鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

天は見放した!?

2015-11-17 16:09:59 | 広瀬川

 きょうもきのう同様暖かい一日でした。 とくに午前中はまさに小春日和。 でも午後からは曇ってきました。 最高気温は20度を超えることはありませんでした。 あしたはまた雨降りとか。

 

                   

 風もなく、川面に映る中洲の大きな木の姿、いいものです。

    

 広瀬川分流の水量はまた減ってきましたが、それでもサケの遡上には何とか間に合う?くらいの水量です。ぎりぎりといった方がいいか。 その意味ではあしたまた雨が降ってくれればありがたいことです。

                       

           減水が早すぎますね。

        

  

 きのうあたりからですか、9月中旬の大雨により河川敷の大木に引っかかっていた枯れ木枯れ枝の一斉清掃に行政は乗り出しています。 二ヶ月以上たって、”ようやく”というところです。

 

 澱橋の方からやってきました。 大きく右にカーブしながら牛越橋方面上流に向かいます。

           

 戦車みたいなキャタピラーがついているダンプカー?で澱橋と牛越橋間の流木等を集めては澱橋の下にもってきています。 外国製の車なのかな?運転席は左側についています。傍から見ていても、まさにエネルギーの塊という重機です。

 

 流木を一杯積んで、澱橋の方に戻っていきます。

          

 

 そしてまた澱橋から上流へ向かいます。

             

 

 きのうは泳いでいるサケを4匹確認しました。 メスと思われるサケは産卵床を守ろうとしているのかあまり動かず、おとなしくゆったりと浮かんでいる感じでした。

 そこいくとオスはやんちゃな子どものように元気いっぱい早いスピードで泳いでいました。時々メスにちょっかいを出すかのように、産卵床付近にやってきてはメスを追いかけたり、番みたいに一緒に泳いだりしますが、またすぐにどこかに行ってしまいます。

 どこかといっても狭い分流ではありますが。 とにかくそういう感じで長くて1ヶ月くらいはニンゲンの目を楽しませてくれるものとばかり思っていました。当然そう思い込んでいました。だって、まったく弱った様子は見られなかったのですから、

 しかし、何があったのでしょうか???水量が減ったから?大きな鳥(トンビやカラス)にいじめられた?水量が少なく気温が高いので水温も高くなり環境が悪化した? ここまで来るだけで体力を使い果たした?ということなのでしょうか、何となんとナントきのうのきょうなのに 3匹も死んでいたのです。

 1匹の行方は分かりません。本当に小さい小魚は急激に増殖して、至る所にウジャウジャという表現がぴったりなほどいます。 小魚の写真はまったくうまく撮れませんでした。

 3匹は、上流、中流、下流にそれぞれ1匹づつ死んで横たわったり、仰向けになっていたりしていました。

 まずは上流で死亡したサケから。

         

           

 中流域のサケはこうなっていました。

 

 サケの死骸を見てどう思っているのか皆目分かりませんが、小魚が群れています。

                         

 この写真から察するに、きのう死んだというには腐食が早すぎるような気がします。

    

 最後は本流との合流点の手前です。 近付いて行ったらトンビが飛び立ちましたので、トンビも啄んでいたようです。

                     

 なんでこんな浅瀬に来てしまったのか? もっと水深のあるところを泳いでいればよかったのに。

 

 こうなると必ず真っ先に目玉を食べられるようです。

                  

 まあこれも自然界の摂理と受け入れざるを得ませんが、きのうのきょうということを考えると、いささかショックではあります。 

 まったく喜んだのも束の間、束の間もいいところでした。 

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