鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今夏最高、26.5 広瀬川

2015-08-27 15:38:58 | 広瀬川

 はじめに、訂正も含めて改めてはっきりさせておく必要がありますので、それから。 広瀬名取川の禁漁措置ですが、平成27年も、26年と同じだろうと勘違いしていました。 組合から渡された「釣りマップ」と「遊漁規則」を改めて見てみましたら、去年と今年は違っていました。

 newoneはこのブログで何回か”広瀬川”(名取川もですが)の鮎釣りは9月14日で終了ということを書いてきましたが、どうもそういうことではないようです。 

 改めて27年の「規則」を読むと『アユにおいては九月十五日より、区域を定めた禁漁措置を行う』となっていますが、「釣りマップ」では『アユ産卵保護禁漁 9月15日から12月31日まで 広瀬川 ※千代大橋より下流の全域禁漁』となっています。 

 つまり、広瀬川では千代大橋上流域は9月15日以降も禁漁ではないということになります。(もっとも井筒屋ではもうオトリ鮎は残り3,4匹でした。) 26年度は「9月16日から12月31日まで””牛越橋より下流の全域禁漁””」ということでした。

 ということで、きょうきのうの鮎釣り師に触発される形で霧雨の中広瀬川で竿を出しました。もう完全武装ですね。ゴアテックスのカッパのほか、きょうは初めてスリムウエダーにしました。 歳のこと、体のことを考えると出来るだけ足腰は冷やしたくないわけです。

 かといってウエダーでは水深のある川の中で転んだりしたら、ひとりでは立ち上がれないことになってしまいかねないという危険性もあるわけで、極力ウエダーは履かないようにしていたのですが、そうも言っていられません。

 幸いにも前に買っておいたウエダーは、ダイワの「スーパースリムウエダー SSW-4202VR MAーL」で、履いてみたら、胴体部分はもう体にぴったりでした。いつも履いているウエットタイツよりも体に見事にフィットしている感じでした。嬉しかったですね。これなら転んでもすぐに水は入って来ないだろうし、空気が足先の方に動くこともないようです。

 久しぶりに履くとやっぱりあったかい!スリムウエダーは。これからはこれに限るかな。少なくとも暑い日でなければスリムウエダーにしようと思っています。

 

 ここに入りました。澱橋の上流の瀬から開きになるところです。きのうガラガケの人がいたところ。 こういうところです。きょうは誰もいませんでした。こんな冴えない小雨模様の天気ですから。

               ① 

 ② 

      ③ 

 結果的によく掛かったのは③の上下となります。 9時55分から12時20分まで竿を出しました。 11時前後の1時間くらいは雨も止んでくれて助かりました。

 10時5分頃です、③の瀬の右岸側でいい当たりが伝わってきました。右岸に逃げようとするのを耐えて、左岸に寄せて下りながら何とか抜きました。 養殖オトリと比べるとその大きさがお分かりでしょう。

   

 さっそくオトリを交換し、この分ならもしかして入れ掛かりかもと期待したのですが、そうはうまくはいきません。掛かりません。 オトリ鮎が大きすぎるからかなと思って養殖に代えたら、流芯付近で竿がぐにゃっと曲がりました、やった、2匹目だと喜んだのも束の間すぐに竿は戻ってしまいました。 逆バリのみ外れたまま・・・。

 30分以上粘っても掛からないので、上流へ。 岩盤底の解禁早々に竿抜けでいい思いをしたところに入りました。 きのう(その前)からの雨で結構な水量となっています。

              ④ 

 ⑤ 

 ④でいい思いをしたのですが、掛からない。下って⑤の下流の方でようやくいい当たりが伝わってきました。 今思えば馬鹿な思いですが、その時は一歩も下らないで引き抜いてやると決めて、左岸側へ寄せながら抜いたのはいいのですが、2匹は低く飛んできたためにタモでキャッチしたのはオトリ鮎という始末です。 折角掛かったのに・・・・。

 

 それでここも諦め、もうこうなれば最初のところで竿を出して終了としようと決めました。また①からオトリを泳がせます。 どうしても急瀬では掛かりません。 どちらかといえば瀬の開きか瀬の右岸脇、瀬の右岸脇の方が追いがよかったようです。

              

 すこしずつ水量が増してきている感じでした。それとともに濁りも入ってきつつある感じ。でも掛かったのですね。雨にも負けず竿を出すという心掛けの勝利?でしょうか、でもその割にはバラシが合計4回もあってもったいない話だったのですが。

  

 全体に強烈な最初の当たりがない感じで、竿がグーと重くなり下流に引っ張られていく感じか右岸側へ持って行かれる感じです。 ただハリ掛かりしてから取り込みまでは大変です。なんども抜こう抜こうとするのですが、そうすると鮎が寄ってくるのです。 竿が「硬調」のわりには柔いので抜きがたいのです。

                   

 後半は全部引抜ではなく、引き寄せによる取り込みでした。 こんなことも今年初めてです。左岸へチでも水深があり、そのため抜きがたいのです。それと鮎が大きいのです。中にhあ大きい鮎で背掛かりのもありましたので、そうなるともう抜こうといくら気張っても抜けません。

  

 しかも慣れない引き寄せのため、曳舟が邪魔になったり、いったん出したタモをまたベルトに差したりといろいろな動きがあり、折角寄ってきても右足に絡みついて逃げられたということもありました。12時20分までの間に4匹はバラしています。

             

 だから一杯掛かったように思った方もいるかもしれませんが、実際にはキープは6匹でした。たったの?多い?6匹です。

 

   (どうです、素晴らしい鮎でしょう!!)

 

          

 帰宅して実測です。 びっくりしました。 何となんとナント 26.5センチが出ました。

 

 

 この太いこと、幅もあります。こういう鮎が掛かってくれたのですから、もうたまりません。広瀬川に、広瀬川の鮎に、大鮎に感謝です。 一匹もまだ婚姻色は出ていません。

 

 タックルはいつもの8メートルの竿に水中糸はナイロンの0.35号(何度も使用)で、ハリは3本と4本イカリバリです。 雨でなければ、今年購入したシモツケのブラックバージョンを使ってみようかなと思ったのですが、雨に濡らすのは忍びないということで止めました。またにします。

              (12時30分過ぎの東空)

 

 もうオトリ鮎は買えないだろうし(多分)、どうして入手するか? しょうがないのでガラガケをやってみるか?むかしむかし取った杵柄です。 まだ大鮎が居て、釣れるのであれば友釣りはし続けたい。その種鮎をどうするかです。 1,2匹をガラガケで掛けて、あとは友釣りで掛けて少しずつ川に活けてつないでいくということしかないでしょうね。

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