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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

TRIP IN BRAZIL

2008-11-19 | (かつての)今日のBGM
なんと闘莉王が選曲したBPMのコンピレーションを購入してみました。
もちろんボサノバとか一切無し。
私は結構ブラジルの音楽が好きなんですが、BPMに関しては有名どころしか持ってなくて、さすがにこのへんになると全員知りません(笑)。現地ではこういうのが流行ってるのか。
打ち込みもROCKもあるが、どんなにコンテンポラリーになっても必ずブラジリアンパーカッション的リズムが支配しているのが面白いですね。
ちなみに1曲目は闘莉王のボーカル入り(というかボイスサンプリングだな)。

そんなことよりピーは、アイスコーヒーに手をやるポーズでかっこつけているこの人の髪が不自然で気になるらしい…。

HEATWAVE

2008-11-09 | (かつての)今日のBGM
と言っても、日本のHEATWAVEじゃありません。イギリスのHEATWAVE。
78年の2nd.で"CENTRAL HEATING"という今なら笑えるタイトルです。
撮ってる私の着ている服が反射して写り込んでるねぇ…。

立場的には同時期の同じくイギリスの(はるかに売れた)Average White Bandみたいなもんです、乱暴に言えば。乱暴すぎるかな。
こっちはもうちょと硬派な感じ。コードが所謂ADULTっぽい。コーラスもきれいめ。なんだか初期のLEVEL42に近いかもしれない。よくあるホワイトファンク(ってほど肌白くもないねぇ)に多い露骨めなホーンファンクやベタなディスコ系とは程遠いです。まぁ実際はディスコでかけた曲もあるんだろうけど、なんというか全体に玄人好みで渋い。
例えばキーボードがClavinetンギンギProphet5ピロポロ~だったり。
例えばドラムが頑なに16のハットを無心に刻み続けるストイックさとか。そこまでやるか!?、それ以外やらんのかー!?、みたいなね(笑)。
そういうところもイカしてます。

それにしてもこの中ジャケが笑えます。

おそろのTシャツ着て笑顔。
痩せたチャールズ・ブロンソンみたいな人がいますね(実は有名な方です)。
そしてなんと、私の独り言にたびたび登場するスミレ姉さんに似ている人もいます。
下段右から2番目の人。似てる~~!!髪型以外そっくり!。
あ、よく見たらドラムの人じゃん!(笑)
ちなみにスミレ姉さんも元ドラマーです。


※ この人がバンマスのロッド・テンパートン。後にブラコン畑の有名な作曲家になります。誰もが知ってる目立った例ではクインシー・ジョーンズと組んでマイケル・ジャクソンのOFF THE WALLやTHRILLERの作曲を担当することになる才人の若き頃でありました。ちゅうても若く見えないけどね。

改めて評価

2008-11-03 | (かつての)今日のBGM
EARTH WIND & FIREの96年のオリジナルアルバム"AVATAR"です。
AVATARとは今や誰もが知ってるあのアバターのことですが、このアルバムが出た当時はインターネットなんぞ誰もがやっていませんでしたので、アバターなわけなく、アヴェタという邦題でした。ネイティブな読み方はさらに違う発音(そもそもインド)。
ちなみに96年と言えば私が初めてパフォーマ5440を買ってパソコンを始めた懐かしい年です。

恐らくEWFのアルバム中、最もレアな存在かもしれません。もはやアマゾンでも売ってないんじゃない?
エイベックスだもん(笑)。一時期EWFはエイベックスだったんだよ!
そして、EWFのアルバム中、最も異色でもあります。
なぜならとことんゆったりしているから。
全曲、テンポが馬鹿みたいに遅い。
スロー~せいぜいミディアムスローな曲ばっかり。

これは当時モーリスが流行していた音楽に影響を受けたから。
私が思うに当時のベビーフェイス、JODECI、Rケリーや晩年のジョニーギルあたりじゃないかなと。JODECIのデビューアルバムが前半6曲どスロー&後半6曲どアップだったでしょ。あの前半には若い頃の私自身もびびって2滴ちびりそうになった思い出があります(皿田きのこ談)。ちょうど同時期のEWFは"HERITAGE"を売っていた頃で、明らかに流行を追うことに必死になっていた時期ですもん。
やがてJODECIらが疾うに下火になった後、流行というより普及飽和状態のスローテンポばっかりの時代がちょっとありまして、そこから遅ればせながらスローで固めてリリースされたアルバムがこの"AVATAR"だと私は思うんですね。出た時はテンポだけが遅かったわけではなかったのでした。
というわけで、私はファンですから出てすぐ買ったはいいものの、一聴目からしばらくの間このアルバムは低評価でしたね。
のろいのばっかりだとつまらないですからね。
だってあのEARTH WIND & FIREがこれかぁ?!だもんな。
長年ハイテンションだった連中の固定観念からすればぐだぐたに感じてしまいます。

