鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いい陽気が続きます。

2008-03-23 22:41:17 | お知らせ

 いい陽気が続くのはありがたいのですが、今年は花粉症に悩まされています。

 いままでは軽く、症状のひどい人を見るとお気の毒にという感じで見ていたのですが、今回は鼻水だけではなく目の症状がひどくて参っています

 この目のショボショボ感、洗っても、目薬を差しても一向にすっきりしません。もう沢山です。堪りません。

 

 

 優勝おめでとう、朝青龍!!白鵬が焦って攻めていったことが幸いしたけど、見事に白鵬を投げ飛ばしました。13勝2敗という成績は、いまいちだけど、先場所負けた横綱を投げ飛ばして勝っての優勝は素晴らしい。

 勝ったあとの朝青龍の子どものような喜びよう、よっぽど嬉しかったのでしょう。納得です。

 これまでサッカーや仮病とかで散々叩かれてきたけど、その割には人気がおちるどころか、人気がさらに出てきたといってもいいのではないですか。今の大相撲の盛り上がりは、朝青龍あってのことは一目瞭然です。

 これで優勝は22回目ということで、これからもどんどん勝ち進み、勝ち進んだ結果としての優勝を重ね、大鵬の優勝回数を更新していって欲しいと思いますし、それができると信じています。

 今相撲協会がしなければならないのは、親方と兄弟子が新弟子を嬲(なぶ)り殺した殺人事件です。現在は警察が取調べをしているところですが、それはそれとして相撲協会として、十分な反省のうえで、このような事件が今後起きないようにきちんとした対策を立てるべきです。そして責任をはっきりさせるべきでしょう。

 

 何十年も前の私が小学校の頃、近くの野球場で相撲の巡業というのか準場所というのか、単なる催しだったのかははっきり覚えてはいませんが、大関以下の相撲取りが来て、ぶつかり稽古をしているのをみました。

 大関の名前は今でも覚えています。朝潮(初代)と松登です。朝潮は胸毛がとっても濃く、松登は随分太っていました。

 裏の方では若い相撲取りが、親方か兄弟子から竹箒で叩かれているのは見たことがあります。ひどいことをするなあとは思いましたが、そんなものかなあという感じだったですか。

 でも今回のリンチ殺人事件は当然こんなものではありません。この際好ましくない膿を出し切って、新しく生まれ変わって欲しいものです。

 

 

 ここからが今日の本題となります。シリーズとしては3回目となります。

 一昨日、昨日とアップした写真の枡のアップが今日の写真です。

 このつなぎ目を見て欲しい。左右不ぞろいです。普通に考えると、どうしてこういう臍(ほぞ)できっちりと組み合わせられるのか分かりません。

 分かる人がいたら素晴らしい。コメントしてください。これを作った本人(宮大工・工匠名:藤原秀行さん)も、大工仲間でさえ分からないだろうなと言っていました。

 設計図があるわけではなく、頭の中で描いて線を引き、鋸(のこぎり)と鑿(のみ)で工作していくわけです。本当にすごいとしかいいようがありません。正に名人芸です。14代も続く宮大工の面目躍如です。

 実は長押(なげし)と長押の組み合わせもすごいことがあり、うちの父も大工なのですが、どうやって組み合わせたか分からないと言っていたことがあります。どこかに写真があるはずなので、できればそのうちお見せしたいと思います。

 何でも本人は頭の中で考えながら切ったり削ったりしていくというのですからすごいということを通り越して、呆れてしまうくらいです。

 でも、こういう芸術的な技術を持っていても後を継いでくれる人はいません。もったいない限りです。

 

 実は私の義理の兄貴も前は職人、琴をつくる職人だったのですが、琴の需要が減ってきたもので会社を辞めざるを得なくなり、いまは全く関係のない仕事に就いています。

 これももったいない話しです。そのうち日本の伝統技術が消えてなくなってしまうのでしょう。愛国者としては慙愧に耐えません。

 

 そういう私も大工の息子なのですが、大工にはなりませんでした。木工は好きでしたが、跡を継げとかは一回も言われたことはありませんでした。自分でも大工ではとても生計を立てていくことは無理だと思っていたのでしょう(そう思うようにしています)。親不孝をしたとは思っていません。

 

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3 コメント

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Unknown (じじ)
2008-03-23 23:46:39
職人さんの仕事って凄いですね。いつもそう思っているのですが今回の枡も臍と云うのですか(初めて知ったのですが)あれはどうしたらあんな風になるのか本当に不思議です。

今NHK朝のドラマで箸職人さんが出ていますがお箸1膳作るのにも何工程もあるのだと改めて思いながら、なるほど本物は高いはずだと納得もしたりしています。
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枡の組み方 (菅原清秀)
2015-10-15 14:53:19
震災前にこの枡と同じような組み方の枡を譲り受けました。作者は、気仙大工(宮大工)の方でしたが、噂では、津波で亡くなったと聞いて居ります。ネットで検索をしてもなかなかヒットしませんでしたが、今日ここにようやく同じ組方の枡を見つけることが出来ました。しかも、近くに。私は、青葉区川内亀岡町で、建設業を営むものです。画像検索で鎌倉の宮大工さんが作った細工が、一件出て居りました。それは別として、もしかすると同じ大工さんの策かもしれませんね。この組方は、鷹の羽組とか縄手組というんだよと、その時教えていただきました。もう作れる人は、いないのかもしれませんね。突然失礼しました。ちょっとうれしかったもので、コメントさせていただきました。
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菅原さんへ (newone)
2015-10-16 18:01:47
 コメントありがとうございます。 そうですか、鷹の羽組、縄手組というのですか。

 菅井さんは宮城県技能士会連合会青葉技能士会の会長もしていましたが、4年くらい前かな亡くなりました。
 本当に惚れ惚れするような素晴らしい技能を持っていた人ですが、子どももいなく技術は受け継がれなかったのが返す返すも残念です。

 今となっては頂いた3個の升は家宝?と言ってもいいくらいです。
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