鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

二本松少年隊

2007-01-16 22:54:57 | 提案・要望

 高橋 辰治  13歳

 遊佐 辰弥  13歳 

 徳田 鉄吉  13歳

 岡山篤次郎  13歳 

 成田才次郎  14歳

 木村丈太郎  14歳

 奥田午之介  15歳

 田中 三治  16歳

 上崎 鉄蔵  16歳

 根来梶之助  16歳

 小沢 幾弥  17歳

 大桶勝十郎  17歳

 岩本清次郎  17歳

 中村久次郎  17歳

 

 以上14名は、戊辰戦争のとき、土佐藩を中心とした薩長西軍が二本松藩領内に攻め入ってきたときに、大壇口にて戦い戦死した二本松少年隊員の名前と数え年の年齢です。

 

 二本松藩内各地に出陣した二本松少年隊は62名いたそうですが、大壇口に出陣した少年隊は、木村隊長、二階堂副隊長以下20名の少年たちで、20名のうち14名が戦死し、6名が負傷したとのことです。

 年齢は数え年ということなので、満年齢にすると12歳から16歳ですか、いくら元服は終わったとはいえ、現代でいえば小学校6年生くらいから高校1年生にあたりますか、彼らが火縄銃と百匁銃、刀で土佐藩、薩摩藩、長州藩の大人の兵隊と戦いました。戦わざるを得ないようになってしまいました。

 時代遅れの兵器を使い、古畳を胸壁として戦うこと二時間で敗れてしまったということです。

 

 会津白虎隊二番隊と異なるところは、切腹とか言う自刃ではなく、稚拙ではあっても戦って死んだ、殺された、誰に、直接は西軍に、二本松藩に。

 

 成田才次郎少年は、傷つき息も絶え絶えになりながらも城下に引き上げてきたとき、「敵兵をもう一人刺してからでないと死ねない」という必死の覚悟で、戦い済んだ城下を見回っていた十数人の西軍にふらふらになって近付き、油断があったのでしょう、その中の隊長らしき者を刺殺して息絶えたという話しが語り伝えられているそうです。

 明治元年7月29日のことです。

 

 最後にもう一度、戦死した少年たちの名前を書かせていただいて、ご冥福を祈ります。

 高橋 辰治 ・ 遊佐 辰弥 ・ 徳田 鉄吉 ・ 岡山篤次郎  ・ 成田才次郎 ・ 木村丈太郎 ・ 奥田午之介 ・ 田中 三治  ・ 上崎 鉄蔵 ・ 根来梶之助 ・ 小沢 幾弥 ・ 大桶勝十郎  ・ 岩本清次郎 ・ 中村久次郎  (合掌) 


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石油について

2007-01-15 22:33:43 | 提案・要望

 以前は今日15日が成人の日でした。今でも成人の日といえば1月15日という意識があります。成人の日という祝日が15日にあり、休みだということで、前日に行われる「どんと祭」も遅くまで賑わったということもあるのですが、それが翌日は休みの日ではないということで、折角の盛大なお祭りだったのに、こじんまりとした品行方正?なお祭りになってしまいました。お参りの人も以前よりは少なくなったし・・・。

 

 写真は広瀬川、澱橋上流の丁度県立美術館の下にあたります。1週間前と比べると、水位は30cmは落ちていますか。手前の葦の塊を、1週間前(8日)の写真と比べてみてもらえると分かると思います。大体これが平水といってもいいでしょう。

 でも、濁りは全く取れていません。長く続く濁りです。気になります。

 

 今年のAERA、NO.1合併号。表紙を飾るのは浅田 真央ちゃんです。その中の記事ですが、観点、視点が面白いと思いましたので、少し紹介させていただきます。

 「省エネ無用ー養老孟司07年逆説の暴論」『早く石油を使い切れ!!』という題です。結論は「省エネなんて大間違い。限りある資源だからこそ一刻も早く使い切り、その先に待つ幸せな地球へ。」

 