で、今宵何が言いたいかというと、ですね、

この秋、"AVATAR"にはまっております(爆)。
個人的にもけちょんけちょんにけなしてきたんくせに、今ごろやっと、聴けるようになってきました。
きっかけは音。
最近オーディオ用スピーカーのセッティングをちょこっと調節したら真空管アンプの音がぐっと良くなりまして、それで改めて聴いたら気がついたのです。
イイよこれ。音がとてもいい。
アーバンチャート(※)専門局でかかりそうな今聴ける音。
思えばあの頃モーリスはラムゼイ・ルイスとURBAN KNIGHTSというユニットをやってたでしょ、あの音に近いんだなやっぱり。
まさにね。
EWFはこれの前のアルバムもこの後もずっと打ち込み中心なんだけど、このAVATARだけぽつんと違って、今はなき(死んだ訳じゃないw)ソニー・エモリーの生ドラム録り中心なんですよ。そこがいいんだよね。
ソニー・エモリー好きだったもんね(笑)。真空管で聴くとまた一層気持ちいいわ。

やっぱり生楽器演奏って魅力あるんです。ちゃんと録ってたら古くならないもん。高音質ってのは結局、再評価につながる要素だよ。
というわけで、太鼓一つ一つの響きを堪能する2008年の秋の夜長なのでした。

(※ 今の時代、昔のブラコンばっかりかけて、おっさんにウケてる放送のこと)

またDonny Hathawayかいな

2008-10-25 | (かつての)今日のBGM
ごめんね好きだから仕方がないの。

今朝は"LIVE"とは似て非なる"IN PERFORMANCE"を。
つかひどい写真だな(笑)。ぼろいケースの傷まで写してどうする。>俺

内容はほぼ兄弟盤。
時期もバンドメンバーも変わらず(何曲か除く)、
お客さんの絶叫ぶり(笑)も同じ。

収録選曲が違うだけでこうも違うもんかという感じです。

LIVEは美味しいところを詰め込んだもの。その残り物で作ったのがこちらというのが私の勝手な印象。美味しくないわけないけど、料理のフルコースとしてはアンバランスなだけ。
だから"IN PERFORMANCE"だけを聴いてシビレてるような人(例:私)はかなりの達人か変人(笑)。
一般ピーポーなら聴き終わってもなにか物足りなさを感じるでしょうね。
"LIVE"を聴き込んで「もっと聴きたいな」と感じたら「それならあと1枚あるよこっちもどうぞ」というアルバムでしょうね。

というわけで、この2枚をシャッフルして聴くのが正解かもよ。


さて、ほんじゃ出かけ支度でもするか。雨じゃなくて良かったな。

CD4枚

2008-10-18 | (かつての)今日のBGM
写真酷くて悪いけど、古いCDを何枚か買いました。どれも顔がすごい(笑)。
このへんはなんと持ってなかったんですよねぇ。

まず左上のArchie Bell & the drells。もちろんベスト盤。
でも実は、ボーカルはわりとどうでもいいグループ(笑)。
バックのThe T.S.U. Toronadosの演奏を聴きたくて買ったようなものです。アマゾンでもThe T.S.U. Toronados自身のアルバムは見つかりませんので。
多くのベーシストが「シンコペ」と聞くとまっ先に思い出すであろう、太古の名曲"TIGHTEN UP"が有名ですね。
その一方でこのアルバム、後半から音質がガラッと変わり、突如フィリーサウンドに変貌します。私はArchie Bellに詳しくなかったので意図せず遭遇みたいな感じだったんですが、実はこの後半がむちゃくちゃすばらしかったです。The T.S.U. Toronadosの演奏は何回か聴くと食あたりをおこすけど(笑)、こちらフィリーサウンド時代の後半は何度聴いても気持ちいいじゃないの。
特に"LET'S GROOVE"という反復一筋の単純な曲がすんげえかっちょええ!!!
コードはE-Dの2つだけ。
初めてSoul-Funk系の演奏で16の2フィンガーベースにハイカットしてコーラスかけっぱなしというのを聴きましたよ。
結局、ウンと古いコテコテな前半と、ちょっと古いイナセな(笑)後年とで、味わいが違うのでなんというか二度おいしいです。
これは買って良かったよ。


