(午前9時30分頃)
きょうの仙台の天気は私にとっては涼しいよりもやや寒いと言った方が感覚的に近いという感じです。6月も4日というのにとお笑いになりますか? 例によって河原を歩いていると、まあ若い夫婦連れが数組いたのですが、いずれも半袖姿、いやあ参ってしまいます。
寒くないのか!?平気なのか!?と問い詰めたくさえなります(大げさに言えば)。 というこちらの服装は、当然長ズボンに長袖シャツ、それに風よけの薄いヤッケのようなものを羽織っての散歩姿です。((笑))
寒いから?涼しいから?今日の河原ではウグイスやカジカガエルのお出迎えの合唱はありませんでした。何かカラスもトンビもほとんど飛び回ってはいなかったようです。ただ、ツバメは数匹元気に超低空の飛行を楽しんでいました。
きのうきょうと大崎八幡宮と周辺を会場として「杜の都の音楽会」が開催されています。きょうは午後3時30分頃から往年のアイドル歌手太田裕美も出演することになっていたので、午後の散歩がてら大崎八幡宮に行ってみようかなと思っていたのですが・・・・。
きょうも午後2時からセパ交流戦、東北楽天VS中日の第3戦目があり、しかも東北楽天の投手は西武から移籍した岸投手なので、岸投手の完封姿を見ようかなという気持ちも強かったので、葛藤がありましたが、出かけるのが面倒だなと億劫がる自分が居ました。
結局はこたつに入ってテレビでの野球観戦、コマーシャルの間は地上波放送でベガルタ仙台と甲府の試合も見ることにしました。結果は、今9回表でツーアウトとなりました。0-2で中日が勝っています。このまま勝つことでしょう。
嬉しいことはベガルタ仙台が3-0で甲府を破ったことです。3点も取るなんて上出来です。本当はベガルタも東北楽天も両方勝ってくれれば最高でしたが、あまりの高望みや幸福は長続きしないように思うので、まあこれも致し方ない、今後の戒めであるときちんと受け止めましょう。
きのうは「月刊つり人」7月号の“アユ仔魚の競合者”の記事を紹介しました。もうひとつ面白い記事がありましたのでそれもお知らせしたいと思います。不定期連載の「プロフェッショナルたちの挑戦」という連載記事で、今月号は鮎の生態研究で有名な高橋勇夫さんを特集しています。
高橋勇夫さんといえばこういう本を出版しています。「ここまで分かったアユの本」【2006年】と「天然アユの本」(2016年)です。鮎釣りファン、アユのことに興味がある人、アユの環境を何とかしないといけないと思っている人は是非とも手に取ってご覧ください。というか本棚に備え付けておくべき本ではないでしょうか。
ここで高橋さんは、産卵場(床)の重要性を力説しています。しかしその産卵場(床)は各河川によって対応が異なるところが難しいところとなっています。普遍化・一般化できないところがネックのようで、だからこそその川のことをよく知っている人の育成が大切なのだということになるのでしょう。
致命的な影響を与えるのは「河口堰」といいます。
我々釣り人もあなた任せにするのではなく、川のことやアユのことを、竿を出しながらも真剣に考えて意見を表明することが大切になってくるのですが、そうであればそういう意見の集約場所というか釣りの目安箱のようなものを設置し、建設的な意見に対してはきちんと対応していくという行政や漁協等の姿勢も大切になってきます。
(あるところにはあるものです。)
というかきちんとした受け皿がないと、「言っても無駄」ということになり何も改善されることはないでしょう。釣り人等に諦めの心境になられては先がありません。
(ほとんど一か所でみつけました。)
と、一応はカッコいいことを言えますが、自分自身に即してみても往々にして釣り人は“一国一城の主”であり、“天上天下唯我独尊”であり、他人の言うことに耳を貸すということが苦手な人種のようですので、意見の集約は極めて困難が予想されます。
(四葉のクローバー)
本来釣り人は謙虚であるべきです。自然の前にはひざまずき、自然に対して尊崇の念を抱いてもいいはずなのです。一致するとしたら、その点でしょうか。
(再掲します。)