鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

アユ仔魚の競合者

2017-06-03 15:00:28 | 思いつくまま

      

                     (午前9時過ぎ)

               

 

     

  何か変な天気です。午前中特に朝方は日差しもあり快晴だったのですが、時間の経過とともに曇りがちとなってきました。いやな天気の展開です。気温も上がらないようですし。まあセパ交流戦、東北楽天VS中日の試合はドーム球場ですので天気には左右されません。

               

 

       

 

  いやあまさかの展開というか、嫌な予感が当たってしまいました。失礼ながら中日相手によもやの敗戦。3対6ですか。中日の若手投手を打てませんでした。粘って投球数は多くさせたのですが、如何せんここというときに打てませんでした。

  

  特に気になったのは不動の一番の茂木ですね。全くタイミングが合わず空振りや見送りの三振ばかり。こんな茂木選手を見たことがありません。初めての対戦だったかもしれませんが、それにしてもきのうは全く打てそうにさえなかったので気にかかりはじめました。

  

  そして今日の対中日第2戦、やはり茂木選手はピリッとしない、おかしいです。何か心配です。調子がいいだけに、奥ではというか裏では心配や不安も大きくなっているのです。小人ですよね、自分でもそう思います。 でもさっきヒットを打ちました。よかった!!

  

  まあ今日の試合は1対0で今のところリードはしていますが、でもまだ東北楽天らしい打線とはなっていません。美馬投手が好投していて、3安打しか打たれてはいませんが、助っ人外国人トリオに当たりが出ないと心配ですね。

     (見にくいです) 

  今ラジオを聞いていたのですが、東北楽天VS中日の野球中継をしていたのに、きょうに「ここで競馬中継をはじめます」とかのアナウンスがありました。ガクッとしますね。そういえば土曜日のこの時間帯はいつも競馬中継を放送していました。競馬中継なんか、そもそも競馬なんかやめればいいのに、なくせばいいのに、というのが私の考えです。

 

         

  それはそうと「月刊つり人」7月号、お読みになりましたか。 面白い記事が載っていました。「ソ上量を左右するアユ仔魚の競合者って知ってる?」という記事です。遡上鮎には海の汽水域から遡上するアユと、琵琶湖で生まれ大きくなるアユがありますが、考えさせられる記事でした。

 

  アユは海にいる仔魚のころは動物プランクトンを食べているので、プランクトンを捕食できるか否かは仔魚の成長や遡上量に影響するが、沿岸部にはアユの仔魚と餌を同じくする競合する魚が存在しているとのこと。

    

  その名は「カタクチイワシ」です。神通川の調査ですが、カタクチイワシもアユの仔魚と同じく動物プランクトンを捕食し、アユの仔魚が多くなる秋にカタクチイワシの仔魚も多くなり、ここからが重要なのですが、「カタクチイワシの漁獲量が多い年はアユの遡上が少なく、逆にカタクチイワシの漁獲量が少ないとアユの遡上が増えている」というのです。

               

  両者は、仔魚同士では同じ動物プランクトンを捕食するのですが、カタクチイワシの成魚はアユの仔魚を捕食対象にしていると言います。アユの仔魚には二重に不利な状況があるようです。

                        

  以上は神通川ですので富山湾ですが、伊勢湾や三河湾でも同じような状況が見られるということです。 今年の富山湾では、カタクチイワシの漁獲量は平年よりも大幅に少ないようです。ということはアユの遡上量は多いということになります。

  (良い鮎です!!!)

  琵琶湖ではこの春はアユ漁が不漁だそうですが、はっきりとした原因はつかめてはいないとのことです。ワカサギが考えられるが、産卵期が異なり、仔魚同士の餌の競合は考えにくいとのことです。ただ、9月生まれの鮎が少なく、10月以降に生まれた仔魚が多かったし、アユの成長が遅かったようです。

 

 広瀬川はこのままの水量で苔がついてくれれば嬉しいですね。

        

 

 


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