次に左下のPleasureのベスト盤。
と言ってもこの連中は"GLIDE"だけ。あの曲だけンビッンビッンビッってディスコ系チョッパーベースでかっちょいいです(ここのベースは隠れスラッパー)。
他の曲はジャケのメンバーの顔ぶれに反してこじゃれ系で、ルパンのサントラみたいな雰囲気の曲も多いです。
SLAVEとかDAYTONとかBBQBANDあたりと似た二流ライン。
まぁ押さえといて損はない程度か。


その次、右上がモーリス・デイのソロ。ソロなんてあったんだ…(汗)。
内容はTHE TIMEと変わらず悪ふざけボーカル。ボーカルは確かに好き。
ただし曲と演奏はTHE TIMEの方が5万倍良いですよこれじゃぁ。
ベース的にもシンベのみ。味わいもない。
もっと面白いと思ったんだけどなぁ。買うんじゃなかった…。


そして右下。DeBARGEのベスト盤も持ってなかったんで(ふつー持ってないだろ)手を出しちゃった。正直恥ずかしいぞ。
なぜか~というかよくある手ですが~どさくさでエル・デバージの"Who's Johnny"まで収録(笑)。
内容的には同時期のライバルTHE JETSと大差なくて、ラテン系黒人姉弟特有の健康的で若々しくスゥイートラブリーな歌謡曲ばかりね。
おっちゃんはこういうの密かに好きだけど、
今の世界恐慌時代にはどうも甘く切なすぎる。
いかにもレッツゴーヤングでサンデーズが歌っていそう(爆)。
でも、
一応モータウンですからTHE JETSとは違ってバックバンドは生楽器演奏ばかりでなかなか気持ちいい音だったりします。THE JETSのほうが軽くてすぐ飽きるモンね。

それでも現代音楽よりはるかにマシに聴こえるのは私だけであろうか…

あっ申し遅れましたが、本日は午前中から夕方までピーをおあずかりいたしております。音楽の好きな子で、2つのスピーカーの中央で一緒に聴いてます。

半分のがしたけど

2008-10-13 | (かつての)今日のBGM
今書くほどのことでもないのですが。
約一週間前10/4から5にかけての深夜、BS2で1983年の古~いLevel42のライブ映像を放映しました(超貴重なのね、不人気バンドだから)。
焼はまぐり食って帰ってきたあの晩です。
うちはブルーレイはもちろんHDやDVDレコーダーもありません。いまだBSチューナー無しのレトロVHSビデオデッキ。寿命寸前。
TVのモニター出力アナログ映像をビデオの外部チャンネル入力(L1とかL2とか)に送って今そこに映っている画面をそのまま録るしかないのです。
つまりタイマー録画不可。いないと無理。

…帰宅してTVつけたらもう途中でした…(涙)。

今はTVあまり見なくなったけど、こういうのがたまーにあるから困るのよね。
2011年まで絶対地デジ対応するつもりはないアナログな我が家であります(2011年からどうするかというとTVはもう見ないことにする)が、そうはいってもまだ数年あります。
そろそろヘッドの死にそうなVHSとはおさらばしなきゃなりませんかねぇ。


でも半分は見たぞ。
私、やっぱ、この連中は好きだなぁ…しみじみ。
初期のLevel42は、表面的には昔のカシオペアっぽい演奏もあるけど、ああいうフュージョンっ気はなくて、もっとずっとアフリカ英国領の雰囲気がある。Level42はすごくアーシーだと思う。