 石油がなくなれば、どういうことが起きるか、それが生活にどのような影響を与えるか、ということがおもしろく書かれています。

 ・石油に頼らずに生活していけるテリトリーの大きさが自ずと決まるので、人間は分散して住むしかなくなる、否応なく地方分権の社会ができる。

 ・石油がなくなれば、食べるために体を使わざるを得なくなり、生活習慣病がなくなり、病院に来るのはまともな病気の人だけになる。

 ・子どもも不便な環境では体を使わざるを得なくなり、心の問題も解決する。

 ・人間は石油を使って機械を便利に使ってきたが、そのために人間が壊れてしまったが、石油がなくなれば、人手も手間もかかる人間らしい仕事をするようになる。

 ・そして、石油がなくなれば、地域紛争や戦争がなくなる。ほとんどの戦争の原因は石油である。石油に振り回されてきた。

 

 国際石油資本の推計では、可採年数は40.5年。国際エネルギー機関は生産量のピークの目安として2028-2032年(標準的シナリオ)としているそうです。

 

 確かに石炭から石油に変わって、人間はここまで発展(といえるのであれば)してきましたが、その間夥しい殺し合いを繰り返し、現在も継続しています。イランやイラクでの戦争ももとをただせば石油利権がらみのものです。

 太平洋戦争だってアメリカから石油が入ってこなくなるということが開戦に踏み切らせたわけで、石油は何と罪作りなものであることか(といえないこともないのでは)!!

 どっちみちなくなることは分かっているのですから、原子力を代替エネルギーにするというのではなく、人間が人間らしい生活ができるようなつつましい社会というものを考えてみる必要があるでしょう。


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どんと祭その5

2007-01-14 22:27:20 | 提案・要望

 どんと祭につきものといえば、裸参りです。企業や大学、病院等からの参加者が多いです。世の中が不況になればなるほど、参加者は多くなるようです。

 裸参りにはちゃんと正式な装いがあります。写真はこれから火の周りを一周すべく待機しているある団体の裸参りの一団です。

 下からみると、わらじ・白足袋・股引き?・さらし・鉢巻・口には5円玉をはさんだ半紙・手には手甲をし、鐘を持ち・そうそうさらしにはごへいそくのついた注連縄(しめなわ)、ということになりますか。にぎやかな行列となります。

 きちんと調べてからお知らせすればいいのですが、不勉強かつ不親切?ですみません。

 裸参りは、男だけということはなく、女性の裸参りも多くなっています。女性の写真のほうがよかったかもしれませんが、ご容赦を。来年は女性の写真もアップするように努力します。一年間お待ちください。実際、女性の方がカッコいいように思います。

 どんと祭というと、人出も多いですが、出店も凄いものでした。

 夜出かけると、参道の前、国道48号線のところから規制されたものですが、いまはそういうことはないようです。

 そして出店も、今は警察の取り締まりというか抑制のために、以前と比べるとかなり減ってきました。我が家では必ず仙台駄菓子を買うことにしています。今日も買ってきました。

 何にしても、今年一年少しでもいい年でありますように。

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どんと祭その4

2007-01-14 21:48:00 | 提案・要望

 この写真は、全体が燃え盛っているところです。

 これが真夜中まで燃え盛ります。翌朝になると、当然火は下火に、ほとんど消えかかっていますが、まだ完全には消えてはいません。

 子どもの頃か、一度翌日の朝出かけて見たことがありますが、その時は松飾と一緒に燃えた小銭を拾うことができました。

 お賽銭を松飾とともに投げ入れるためなのでしょうか。

 今日は風がなかったからでしょうか、消防自動車は待機していませんでした。

 


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どんと祭その3

2007-01-14 21:31:25 | 提案・要望

 写真は地域の政治家や著名人による松飾への火入れの模様です。

 はじめは我々は松飾の山のすぐそばで一連の儀式を見ていましたが、放送で3メートルお下がりくださいと何度もコールされ、従事者(警戒している人たち)からも熱くなって大変だから下がった方がいいよ、火はあっという間に燃え広がるし、ともいわれました。

 実際点火してから燃え広がるのは早かった。正に燎原の燃え盛る火とでもいうのか、思っていたよりも早い火の回りでした。雨や雪が降らないから、空気が乾燥しているためでしょうが。

 と同時に、火の熱さがみるみる伝わってきます。顔にまともに熱さがぶつかってきます。5メートル位も離れているというのに。手をかざして、熱さから顔を防御します。

 本来は、どんと祭の火に当ることによって、一年の無病息災をお願いするというものなのですが、こうも熱いとじっとしてはいられません。

 全身十分に火にあたってきました。


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どんと祭その2

2007-01-14 21:15:10 | 提案・要望

 写真は火入れ前の儀式が行われているところです。

 神主が3人きて、祝詞を読み上げたりしました。祭壇に向かってお辞儀をするときには90度近くも腰を曲げます。(人物が小さくてすみません。でも、これから松飾の量の多さが分かっていただけるのではないでしょうか。)

