鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

きのう夕方 川に、

2023-07-08 13:35:23 | 思いつくまま

 

いやはや、この天気。外は本降りです。いつも午前9時頃に河原の散歩に行くのですが、そのときはまだ小降りでした。帰宅してから徐々に雨脚は強くなり本降りも本降りとなり、その後は普通の?本降りとなって現在に至っています。

             

 

それにしてもきのうときょうのこの天気の違い!!ものすごい差・違いですね。きょうの3時間ごとの気温の推移をみるとちょっと驚きます。午前3時・6時・9時・正午の気温は25.2度、24.4度、23.6度、19.9度と下がってきています。

             

 

きのうは22.5度、23.1度、27.8度、31.5度と上がっていました。正午同士の気温は31.3度に対し19.9度でその差は何となんとナント11.4度にもなっています。こういうこともあるのですねえ、参った、降参です。

           

 

 

またしても、悲しいお知らせから始めなければなりません。きのうまで2回アブラゼミのことを書きました。最初は地中から這い出てきて何かに止まって羽が開くのをじっと待っていたのでしょう。しかし、その途中で地面に落ちてしまい、羽に体液が充満したのはしたのですが羽の形がいびつなままでとても飛べない状態でした。

2匹目のセミの幼虫は地中から出てきて何かに止まれたのかどうか、背中の上部の方の一部が割れて白い羽が見えたのですが道路に落下してそのまま成長は止まってしまいました。

 (胡桃に乗せて撮りました)

そして、今朝は3匹目のセミの幼虫です。こちらは地中から這い出してはきたものの木に止まることもなく地面に落下してしまったようです。妻さんが見つけたときはもうすでに息絶えていました。

                   

これはどういうことなのでしょうか? 今までこんなことはなかったのです。毎年セミの抜け殻を5,6個も拾っていたものです。オスのセミなら今頃は元気な鳴き声が聞こえてきたのかもしれません。柿の木やイチジクの木はそのままないも変わってはいないのに。

 

セミの生命力が弱ってきているのか、地中で何か異変が起きているのか、何にしてもせっかく生まれてきたのに、這い上がって外に出たというのにそれで死を迎えるなんて・・・。気の毒としか言いようがありません。もうこういうセミの報告はしたくないですね。

 

ここからが本番です。きのうの日中はあまりに暑かった、暑すぎたので日中は在宅でおとなしくしていました。そして、幾分過ごしやすくなったようなので準備をして川へ向かいました。もちろん広瀬川。計画では実質一時間。前半の30分で鮎ルアー使用、後半は鮎ルアーでかけた(であろう)野アユをおとりに友釣り、という予定でした。

スタートは4時45分です。鮎ルアーは新しい(前回鮎ルアーを根掛かりで失いましたから)ダイワのルアー  F です。竿はいつものリバースラウンダー75-80です。オールマイティの竿です。水中糸等は詳しくは分かりません。ただ、掛かっても切れないことを第一に考えているはずです。去年以前の仕掛けですので。

場所は毎度毎度の場所です。このブログの愛読者であればお分かりでしょう。水量は少ない、水は澄んでいるということで、川その医師ならぬ石はばっちりみえます。鮎ルアーの動きも見えます。こんなに前後左右に動くのだとちょっと驚きます。動きすぎではないかなとさえ思います。こんな鮎ルアーを追うのか?!なんか不思議です。鮎の気持ちが分かりません。

 

10分すぎたころ、見えたのです、追ったのが。そして掛かりました!!やりました。きょうは(7日)ついているなと思った次第です。ちょっと慎重に浅瀬に導こうと竿を左岸に傾けて移動し始めたら、何となんとナントバレてしまいました。落胆、ガッカリ。

 

でも、これはいる、追う、掛かるということの証明で、あとは粘るのみということと自分に言い聞かせ再度気を取り直してルアーを泳がせます。そしたら早瀬の中心でガツーンという強烈な当たりが伝わってきました。ルアーで掛かった時の当たり具合は今回が最高です。今までは重くなったなあという感じでした。

 

自分なりにこれはハリが深く刺さっただろうと思いながら、下りつつ左岸に寄せていきました。そして抜くときには2匹の鮎(といっても一つは鮎ルアーですが)を空中に飛ばすということを心がけました。無事キャッチです。第一声はでかい!おっきい!です。

15分で2匹も掛かりました(取り込みは1匹)。この鮎はちょっと大きすぎるので20センチ前後の鮎が掛からないかなと残り20分くらい主に右岸へチを中心に粘りました。しかし、二度あることは三度ということにはなりませんでした。30余分で鮎ルアーをやめて友釣りに移行しました。

 (メスですね)

いやあ、おっきい!!手が回りにくいくらい。ハナカンを通して逆バリを打って岩盤底の瀬へ導きます。ルアーの調子からみれば今すぐにでも野アユが掛かりそうだったのですが、これが豈図らんや、追いません。強烈な当たりが伝わってきません。

こんなはずじゃない、ルアーで掛かったのだから野アユのおとりで掛からないはずはない!!!と誰しも思いますよね。でも、現実は追ってくれないのだなあ~。うまくいかないものです。もともとこの場所にはアユの数が少ないということなのでしょう。

 

それとも日中誰かに釣られたのかもしれません。釣られたまま補充がきかない状態だったのかも。おかしい、こんなはずじゃあない、掛かれ、掛かってくれと祈りながら操作するのですがねえ~。こうなると、不吉な思いが浮かんできます。

そうです、このままいくと最悪の事態、根掛かりが起きるのではないかなと思うのですね。そしてそれが現実となってしまうのです。 根掛かりです。右岸へチ近く。根掛かりはずしに行けません。竿を納めての”綱引き”です。こりゃだめだなあと思いつつ引っ張りっこをしていたら、何となんとナントスーと抵抗感がなくなりました。

これが一気に無抵抗状態、軽くなってしまったらおとり鮎の手前で切れたということ、ある種の抵抗感を残しながらの重軽さ(こういう言葉があるのでしょうか)はおとりは無事だという証拠です。貴重なおとりは無事回収できました。ハリス止めから1センチくらい残してハリスが切れていました。

ということで、大きな野アユは自宅に持ち帰りました。極楽から地獄へ転落したものの、最後は極楽で迎えることができました。またまた長くなりました。たった1匹の鮎を掛けただけなのに、こんなに長く引っ張ってきました。簡単明瞭、簡潔明瞭な文体が目標ですが(笑)

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。


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