83年といえばちょうど同時期のライブ盤がありますが、やってることが似ていますね。ドラムソロ後のティンバレストリオ演奏のシーンもあったし。
それがこれ。

"THE RIVER SESSIONS"
UK盤しかない謎のCDです。マイナーでかつては比較的入手困難だったんだけど、最近はそうでもないかも。
これの特徴は、他にたくさん出回ってる音質の悪いライブ音源の怪しいCDらとは違って、公式リリース製品に勝るとも劣らぬような高音質。なので、ファンの間では人気があるライブ盤なのです。
POPになる以前のインスト歌半々ぐらいの頃で、若いのにかなり難しいことを体力だけでやっているため、荒々しい雑味のある演奏ながら、勢いがイイ。
この頃のマーク・キングはカッティングギターの役割と16分パーカッションの役割の両方を同時に完全に担う曲芸のようなベース。当時のギタリストBOONがあまり弾かない人だったからだろうね。それ故にベース弾きすぎのように見えるけど、ミュートサウンド以外の実音だけ拾って聴くと実は堅実で、音の選び方はお手本のようです。ただし歌は雑(笑)。しかたないか。
またベースばかりに耳がいってしまうバンドですが、この頃はキーボードもシンセサイザーが相当古いので味わいのある懐かしい音色が楽しめますな。

さて、チャリこいでスーパーまでおつかいに行ってくるかナ…<おばさんか

EVERYTHING IS EVERYTHING

2008-09-24 | (かつての)今日のBGM
放題は「新しきソウルの光と道」なんだってね(笑)知らなかった。
最近アマゾンから来たメールで、このアルバムの新しいUK盤をすすめられました。
どうやらリマスター盤のようです。
うちにあるこれは95年頃のUS盤ですが、たぶんこれより音が良いかもしれません。いいなぁ。でも同じCD2枚も買わないけどね。
いやぁ、2枚目を買うぐらいのは相当な物だけですよ。
私の場合、EW&FとLEVEL42だけ(笑)。
まぁ、出費相応には音は良くなってないことが多いですけどね、目当てはボーナストラックだったりするのよね。

というわけで、思い出したように久しぶりに聴いたDONNY HATHAWAYの1st.です。
ベーシスト的にはよく"LIVE"(世紀の超弩級名盤と言われる)でのウイリー・ウイークスがもてはやされることが多いですね。
でも彼はこのスタジオ録音の原曲のベースラインにかなり忠実なのです。
で、その原曲、スタジオでベース弾いたのは彼ではないのです。(ドラムもフレッド・ホワイトじゃないしね)
例えばこの1st.の1曲目"Voices Inside(Everything Is Everything)"の場合はなんとあのヴァーダインの師匠でもあり、EW&Fのフェニックスホーンズなどのトロンボーン奏者として名高いルイス・サターフィールドが、あの"ウイリー・ウイークス・ショウ"の素になった名リフを弾いてます。入りからイイんだこれが。
8曲目の"The Ghetto"の反復するグルーヴィな名リフにいたってはダニー本人がベースを弾いてるんだからまいりますよ。
いずれもシンプルの極みで、弾くのは全然難しくないけれど、思いつくのはまずあり得ない、スーパーリフと言えましょう。
ということで、スタジオ盤としてすでに完成されているこれら楽曲の数々を聴いて、そのオリジナリティとセンスのすばらしさに人は今宵も涙するわけです(笑)。


音楽はお布施ではない

2008-08-12 | (かつての)今日のBGM
今朝、突然のアイザック・ヘイズの訃報に驚く。ご冥福を祈る私です…。
私はカルト,新興宗教,営利的教団が大嫌いですが、アイザック・ヘイズの音楽は本当に大好きでした。ずっと音楽として惚れて買って聴いてきた、それだけだよ。
死に方も「らしく」謎っぽいですけど…、どうなんだろう、なんか謎っぽいですけど…。
まぁそこらへんにはもう触れません。
ただ名曲を聴きましょうか。これからも純粋に音楽として愛好し続けます。この人の音楽は録音がまたイイ。70~71年とかなのにね。
誰でも持ってる"SHAFT"も最高だけど、写真左手前の"TO BE CONTINUED"、こういうの(※)も忘れちゃいけないよ。この"THE LOOK OF LOVE"の音場感がたまんないよね。

※ カバー中心のアルバム構成。かつてオーティス・レディングもそうだったけど、あの当時のサザンソウルではあたりまえのようにカバーが多かった。

Amazonのあほ

2008-08-04 | (かつての)今日のBGM
いやぁ実に夏らしい。
昨日は食欲がないのでお昼に素麺とメバチマグロとスルメイカの刺身にしたんですが、
見事なまでに当たりました。
たぶんマグロの方だろうなぁ。なんか今日の刺身はぬるいなぁと思ったんだよな(笑)。果たしてマグロをたくさん食べた人の方が重症でしたし。私はイカ中心でしたからまだまし。
生ものが保たない時期です。それは常温で30分保ちません。氷と一緒にショッピングバッグに入れて持ち帰っても無駄無駄。どうしても食べたかったら冷凍を買うといいね。
全員気をつけるように。