 どこから持ってきたのかは分かりませんが、ご神火からろうそくに点火して、そこから地域の著名人?たちが持つたいまつに点火します。

 その間15分くらいですか。

(今9時13分 「華麗なる一族」の放送が始まりました。最初からエキサイティングなシーンが続き、ついつい見とれてしまいました。)


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どんと祭その1

2007-01-14 21:00:56 | 提案・要望

 今日14日は全国どこでも行われているかと思いますが、仙台でも恒例の「どんと祭」が盛大に、お正月にお別れするかのように行われています。

 最新は「その5」になりますが、「その1」から読んでください。写真5枚を一度に掲載できればいいのですが、自信がないので、写真1枚につき簡単なコメントを加えていきますのでよろしく。

 今日は幸いにも日曜日です。仕事も休みでしたので、火入れを見ながらお参りしようということにして、3時45分頃家族3人で近くの大崎八幡宮に出かけました。もちろん松飾を持って。

 昔はビニール袋に入れてそのまま燃やしていましたが、今は環境を考えて、ビニール製品は一切取り外して、新聞紙でくるみ、紐も自然繊維の紐で結び、持っていきました。

 4時少し前に大崎八幡宮の境内に到着。ここに来るのに約100段の石段を昇らなければなりません。

 既に写真のように各家庭の松飾が山のように積まれていました。直径は10メートル以上もありますか。とにかく凄い量です。

 沢山の市民が幾重にも取り囲んで火入れを待っています。もちろんテレビも沢山来ています。

 どんと祭というと、いつもとても寒いというイメージがあるのですが、今日は大して寒くもなく、参拝するには助かりました。


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鮎の産卵

2007-01-13 23:26:38 | お知らせ

 昨日かおとといの朝日新聞の社会面の一番左端の「青鉛筆」の記事。

 静岡県清水町を流れる狩野川の支流、柿田川で年を越した現在も鮎の産卵が続いているとのことです。いやはや、びっくりです。

 柿田川は狩野川の支流ですが、それでも一級河川で、それも日本最短の一級河川だそうです。長さは何と1200メートル。たったの1.2キロメートル。

 一日100万トンの湧水、これはもちろん富士山からの湧水ですが、この量は東洋一とか。それでも年々湧水量は減少しているといいます。 

 水温は15度で、これは年間を通じて変わらないとか。当然冬場は狩野川より高い水温となります。

 

 記事では、「体が小さく、産卵し遅れた個体が、暖かい水を求めて集まってくるのだろう」ということです。

 この記事を読みながら、あれ、こういう記事は前にも読んだことがあるなと思いました。写真入りで結構大きな記事であったなと思い、自分の過去の釣り記録というか、釣りや川に関する記事を集めたノートを見てみたのですが、見つかりませんでした。

 

 これは、今年に限ったことではないはずですよね。

 まあ、何にしても我々みちのくに住む住民からは全くもって信じられないことです。そもそも狩野川では12月くらいまで竿を出すことが狩野(=可能)とかいいます。

 地元の広瀬川は7月、8月の2ヶ月余しか楽しみがないのに・・・。

 

  それはそうと、明日からTBS系列で「華麗なる一族」が放送されます。何回連続かは知りません。

 別にTBSの回し者ではありませんが、こういう重厚なテレビドラマを見てみるのもいいのではないでしょうか。なんてったって、原作は山崎豊子ですから。

 「大地の子」のような大きな感動を与えてくれるかも知れません。

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ツボカビ

2007-01-12 22:25:27 | 思いつくまま

 今日の新聞ですが、「両生類殺すカビ 国内初確認」「関東地方で飼育のカエル」という記事。

 皮膚に寄生し、増殖するとカエルやサンショウウオなどの両生類を90%以上の高率で殺す真菌「ツボカビ」に感染した例が昨年、関東地方の飼育カエルで国内で初めて確認されていたとのこと。

 でも、このカビは人間を含む哺乳類や鳥類、爬虫類には感染せず危険はない、ということですが、気になるのは、では「魚類」はどうなのかということです。

 釣り=命の自分としては、真っ先にそのことが心配になりました。両生類と魚類は成育環境が似ているのではないですか。これは由々しき事態にならないともかぎらないのではないでしょうか。

