今日も暑い、外に出るのが嫌になる。今日も午前9時ではすでに30度を超えています。全国的に暑い中、仙台はそれでも恵まれているほうではあります。予想の最高気温は34度か、きのうは33.9度、ほぼ同じかあ~。ちなみに正午では33.6度となっています。
おとといも暑い、きのうも暑い、そしてきょうも暑い。でも、きのうは暑い中アユ釣りのフル装備で午前9時過ぎに近くの広瀬川に入ったのです。おととい確保した貴重な鮎1匹は元気でした。とっても元気でした。うれしかった!ヤッター、これで友釣りができる、と。
場所は近くの澱橋上流の瀬です。ここで最初から友釣りでやってみたかったわけです。素晴らしい瀬が続くちょっと上流の右岸よりをおとり鮎に泳がせました。この付近で見えるのは下流でガラ掛けの人が一人だけでした。ここにはおとり鮎をあまり入れないのではないかと(勝手に)思った次第です。
そうそう、今日は勝負するつもりで気合が入っていました。。いつもアユ釣り大会の時に着用する赤シャツに、ベスト、そしてウエットタイツです。一応勝負服です。それから、虫の知らせとでもいうのかきのうの使用した竿はいつもの75のオールラウンドの竿ではなく、昔々のがまかつのヴィンテージ引き抜き荒瀬81です。
これなら広瀬川のほぼどんな鮎でも抜けることでしょう。何しろ昔々のがまかつの釣り人”畑中”さん推薦の竿ですから。畑中さんの名前を知っている人はかなりの高齢かつG党ではないでしょうか?!麦わら帽子をかぶって、帽子のてっぺん9たも網を載せての独特のスタイルでしたね。(思い出話はこのへんで止めときます)
おとりにハナカンを付けて右岸側へ泳いでいくように離します。元気なおとり鮎はゆっくりとやや下流を右岸側へ泳いでいきます。水中糸仕掛けは去年何回も使用したままのものです。そしたら、ガツーンと竿が持っていかれます。掛ったのです!!
慎重にためてから斜めからの引き抜きではなく、真下からの抜きにしたいので左岸寄りに引き寄せます。よく引きます。うれしくなります。泳がせて5分もしていません。それがほぼすぐに強烈な当たりとなって鮎釣りの醍醐味を味あわせてくれます。
無事キャッチしておとり交換してまたほぼ同じようなところへ向かわせます。すぐに1匹を確保したのでもう内心はホクホクです、うれしくてたまりません。何しろ鮎ルアーで野鮎を何とか掛けようとするのとは異なります。5分もしなかったのじゃないかなあ~。
2匹目です。
そして3匹目と続くのです。今の時期この状態をほぼ入れ掛かり状態といっていいのではないでしょうか。
こういう形で5匹目までかなタモの中の集合写真を撮りましたが、それ以降はやめました。おもしろいことに、かかってくる鮎の大きさは少しずつ小さくなってくるのです。周辺で一番のボスから侵入してきたよそ者の鮎を追い払おうとするのでしょうか。最初h23センチクラスから22センチクラスへ、そして20センチくらいか・・・・。
最初の地点で5,6匹掛けました。慣れてくるとどうしてもついつい無精になってしまいます。無理やり流れの中から抜いたもののキャッチしたのはハナカン付きの鮎のみということがありました。もったいないことです。30センチの大きめのたも網を使っています。
その後は少し下って行ったりして2,3匹掛けました。そしてその後思い切って50メートルくらい上流の岩盤の深い溝のあるところへ行ってみました。そこの最初の瀬では掛ったのですがその後さっぱり、下って行っても大鮎が掛かりそうな雰囲気なのになにも掛かりません。去年まで私にとっての穴場である岩盤底のトロ瀬でもダメでした。
その下の瀬では掛りましたが。時間もだんだんお昼近くになってきますし、右岸から左岸へ移動し納竿の準備です。どんな集合写真が撮れるかそれが楽しみでした。きのうの午前中の鮎釣りが今年の私の本当の鮎釣りということです。ようやくアユ釣りができた!!ということです。
うれしいです。記念すべき一日となりました。まあ、きのうが私にとっての今年の鮎釣りの本当の解禁日ということです。8月1日の投網の解禁日の前に掛かってよかった。実質2時間10分くらいの友釣りで確保したのは9匹でした。キャッチミスが痛かった。またハリがかりしないまま逃げられたのは2,3回か、これは仕方がないな。
おとといの掛けた野鮎1匹を加えて合計10匹、めでたくツ抜けした!ということにしたいと思います。みなさんも賛同してください。それにしても最初からの友釣りは面白いですねえ。最初からハラハラします。
しつこいです。
いい眺めです!
いかは自宅に帰ってからの写真です。3匹の写真は23センチクラス、2匹は22センチクラスです。
セミはまだ生まれ続けています。イチジクの期につかまって羽化していくようです。無事育っているようでほっとしています。