さて。

我が贔屓のアシャンティ、刺身ついでに今年の新譜をやっとタワレコで買ってきました。

タワレコのポイントカードをふとみると去年の9月以来買い物をしていないことに気がつきました。ポイント失効ももったいないので。
つか、いかにアマゾンばっかりで買っていたかわかるというもの。

でもね、このアシャンティ、7/19に注文したのはいいんだけど、発送日がずるずる延びておととい届いたメールでは8/20発送になってました。
なんで?
めっちゃ売れ線でもめっずらしいマイナー盤でも古~い旧盤でもいずれでもない、
どこのお店でもあたりまえに売ってるごくふつうの今年盤だぜえ?
アマゾンだけ在庫が無く、一ヶ月以上入荷もない。
……んなあほな。
アマゾンはたまにこういう事がある。
人の心を感じない自動送信メールだけがいつまでも届く。
オートな合理とラクな怠けとをはき違えるな、奢る大企業サンよ。

昨日ためしにタワレコ行ったらあたりまえのように棚に乗ってたので、ポイントの件もありアマゾンをキャンセルして買ったのでした。

内容はあいかわらず、スッとしててすばらしい。
アシャンティは全作聴いてますが、絶対甘ったるかったりドロッとしてたりしない。どこかミント的。今の気分で言えばサクロン的(笑)。
私は世間的に不評な2作目の"Chapter II"がひんやり感が強く一番好きなんだけど、
今作もそれに通じるさらっと涼しい雰囲気があって、とても気に入りました。

久しぶりに新譜でいいと思った

2008-08-02 | (かつての)今日のBGM
DEATH CAB FOR CUTIE "NARROW STAIRS"

ジャケ買いのようでそうではなく、勢い買い。
流行モノと言えるほど、日本じゃ売れてない。
でも、
これは久しぶりに欲しいと思いましたし、聴いて、買って良かったと思いました。わりと好みの音楽かな。シンプルに気持ちが込められているアルバム。
表現に伸び縮みがあるくせに甘ったるいいやらしさがないのは下心無く真面目にやってるからでしょう、たぶん。勝手に解釈しちゃったけどさ。
個人的にドラムが素朴でかっこいいな。おっとドラムだけ語っちゃいけないね。
これでいい。

しかしなんだろねUSBケーブルのごちゃごちゃ配線(笑)。

Nigerian Marketplace

2008-07-24 | (かつての)今日のBGM
暑い一日が終わっても熱帯夜、疲れ果てた身体にこの一枚。
お友達に教わって、やっと買ったCDです。以前ウッドベースの話をしていたらこのピーターソントリオのベーシストはたぶん気に入るだろうってすすめられて。
比較的晩年のオスカー師匠のライブですが指は最高になめらかに動いてます。
録音質も良いですね。

ちょっと話がずれますが、かつて訃報時にオスカー・ピーターソンは"WE GET REQUESTS"しか持ってないことをブログで書きました。
はい、JAZZは何年経っても揃えられない未熟者です。JAZZだけは誰かに指南してもらわないと肝心な物を手にせずに人生終えてしまうでしょう。良いものをおすすめいただき感謝。
参考までにあっちのベーシストはご存知レイ・ブラウン。まぁベストなプレイだと思うけど、泣く子が黙ったり目ん玉飛び出たりはしないね。

