鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

解禁二日目、広瀬川

2021-07-02 13:38:03 | 広瀬川

今朝方9時前後の広瀬川の様子です。

 ①

 この上下の2枚は、毎度毎度の澱橋上流の様子です。きのうは4,5人はいた釣り人もきょうはものの見事にだあ~れもいません。水温を計ってみました。19度でした。思っていたよりも高かったかな。

 ②

以下は、西道路のトンネル切れの上流の様子です。こうやって写真で見るとなかなかいい川相をしているように見えます。文句のつけようのない平瀬という感じです。

 ③

④は、③のさらに下流側の様子です。この写真でいいポイントが写っていませんね。ポイントは右岸ヘチ際です。

 ④

⑤は、③の上流域の様子です。ちょうど写真では中央右奥は深瀬となっているのですが、見えませんね。きのうはこの辺にひとりの釣り人がいたのですが、私が近づいたころには納竿の準備をしていました。

 ⑤

三居沢の水力発電所の放水口、広瀬川との合流付近の写真はありません。何か空しくなってそこまで行きませんでした。

 

きのうの夕方の県内のニュースでは、私が見たチャンネルでは広瀬川の解禁の様子ではなく、県北の鳴瀬川の鮎釣りの様子を写していました。素晴らしいことにこの川には友釣り専用区があるようです。

 

しかも、そこそこみんなが掛かっているようなのです。型も悪くはなかったように見えました。小雨模様の中、釣り人は一年ぶりのアユの感触を楽しんでいるようでした、その雰囲気が伝わってきました。いいですねえ。本来夏の風物詩”鮎釣り”はこうでなくちゃあ。

  

振り返って地元の広瀬川です。下流域の様子は知りませんが、中流域の澱橋と牛越橋間の鮎釣りの様子を見ると、その雲泥の差にただただ呆然とするのみです。

  

降格と(koukakutoと入力して変換したのですが、文の続きからして”降格”が出てきますか!?バカじゃないですか!)じゃない、「こう書くと」次に来るのは回顧談、昔はよかったという言葉ですが、いくら嘆いたところでどうなるわけでもないのですが、それでもやはり嘆いてしまいたくなります。(記録としても書き残しておくことは必要かと思います。)

 

牛越橋と澱橋の間の約1キロの範囲の広瀬川は良くも悪くも鮎釣りの””銀座””でした。解禁日には朝早く(4時からOKですから)からたくさんの鮎釣り師集まってきたものでした。場所取りに苦労したことさえあったのですから、まさに隔世の感、信じられません。

  

ガラガケ(=コロガシ)の人が多かったのですが、それは仕方がないことで、仙台の鮎釣りと言えば昔はガラガケでしたから。私もガラガケから鮎釣りにのめり込むことになったのですから。

  

昔々、私が中学校の頃は、2間半の竹竿を使い、太いナイロン糸に丸い4号か5号のおもりをつけて、その下には今でいう蝶バリを4本付けて、主に瀬から急瀬を流れを横切って引いてきます。ハリの号数は今でいうと8.5号から9号くらいかな。

  

昔々はいまみたいに、たも網とか引き船はありません。その代わりその二つを一つにした形での仙台独特の”””タモ缶”””がありました。金属製の深い弁当箱のようなタモ缶で、それには長い筒のような網がついていて、全体の長さは60から70センチくらいもあったでしょうか。

  

その網の上には直径が20から25センチくらいのわっか(輪)がついており、そうですね今使われているたも網の輪の部分と言ったらいいか、持ち手というか腰にさせるように取っ手がついているわけです。よく考えたものです。

 

鮎が掛かったら、引き抜いてタモで受けるというのではなく、水中から出したらタモ缶のわっかのところまで飛ばしてきて、糸を手でつかみかかりアユをハリを外してタモ缶へ落とすという作業をするわけです。うまく表現できないもどかしさ。

            

ちょっとあまりにも時代をさかのぼりすぎたようです。5年から10年くらい前の友釣りの全盛期の様子を書こうと思ったのですがね。場所取りさえしなければならなかったくらい朝からにぎわったのでした、解禁日は。

  

そして、鮎もよく掛ったのです、正直なところ。解禁日は鮎釣り初心者には格好の「入門日」となったのでした。何しろいっぱい掛かるもので、南海じゃない何回失敗しても、掛かり鮎を逃がしてもほぼ問題はなかったのでした。

                  

解禁日にはテレビや新聞の記者がたくさんやってきて、私はテレビも新聞も何回もインタビューを受けたものでした。今はむかしの、太古の(といったほうがいいかも)懐かしいいい思い出でした。空しさが募るばかりです。

   

                 

 回顧談、懐古談ですみませんでした。

 

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