鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

成人式

2007-01-08 22:24:17 | 思いつくまま

 今日1月8日は成人式。1月の第2月曜日が成人式となってから、どれくらい経つのでしょうか。

 第2月曜日となる前は、1月15日が成人式と決められていました。そのイメージが強く残っているため、8日が成人式といわれても、なんかピンと来ません。馴染めません。

 これが、8日ではなく、せめて10日過ぎだったら少しは違ってくるのでしょうが。

 

 仙台市の成人式は、太白区の仙台市体育館で、800万円の予算を使って、8日の午後開催されました。

 成人式を迎えたのは、13,400人くらいで、約7,000人が式典に出席したそうです。半分以上の人が出席したことになります。よく出席したなあと、変なところに感心したり・・・。

 明け方まで強い雨が降っていましたが、その後止んで、成人式に出席する本人や家族はほっとしたことでしょう、ことに娘さんが成人する家では。

 

 何年前になるでしょうか、仙台市の成人式で酒に酔った若者が騒いで、講演者の吉村教授(古代エジプトの研究者)が怒って、途中で講演をやめたことがありました。そのため成人式をどのように運営していくか、いろいろ知恵を出し合いました。

 そのころは全国的に成人式が荒れて、国民の顰蹙をかったものです。そのときと比べると大分よくなったようです。

 

  私から成人された若者にひとこと;

 選挙権を持つことになったのだから、政治状況に注目して欲しいと。誰に投票するか、どの党に投票するか、真剣に考えて投票しないと、本当に大変なことになってしまいますよと。自分自身の問題です。

 安倍内閣は、任期中に憲法を改正(改悪)すると明言しています。教育基本法の改悪とともに、愛国心や公共意識が強制されていくでしょうし、ニート対策と称して、強制的なボランティア活動、それが嵩じて徴兵制が敷かれ、アメリカ軍の指揮のもと海外へも派遣されてしまうことになるでしょう。

 その恐れがとっても強い。このままいけば絶対にそのようになってしまう。 それでいいのかどうか、新しく選挙権を手に入れた若い皆さんに真剣に考えて欲しいと切望します。

 

 本来憲法は、国民の人権を守るために権力者を縛るものなのに、改悪によって、逆転されてしまう。180度変わって、権力者が国民を、国民の自由や権利を制限しようとするものになってしまう。国民主権が、名ばかりのものになりかねない。とんでもない時代になりかねません。

 それとあわせて、共謀罪が制定されたら、政府権力者に言葉でさえも自由に文句を言えなくなってしまう。政府の政策に反対行動はおろか、冗談でも酔っ払ってでも文句を言えなくなってしまうような世の中になってしまったらどうなりますか。

 でもこのことは、なにも若者だけの問題ではない。我々親の世代の問題でもあるのですが、如何せん世の中には目先の利益だけを追い、全体のこと、将来のことをまじめに考えようとしない大人がなんと多いことか。

 安倍内閣が不人気になってきたら、なんとまた小泉の復権を望む輩が発言するようになってきました。恐ろしいのは、依然として小泉人気が、おばちゃん連中を中心として強いということです。どこまでお人よしというか、馬鹿にされれば気がつくというのか、自分で自分の首を絞めているのに。

 小泉が復権したとしても、以前のようには行かないでしょうが、ますます売国奴振りを発揮して、アメリカの属国、いや国ならまだいいほうで、属州になりかねない。これが杞憂であればいいのですが。

 

 若い力で、政治を変えられればどんなに素晴らしいことか!!一緒にやって行きたいと思います。

 

  写真は、澱橋上流の広瀬川です。おとといくらいはこれよりも1メートルくらいも高水でした。草木がなぎ倒されていました。

 冷夏が予想されていますが、これから毎週月曜日の午後、ここで定点観測ならぬ、定点撮影していこうかなと考えています。どうなりますか・・・。 

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