一方、こっちのCDは…1曲目からやばい。
これはすげぇ!泣く子も黙る感じ。

なんだっけ、えーと…ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン。
アルファベットじゃ文字化けしそうで書きません。デンマーク人。
簡単に言えば、ウッドで16ビートが特徴という人。
でも簡単に言っちゃいけない。
凄腕?そんなのはあたりまえ。そんなことだけで気に入るかっちゅうの。
うまい、はやい、すごい…そんなんじゃないのよ。うまいのよ、はやいの、すごいの。でも、感じるのは、
かっちょええ!!!そういう感じ。
耳がついついベースに行っちゃう。
しかも超絶技巧的な事で目立っているんじゃなくて、こう書くと失礼かもしれないけどノリノリ系(笑)な一面が光ってるね。
ペデルセンはリズム感が武器ね。
リズムの流れを素速く泳ぐ感じ。独特。
暴走する豚の群れの合間を縫ってジョーにパンチを入れた力石みたいなもんだ(笑)。
だからふつうに4ビートでウォーキングして「いない」時が特にすばらしいですね(いや、ウォーキングだって水の如しでいいんだよ、けどね)。
例えば1曲目のようなジャズではあまり聴かないようなこてこてしたリフで展開している時とかたまんないね!
これがまた音もユニーク。モダンなエレベみたいなミッドの利いた粒立ちの良い音なんだよ。どういう指なんだ?(音については録音にもよるので、いつもこうだとは限りませんが)
調べたら世評でもペデルセンと言えば真っ先にこの名演みたいじゃないですか。
よそ様のブログじゃよく「ジャコのように」云々と評されていることが多いけど、私から言わせてもらえればちょっと違うんだよね。16ブブブブ弾くのはジャコしか知らんですかねぇ一般ズ~ジャリスナーは。私なら「ジェリー・ジェモットのように」と書きたいですね。さっきも書いた1曲目のタイトルソングなんかベースはまるでR&Bですよ。キング・カーティスのバックバンドの演奏に通じるような、西アフリカ的な黒人風味をすごく感じるんですね。でもこの人は北欧の人。つまり見事にNigerianな雰囲気を表現しているんです。すごいよねぇ!

で、これはこういうこと書いているときに必ずお決まりなんだけど、例によって、あれだけ弾きまくって主張していながらだ、オスカー師匠のあの珠玉系ピアノの邪魔をしていない!つまり必要なものを提供しているんだよ!!

まぁたった1枚聴いただけで語るのも暴挙でしょう。

ちょっと、ペデルセン、追求したくなってきましたねえ。

Skyy

2008-07-10 | (かつての)今日のBGM
キッチュ風味なCDですね(笑)。
これは日本じゃめ~ったに売っていないSkyyの4作目、その名も"Skyy Line"('82)。<笑わすな

アマゾンの「米国カリフォルニアから発送」なーんて書いてある出品モノをおそるおそる注文。
発注してから忘れた10日後に届きました。ひやひやするなぁ。

このアルバムを選んだ理由は"Jam The Box"という、どファンク曲が入っているから。
この曲はどのベスト盤(何種類かある)にも入ってないんだよね。

実はSkyyについてはほとんど知りませんでした。
全曲聴いた感じはTHE B.B.Q. BANDとDAYTONとSLAVEを足して3で割った感じと言えばいいかな。CAMEOやLTD風味もちょこっと混ざってるけどあんな一流組ではありません。B級にもほどがある。今いくつか名を挙げたいずれのバンドも演奏はすごい。でもSkyyはすごくない(笑)。
一般的に間違いなくダサいけど、でも自分的にはかっちょいい部類なのです。

あのね、演奏技術だけで音楽は愛せないよ。

CD2枚

2008-07-07 | (かつての)今日のBGM
左は私の大好きなMINT CONDITIONの新譜(ちゅうても例によって、出たのはちょっと前のこと)。もうねこの連中のは全作持ってますよ。
いまどきアコースティックな演奏でずーっとがんばっている貴重なじっとり系黒人バンドです。
前はそういうバンドも少しはあったんだよ。有名なとこじゃTony Toni Toneとか、Joe Publicとかさ。
Tony~のVo.だったあのラフェエル・サディークはベーシストでして、小原礼にも通じる少音数の味わい系プレイがかっこよくて、歌もまた良くてね。
MINT~の場合もVo.はドラマーで、最小限の手数で最大限のかっこよさ。これまた良い声でしてね。音楽は違うけどある意味似ている存在かな。
こういうバンドは世界遺産なんだよ(笑)。
前作もマイナーレーベルだったけど、すごく良い音楽をやっているからね今後もずっと買いますよ。メジャー落ちしようがかまわんって。音楽活動ってのはね、止めなきゃ良いんですよ。

一方。
右のJordin Sparksは、このお方かなりお若いんですけど、"No Air"での新人離れした歌い上げっぷりに感銘を受けてアルバムを買ってしまいました。
もう声帯とか肺活量(排気量と言いたいw)とかが全然違う感じ。
この鼻孔で空気吸われたらそりゃノーエアーだわ(笑)。唇もすっげぇ分厚いぜ。
こりゃ楽器だよね。ホーンと同じなのですよ。
ところが、
他の曲もそうかと期待して聴くと、
アルバム内容はSOULって感じがしない。
案外さわやかPOPSでした。日曜の朝から聴けます。
どうやら「実力を遺憾なく発揮」しない方向性なのね。ちょっともったいないと思いましたよ。
でも鼻孔がすごくてもうら若きアイドルシンガーですもんね、しょうがないか。

