鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雨が降りません!

2015-10-22 16:10:23 | 広瀬川

 本当に降りません。 一体どうしたというのでしょうか? ほどほどに降って欲しいのに・・・・。 きょう午前牛越橋まで行ってみましたが、サケの姿は見えませんでした。

  (きょうの午前中の写真です。雲の形がきれいです。)

     

 牛越橋でもサケの姿が見えないということは、当然その手前の分流にサケが遡上してくるということにはなりません。

 (牛越橋の上流にはこういうものが見えました。)

 

                   

      

 やはり毎年サケの遡上を楽しみにしている人がいて、牛越橋の下流で少し立ち話をしました。 私同様、下流の分流でも姿が見えなかった、もしかして牛越橋はどうかと思ってやってきたようですが、現実は厳しいです。 

             (現在の分流の上流域の様子です。)

       

 もしかして下流域の郡山堰や愛宕堰を登って来れないのかもしれません。 でもそれならそれで、新聞等の記事になりそうなのですが、・・・。

 

 

 ということで丁度一年前の写真と比べてみたいと思います。

 以下の写真は2014年・平成26年10月22日のものです。

 

 こんなにも分流には水量がありました。 こんなにもたくさんの水があったのです。

   

 羨ましい!こんなに水量があったなんて、信じられません。

 一年前は分流と本流の合流点にもこんなに水がありました。 それなのに・・・・。

     

 

 そして何となんとナントその一日前、2014年10月21日には””初サケ””の姿も見届けているのです。 何となくサケの姿が分かるかと思います。

 

                 もうすでにこういうサケの姿もあったようです。

              

 それだけに今年は心配です。 何といっても雨が降って水量が増えてくれないことには遡上のしようがありません。

 

 10月21日というと何を思い出しますか? ふと思い出しました。 10月21日は何あろう””国際反戦デー””でした。 日本だけの記念日とかいうようなことも聞かれますが、その日はむかしむかし東京では毎年大変なデモが行われていました。

 一番思い出すのは”新宿騒乱”でしょうか! 新宿駅を中心にしてすごい反権力闘争が闘われました。機動隊と三派全学連等々の激突のニュースが思い出されます。 昨今のような誰もが参加できるデモ行進ではなく、「騒乱」といわれるほどのゲバ棒や投石による道路を占拠しての闘いでした。

  むかしむかしの話しです。

 

 10月18日の右翼が目の敵にする朝日新聞の記事です。 日曜日は読書特集の日です。

 先にこのブログで紹介した「安倍政権を笑い倒す」の著者のひとり「松元ヒロ」の記事が掲載されていました。 (もう読みましたか?是非ともご一読あれ!角川新書です)

     

 彼も太宰治が好きだったのですね。この前芥川賞を受賞した又吉も太宰が大好きで、Eテレではしっかりとした読書体験に基づく意見、考えを流暢に?しゃべっていまして、聞いていて感心したものです。

 

 バイトからの帰り道1万円を拾い、こういうお金は生活費に使ってははいけないと、神田の古本屋で太宰治の全集をかったということは、先の佐高信との対談で知っていましたが、「トカトントン」についてここまで語ることは知りませんでした。

 こういうことを言っています。

 (芸人は)醜態もすべてさらけ出すしかないんです。お客さんを信用して見も魂も投げ出す。「バカだよなー、俺」 「そうだなー、みんなそうだよ」 笑いの根源はこれかなって思う瞬間がたまにあるんですよ。

 太宰は、身と魂を滅ぼし得る者をおそれよ、という「マタイ伝」の言葉を引く。そして、この言葉に『霹靂』を感じたら幻聴はやむはず、と書いています。 僕は一応、霹靂は感じるんですけど、また同じことを繰り返すんですね。

 ここまで徹底しているから恐いものなしで”笑い”を武器にして力のある者に立ち向かえるのですね。

 

 

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