットと同時にローとハイは少々持ち上がるので、
言ってしまえばドンシャリ製造器ですな。
※親方の言葉を借りると「ブン」とはいわず「ドン」となります。
でも「ブン」のほうが好きな私にとって使い道は多くなさそうです。
まず、上品系スラップでは使えます。
それからシックなバラードにも良いでしょう。
小編成のフュージョンにも合うと思います。
（…どれもやらないんだよなぁ）
不適なのは、大音量ロック。ベースがきこえなくなりそうです。
普通の２フィンガーでも芯が無くなる感じで心配です。
そこで、これを使うための条件は、ミドルをちゃんとたっぷり出している素性の良いベースが必要でしょう。
たっぷりある物を多すぎると良くない分だけ削るのです。
あまりない物をさらに削ると悲惨だと思いますね。

この製品のエライところはネイザンのフェイバリットセッティングが箱に書いてあるところです。
使った印象は、通しただけで誰でもネイザンになれます。
ウソ。
でも確かにネイザン臭くはなりますね。なるほどね。
このネイザン風ドンシャリって好む人口はかなり多いと思います。しかしミドルカットは実際は経験とセンスが問われるもの。
その意味では見事なアイデア商品だと認めます。
ネイザンになりたい方、とてもラクチンで使いやすくてぐーですよ。
まぁぶっちゃけ、このネイザンのフェバリットセッティングしか使う気がしないよ（爆）。

なんであれ衝動買いして大正解でした。
だって、これ、
税込み定価15,750円なんだけど、
なんと、
2,980円 なんでやー？えらいこっちゃー！！！！！！！！！！！！！！！！！

MUSICVOX AKIHABARAが生産終了品を買い占めて山積みにしてたたき売っていまっせ。
（こういうのが情報発信だっ！）