 

 というのも、ツボカビが突然変異して、魚類にも感染することになるかもしれないではないですか。釣りをこよなく愛する人々よ!心配になりませんか。

 

  きのうですか、宮崎県清武町で、一年ぶりに高病原性鳥インフルエンザにより養鶏場で750羽の鶏が死んだということです。一年前は茨城県で発生しました。

 H5N1鳥インフルエンザは鳥から鳥に感染し、ついで鳥から人に感染するようになり、今は人から人への感染が確認されています。

 これは、鳥インフルエンザが突然変異で「新型インフルエンザ」となったことにより、感染範囲が広まってきたということです。

 全世界で数千万人が亡くなったスペイン風邪も、鳥インフルエンザから変異した新型インフルエンザが感染源だということです。

 

  こういうことから考えると、「ツボカビ」も突然変異を起こさないとはいえないのではないでしょうか。鮎についていえば、冷水病が大きな問題となり、ようやく予防する薬が発明されたばかりで、さらに新型ツボカビが蔓延するようなことになったら、日本の川はおしまい、全滅になります。

 これが考えすぎで終われば嬉しいのですが、果たしてそうなってくれるかどうか・・・。

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Nannno Kimagureka?

2007-01-11 23:44:01 | 思いつくまま

  Imaha 11ji18hun. zannnennagara 1gatu11niti gogo11ji11hun ha sugitesimaimasita. sekkauno 1narabi dattanodesuga・・・

  .1tigatumo tyuujunni nattesimaimasita.

  Miyazawakenjini roumajinikki toiumonoga arimasita.  Mounannnen maeninarudesyouka iwanamibunkode deteimasita. Hensyuusyaha imahanaki Kuwabara Takeo desita.

  Yondakataha orimasuka. Mukasinokotodearusi naiyouha sukkari wasuretesimatte imasuga ,naze karega roumajide nikkiwo kaitaka, kakanakereba naranakattaka,nihongodeha kakenakatta,kakidurakatta toiukotodesu.

  Sutoreitoni kakenakattakarakoso roumajini sitanodesu. Kiwamete kojintekina seinikakawarukotonadoga kakareteitanodeha nakattakanato omoimasu.

  Deha watasimo souiukotowo kakunokato omowareruto komarunodesuga,kibuntenkan toiunoka,omoitukide kakidasiteha mitamonono koreijou sakiniha susumesouni arimasen.

   Ima gakkoudeha roumaji kyouikuha sareteirunodesyouka.

  Omoidasuto watasiha roumajino jikanga sukidesitane.  Korega onaji nihongokato odorokuto doujini ,nihongono husigisawo kanjitayouni kiokusiteimasu(sonnani kiokuryokuga iihazuha nainodesuga???).

  Hiraganedemo, katakanademo, kanjidemo,kanjikanamajiridemo,sosite roumajidemo kakukotogadekiru toiunoha sugoikotodesu.

  Sugoigengodesu.

  Sou sou,meijino syokini Nisi Amaneha kokusaikanotameni nihongowo haisisite roumajinisiyouto ittanodehanakattadesyouka?

  Nihongotte husigina gengodesune.

   Roumajide situreisimasita.

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残念です・・・。

2007-01-10 22:28:28 | お知らせ

 今日の昼前、メールが入りました。

 「急募!TBS日曜劇場『華麗なる一族』エキストラ」

 それが何と来週の水曜日(17日)の午後2時から7時くらいまでとのことで、応募したくても丁度その時間大事な会議があり、出られません。

 残念!無念!です。

 去年の段階で、今年もエキストラを募集するということは聞いて知ってはいましたので、内心楽しみにしていたのですが、如何せん日程がうまくいかない!