Ego Trippin

2008-06-21 | (かつての)今日のBGM
これまた全然最近でもないんだけど
Snoop Doggの新作を震えた手でぽちっと買いました。<いつまでひっぱる

実は、私はインターネットラジオで耳にした曲"Sensual Seduction"が欲しくて探してたんですね。
でもどう探しても、その曲はシングルでしか売られていないのです。
だから未収録のアルバムなんか買うの止めてたんです。
ところが最近よく調べてみると、どうもアルバム収録の"Sexual Eruption"がなんと同じ曲だとわかりまして("Sensual Seduction"はクリーンバージョンだったわけ)、今頃慌てて買ってきたのでした。
前からどうも似た語呂の曲名で怪しいなぁと思っていたら、やっぱりね。試聴したらオケが同じ。試聴できてよかったわ。
歌詞を差し障りのない内容に換えて、歌詞に厳しい国で売るのはよくあることだからね。

アルバム全体を聴いた中では、THE TIMEの"COOL"ネタがすばらしすぎるねぇ!<俺はやっぱりね

そんなことはさておき、このジャケ写真の車を見てよ。
ブルーバードじゃねえか?!
(510の北米仕様ワゴンだよ!)


ところで、
先日載せたジム・コウプリーのアルバムについてはもうちょっとプッシュさせてもらいましょう。

まず、
ジェフ・ベックとCharが参加していると書いたんだけど、
この二人をおのずと比較することになってしまいます。
改めて何度か聴くと、ジャフ・ベックって、いい音出すなぁって感心しますよ。Charが悪いんじゃなくて。

あとは、
後半14曲目で"Skank it"という曲を演ってますけど、
これは98年のRETURN OF THE HEADHUNTERS(ハービーのね)の2曲目のあの、こてこてハードバップファンクの曲です。
ポール・ジャクソンが2音だけでひたすら機関車のように牽引していく、ほんとにかっちょええグルーヴの曲なんですけど、
ここはドラマーの素性がはっきり出ちゃう曲でもあるんだよ。
前作はご存知マイク・クラーク、今作は当然ジム・コウブリー。たぶんお互いこのノリは十八番だと思うんだけど、ジム・コウブリーがマイク・クラーク風味に呑まれていない所がすごいんだよね。

ちなみに、私はかなり昔、生でこの"Skank it"をプレイするポール・ジャクソンを拝んだことがあります。だから結構すり込まれているというのもあるけど、どうやらポール・ジャクソンがこの曲については相当好きなんだなと思いましたね。


長く楽しめそうな2枚です

2008-06-18 | (かつての)今日のBGM
リリースされてちょっと経ちましたけど、新譜CD2枚買いました。

左が、私の大好きなドラマー、ジム・コウプリーのソロ。
Charのサイケデリックスのドラマーと言えばわかる?
この人はとにかくハット。
キレが尋常じゃない。ロールもすごい。そういうとこはジンガイ特有だね。
参加メンツには当然Charやポール・ジャクソンが入っているし、
ジェフ・ベックやピノ・パラディーノも入ってることが売りみたい。
だけど、個人的にはボーカルがピーター・コックスなのが嬉しい驚きでした。
かつてのGO WESTの人ですよ。
ブルーアイドソウルシンガーとして私が非常に高く評価している男ですが、
最近まで何をしていたのかさっぱり不明。(調べる気はない)
とても好きなボーカルの一人だったし、なんと生で観たこともあるんだよ!
うまいしね。独特の裏声のドライな感じが魅力。
懐かしくて嬉しいですね。

一方、右は、SPACE CIRCUSのFUNKY CARAVANの復刻CD。
昔から「すごい」「すごい」と言われ続けて、
でも結局レコードは手に入れることなく、
今回やっと聴くことができました。
ホントにすごいです、若い頃の岡野ハジメ様。(ドラムもすごいわ)


おまけコーナー。
このたび私は間違えたのか、ぽちっと押した手が震えていたのか、
どういうわけかこのFUNKY CARAVANを2枚も買ってしまいました(爆)。
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