鳥ネタが続いておりますがしょっちゅうあることじゃないので、どうか堪忍してやってください(笑)。
さて本題。
市街地にはいないとは思いますが、ちょっとばかり緑のある郊外あたりじゃここ数年で相当にのさばってきている鳥がいるんです。
それがこのガビチョウです。 知ってる人は知ってるかな。
ガビチョウは実は野鳥ではありません。元は中国東南アジアのカゴの鳥。日本に輸入され、逃げた奴らが野生化定着したもの。ワカケホンセイやミドリガメなどと格が違って特定外来生物扱いらしいけどどうなんでしょ、たいして迷惑はかけていないほうじゃないかなぁ。ガビに罪はない。人間が悪いんだよ。詳細を知りたくばWikiあたりで検索してください。
ガビチョウの特徴はその鳴き声です。
鳴き声はさえずりではなく、大音量で高らかに歌うオペラスタイル。ひいき目に見なくてもたぶん万人が美しい歌・キレイな鳴き声と感じるかもなぁ。でもあっちの鳥だと知ってから聴くと妙にけたたましい中国語風なイントネーションに感じてしまうから不思議ですね(汗)。
里山あたりに出かけたことがある人なら「林の中になんか妙にド派手に歌っている鳥がいるな?なんだろう??」と思うことがあると思います。たぶんそれはガビチョウの確率が高いです。今一番鳴いている鳥じゃないでしょうか。声はYoutubeで検索すれば聴けますが、さっき職場で私がボイスレコーダー使ってちょっと録ったのはこういうの。(聴きたい人のみどうぞ。ただし短いよ。)
ところがそれなりに警戒心もあるので、ウグイス同様、声は聞こえど姿は見えずタイプ。
私も、いつも辺りにいっぱいいるのにちっとも写真に撮ることができませんでした。それが、やっと撮れた!って感じ。
だいたい樹木の中や茂みにいるんだけどね、電線はなかなかとまってくれないでしょ(笑)。あまり警戒心のない迂闊な奴がいてくれて助かったよ。たまたまカメラも持っていて良かったし。
この場で数分間、余裕こいて大声で歌い続けたこのガビ。よく見ると実はかわいいアジエンスなルックスをご堪能ください。
上の各写真はクリックすると拡大します。歌同様くどいんで(笑)小さめに。
目のまわりから耳の後ろへ伸びる白い羽毛がチャームポイント。細いヒゲは許してやって(笑)。サイズは小さくもなくてヒヨドリ±αぐらいかな。
なんかメトロポリタン美術館のPerched Birdを連想しちゃったのでこのブログタイトルにしました。
つか、この電線、ツイストしててかわいいなぁ。
総選挙なんぞ一切興味なし。踊らされたりせんよ。
市街地じゃ相当増えているはず。
かなりお利口で飼うと相当カワイイらしいです。声でかいから今の住宅事情じゃ飼いにくいかもなぁ。
ワカケホンセイもペットからの脱走兵なんだけど、あいつら果樹とか花芽とか食べちゃうくせに外来生物法ひっかかってないんですよね。そんなのは大した被害じゃないってことなのでしょうきっと。
でも日本の冬越しちゃうんだからすごいですよねぇ!