 

  案内によると、中身は全く去年のときと同じで、同じ海沿いにある鉄鋼会社で収録するようです。

 身長は160から180センチの、短髪・黒髪(茶髪ではない)(私は茶髪ではないですが、白髪が多いので、それでもいいかと問い合わせたりもしました。もちろんOKでしたが。)の20から60代の男性30名、エキストラの内容は、鉄工所で働く作業員の役です。

 また、あの懐かしいボンネット式のトラックとかも運んでくるのでしょうか。東京からもエキストラがやってくるのでしょうか。

 

 私が出たときは、阪神特殊製鋼でも2年後に高炉を建設することになったことを専務である木村拓哉が我々労働者に発表し、現場では喜びに盛り上がった場面。そして鉄くずを満載したトラックが工場にやってくるのを喜び勇んで迎え入れるという場面でした。

 今回は、その計画が、銀行からの借入金がうまくいかないため、どんなに頑張っても高炉の建設が難しくなったということを誠意を持って現場の労働者に話して理解してもらおうとかいう場面となるのでしょうか。あくまでも推測の域をでませんが。

 

 あと4日で放送がスタートします。

 出る出ない(写る写らない)に関係なく、楽しみにしています。

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野宿者

2007-01-09 21:33:53 | 思いつくまま

 今日の朝日新聞の社説の一つは、「野宿者襲撃 社会のまなざしが透ける」と題して、いわゆるホームレスを襲撃する社会の病理について書いています。

 昨年11月に愛知県岡崎市での中学生たちによる野宿者襲撃事件に触れ、次のように言っています。

 「世間を避ける野宿者をあえて標的にするのは、多くが少年たちだ。彼らに誤った考えを植えつけたのは、野宿者を見て見ぬふりをし、厄介者扱いしている大人の社会だろう。」 そして、ホームレス自立支援法が施行され、大都市の野宿者はかなり減ったが、地方都市は対策が遅れている。自治体が公共施設の適正利用を盾に、公園から野宿者を追い出す動きが加速しているが、このような荒っぽいやり方が偏見を広げてはいないだろうか、と疑問を投げかけています。

 今年、国は全国で実態調査を実施することになっているが、これまでの支援方法でよかったのか考えて欲しいとも。

 びっくりしたのは、大阪市のある小学校で学校に野宿者を招いて授業をしたといいます。野宿者本人から話しを聞いて、子どもたちにとってもよかったようです。

 今、大阪市の長居公園では、ホームレスを公園から追い出そうとしているそうです。夏にですか、スポーツの国際大会かなんかがあるそうで、そのために追い出しを図っているとか。

 同じ大阪市でも、小学校ではホームレスを学校に招いて、授業をしているかと思えば、大会のために公園から追い出そうとしている。大阪は全国で一番ホームレスの数が多いところですから、いろんな動きがあってもおかしくはないのですが。

 

 仙台市にもホームレスは数百人(200人前後?)いますが、話しによると東北地方からも集まってきているようです。その理由が、各自治体の担当者から仙台市は住みやすいからと言われているからとか。

 去年までは、広瀬川の澱橋のたもとにもホームレスが数人で住んでいましたが、今はどこかに行ってしまいました。

 

 ホームレスに対する一般市民の反応は、汚い・怖いというもので、悪い・嫌な印象をもっているのでしょうが、それには往々にして偏見が影響しているのではないかと思います。

 実は、私もいい印象は持っていませんでしたが、あることでホームレスの人たちの結核検診にかかわったことで、彼らや彼らの支援者と話しをすることになり、なんだ彼らも普通の人間ではないか、と思うようになり、偏見からはかなり自由になったつもりです。

 

 今は、日本国憲法第25条の規定を持ち出すまでもなく、半ば冗談と言えなくもないですが、「ホームレスになっても生きていける社会」があることはいいことだと思っています。

 大半の人は、自分はホームレスとは全く関係がないと思って生活しているのでしょうが、このまま社会が、ほんの一部の富める人と圧倒的多数の貧しい人を生み出し続けている現状では、誰だってホームレスになる恐れは十分にあると思います。ゆめゆめ自分とは関係のないことだと楽観することはやめて、現在の社会の動向に十分注目していく必要があります。

 ということは、ホームレスに対しての偏見は持たないようにすべきであり、毛嫌いするだけではなく、どうしたらいいのか自分のこととして考えてみることが大切ではないでしょうか。(偽善者と思いますか?)

 

  朝の出勤のとき、あるコンビニの前に置かれる営業用のゴミ袋、そこには期限切れとなり廃棄された食料品も含まれています。

 職場までの間に、コンビニはたくさんあるけれど、ホームレスに食料を提供するような形でごみだしをしているコンビニはここだけです。

 朝の7時50分前後にゴミを出します。それより少し前から3人、時に4人くらいの男のホームレスがビルの柱の陰に立って、待っています。そのコンビニの前は歩道になっていて、サラリーマン・OLが沢山行き来します。また、歩道の車道寄りには自転車が何台も駐輪しています。

 ゴミ袋は、2から3袋出されます。出されると待ってましたとばかりに、ホームレスがやってきて、袋を開けて、選別して食料品を取り出します。人の往来はほとんど気にすることなく、黙々と賞味期限切れ食料品を取り出しています。

 いつまで、このコンビニがこのようなやり方を続けていくのか分かりません。やり方を変えたら、ホームレスはどうするのか分かりません。

 

  12月26日の新聞によると、「コンビニ弁当 売れ残ったら飼料に」「農水・環境両省 広域収集認め 後押しへ」と題していろいろ書いています。

 それによると、2004年度の食品廃棄物は約1100万トン、うち、食品小売業は約260万トンで、コンビニはその1割弱を占めると言うことです。

 これは食品リサイクルの一環で、食品リサイクル法を改正して、リサイクルループ(食の循環利用)の認証制度を創設するそうです。 

 また、これは別のところで見た記事ですが、日本では毎日2000万人分の食料が賞味期限切れ等の理由で捨てられているとか。

 これを読んで皆さんはどう考えますか。

 

 今日本は冬です。いくら暖冬といわれても寒いです。1月6日のJANJANの記事によると、ホームレスは夜凍死しないために、空き缶を拾っているか、一晩中歩いているそうです。

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成人式

2007-01-08 22:24:17 | 思いつくまま

 今日1月8日は成人式。1月の第2月曜日が成人式となってから、どれくらい経つのでしょうか。

 第2月曜日となる前は、1月15日が成人式と決められていました。そのイメージが強く残っているため、8日が成人式といわれても、なんかピンと来ません。馴染めません。

 これが、8日ではなく、せめて10日過ぎだったら少しは違ってくるのでしょうが。

 

 仙台市の成人式は、太白区の仙台市体育館で、800万円の予算を使って、8日の午後開催されました。

 成人式を迎えたのは、13,400人くらいで、約7,000人が式典に出席したそうです。半分以上の人が出席したことになります。よく出席したなあと、変なところに感心したり・・・。

 明け方まで強い雨が降っていましたが、その後止んで、成人式に出席する本人や家族はほっとしたことでしょう、ことに娘さんが成人する家では。

 

 何年前になるでしょうか、仙台市の成人式で酒に酔った若者が騒いで、講演者の吉村教授(古代エジプトの研究者)が怒って、途中で講演をやめたことがありました。そのため成人式をどのように運営していくか、いろいろ知恵を出し合いました。

 そのころは全国的に成人式が荒れて、国民の顰蹙をかったものです。そのときと比べると大分よくなったようです。

 

  私から成人された若者にひとこと;

 選挙権を持つことになったのだから、政治状況に注目して欲しいと。誰に投票するか、どの党に投票するか、真剣に考えて投票しないと、本当に大変なことになってしまいますよと。自分自身の問題です。

 安倍内閣は、任期中に憲法を改正(改悪)すると明言しています。教育基本法の改悪とともに、愛国心や公共意識が強制されていくでしょうし、ニート対策と称して、強制的なボランティア活動、それが嵩じて徴兵制が敷かれ、アメリカ軍の指揮のもと海外へも派遣されてしまうことになるでしょう。

 その恐れがとっても強い。このままいけば絶対にそのようになってしまう。 それでいいのかどうか、新しく選挙権を手に入れた若い皆さんに真剣に考えて欲しいと切望します。

 

 本来憲法は、国民の人権を守るために権力者を縛るものなのに、改悪によって、逆転されてしまう。180度変わって、権力者が国民を、国民の自由や権利を制限しようとするものになってしまう。国民主権が、名ばかりのものになりかねない。とんでもない時代になりかねません。

 それとあわせて、共謀罪が制定されたら、政府権力者に言葉でさえも自由に文句を言えなくなってしまう。政府の政策に反対行動はおろか、冗談でも酔っ払ってでも文句を言えなくなってしまうような世の中になってしまったらどうなりますか。

 でもこのことは、なにも若者だけの問題ではない。我々親の世代の問題でもあるのですが、如何せん世の中には目先の利益だけを追い、全体のこと、将来のことをまじめに考えようとしない大人がなんと多いことか。

 安倍内閣が不人気になってきたら、なんとまた小泉の復権を望む輩が発言するようになってきました。恐ろしいのは、依然として小泉人気が、おばちゃん連中を中心として強いということです。どこまでお人よしというか、馬鹿にされれば気がつくというのか、自分で自分の首を絞めているのに。

 小泉が復権したとしても、以前のようには行かないでしょうが、ますます売国奴振りを発揮して、アメリカの属国、いや国ならまだいいほうで、属州になりかねない。これが杞憂であればいいのですが。

 

 若い力で、政治を変えられればどんなに素晴らしいことか!!一緒にやって行きたいと思います。

 

  写真は、澱橋上流の広瀬川です。おとといくらいはこれよりも1メートルくらいも高水でした。草木がなぎ倒されていました。

 冷夏が予想されていますが、これから毎週月曜日の午後、ここで定点観測ならぬ、定点撮影していこうかなと考えています。どうなりますか・・・。 


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今日はパス

2007-01-07 23:45:09 | 提案・要望

 今、朝日TVで「白虎隊」を見終わったばかりです。

 

 全国でどのくらいの人が見たのでしょうか。視聴率は如何ほどか? 

 

 見た人は、どう思ったでしょうか。

 

 白虎隊、会津、戊辰戦争についてはいろいろと書きたいことがあります。

 ありますが、テレビの余韻が残っているのと、今日の残された時間が20分しかなくなったので、今日はブログなしにさせていただきます。

 ご了承ください。

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この天気は???

2007-01-06 22:51:45 | お知らせ

 発達した低気圧の影響で、一日中雨、午前中は小雨、午後から本降り、夜には止んだが、風が出てきたり、全く変な天気です。

 これが、冬でなかったら何もおかしくはないのですが、冬真っ盛り、お正月の6日目です。本来なら雪が降って当たり前なのに、雨ですから。

 今まで一回も雪らしい雪は降っていません。今までですと、クリスマス前後に水分の多いどか雪が降るか、仕事始めの頃に雪が降ったりしていたのですが、一体今冬はどうなったのでしょうか。

 

 広瀬川の上流には仙台市民の水がめである大倉ダムがあります。水源地としてのダムは、広瀬川に大倉ダム、名取川に釜房ダムがあります。(広瀬川は名取川水系の川です。) 

 私は気がつかなかったのですが、妻が昨夜堤防のサイレンがなっていたといいます。そして、今朝も赤色等が回転しているといっていました。つまり、大倉ダムは満杯になるのを心配して予め放水して水量を減らしておこうとしたのでしょう。 そのくらい雨が降ると予想していたのでしょう。

 今朝の朝日新聞の県内版に小さい記事が載っていました。

 「放流ゲートに異常作動発生」という見出しで、やはり週末に予想される大雨に備えてダムの水位を下げようとゲートを開いたとのことです。

 これにはおまけがあり、4門のゲートを4センチ上げる予定だったのが、1門が1メートル88センチも上がってしまい、そのため32,000トンの水が放水されたとのことです。

 そのためだったのか、昼前に見た広瀬川は増水し濁流となっていました。

 

 しかし、4センチ上げようとしたのに、188センチも上がってしまうとはどういうことでしょうか。当然コンピューター管理をしているのでしょうが、これでは心配になってきます。

 何しろ私のうちは広瀬川のすぐそば、堤防で守られているのですから。もしも大地震とかでダムが決壊したら、我々は高い地域に逃げなければなりません。

 (そのうち堤防ができる前後のことを思い出しながら書いてみたいと思います。)

 

 もう一つ気になることがあります。女川原発です。牡鹿半島の太平洋側に女川原子力発電所がありますが、ここ数年にわたり異常が続発し、実質的に停止の状態が続いていました。去年ようやく運転を再開したばかりなのに、またもや異常の発生です。

 2号機のポンプに異常が見つかったため、来週にも臨時停止して部品を交換することになったとか。

 こんなことで、30年の間に確実に発生が予想されている宮城県沖地震に耐えられるのでしょうか。

 女川原発よりももっと心配な浜岡原発がありますが、地震列島の日本に原発は必要なのか?!とまではいえません。いえませんが、そうであれば立地条件には十分すぎるほど検討しなければならないとはいえると思います。

 

 改めて、便利な生活を維持するというのは大変なこと、いろいろな危険なものと背中合わせになっているものだと思います。

 

 今回はとっても殊勝なブログになってしまいました。

コメント (1)
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