鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

お盆です、広瀬川の大鮎

2016-08-13 16:45:58 | 広瀬川

 きょうから16日までお盆です。 お盆の日くらい殺生を控えたいといつも思いますが、子どものころはそういう親の言いつけを厳しく守ったものの、大人になってからは自分に都合のいいように解釈したりして、いい加減になりました。

           (午前11時20分頃)

 

 でもきょうお盆の迎え火の日は入川は控えました。 オトリが生きているかどうか心配ですが、・・・・。

              

 

 

     (貧相なくらいになった広瀬川)

 

 きょうの最低気温は20度を切りました。何かいつもよりも寒く感じました。毛布一枚では厳しくなりましたね。 我太太は夜中掛け布団を持ち出しました、自分だけ。 七夕が過ぎ、お盆を迎えて、お盆が過ぎればもうやはり秋の気配が濃厚になってくるのですね。

 

 午前中家族でいつも通り市内の4か所のお墓参りをしてきましたが、輪王寺であれっと思うことがありました。いつもはあの広い墓地にセミの鳴き声が木霊するのですが、きょうは一匹のセミの声も聞かれませんでした。ちょっとおかしいと思いませんか?? 他で鳴いているのに・・・・・。

 

 ということで、きのうの午前中の広瀬川での鮎釣りの様子です。 同じ広瀬川なのに水量があって如何にも大きな鮎が縄張りを持っていそうな場所でしょう。ここに鮎が居ないという方がおかしいくらいです。

           

 最高の川相に見えませんか!?

 

 竿を出したのは、珍しく早く朝の8時40分でした。場所は牛越橋下流の瀬の下流、岩盤底のトロが続く場所のさらに下流の急瀬から平瀬、瀬の開きになるところです。 ここだけの話しですが、釣り友のコロガシの人が言うには、この辺には大きな鮎がいると。 25センチくらいのアユが釣れたことがあると言っていました。ここだけの話しです。他言無用

     

 さらに下流域は大きな木がせり出して陰をつくっていて、いかにもここに鮎が隠れそうな場所です。(上の写真)

 しかし、現実は厳しいのです、甘くはないのです。もうすぐ70になろうというのに、こんなに甘ちゃんでいいのでしょうか?自分でも疑問に思います。恥ずかしいくらいです。ここで20分間流芯や瀬脇、木の陰等を泳がせましたが、ウントモスントモ言いません。こんなはずではない!とは思うものの掛からないのです。

 それで上流へ移動です。上流には二人の友釣り師がいました。ひとりは全く同じ場所から動かず、もう一人はずーと上流にいました(その時は)。

 見覚えがおありでしょう、いつもの場所です。今年も結構いい思いをしたところです、根掛かりもしましたが。 でも、でも、でも、掛かりません。当たりすらないのです。鮎は居るのか?とさえ思いました。

            

 

 水量が少なくなっていたこともありますが、初めて右岸側へも渡りました。右岸側から見るとこういう情景になります。

 

 (不動の釣り師が左岸側に見えます。)

     

 

 しかし、釣れません。 仕方がないので帰ることも考慮に入れて下流へ、また最初のところへ向かいました。 もう一度同じところで竿を出してみよう。それで追いがなかったらそれでおしまい、きょうは運がなかったということにしましょう。 ここまで1時間と20分掛かりました。

 気を取り直して別の元気なオトリ鮎を流芯の脇へ導きます。 そしたら、時は元禄12年ではなく、平成28年8月12日午前10時10分です。(釣れた都度写真を撮っているので、時間が分かるのです、はい) きのうの第一号のアユです。

 ①-1

             ①-2

 掛かってくれたのです。我を見捨てなかったのです。1匹でも掛かると釣り師は嬉しくなりますよね。もう地獄から極楽です。気分もよくなります。そうすると釣りの方もうまく動き始めるのですね。不思議なものです。釣りはメンタルなところが大きいですね。

 ②-1

 どうです!大きいでしょう。2匹目のアユは10時15分頃に掛かりました。1匹目の時は当たりが不満だったのですが、2匹目は当たりはちょっと不満があったけどそれは状況的に仕方がなかったことです。

           ②-2 

 流芯で掛かり、オトリ鮎を追って掛かるのが見えました。下流に逃げるのかと思いきやさすが大アユです、急瀬をものともせずに登って行きます。その時にこれは大きいいぞと思った次第です。どこまでものぼらせるわけにもいかないので、手前に引き寄せようとしました。目印がすぐそばを通ります。そのまま引き寄せで採ろうかなとも一瞬思いましたが、いやいやこの際堂々と巨鮎と格闘して何としても引き抜いてやろうと思いました。

 だから下流へ泳がせて、左岸へ寄せて抜きました!!それが②の大きな鮎です。帰宅して死んでからの実測では25.3センチくらいでした。その幅の大きいこと!天晴です。大満足です。

 でもこの鮎はオトリには使いませんでした。本当は大きいオトリ鮎で大きい鮎を掛けたい!とは思うのですが、仕掛けがそこまではいっていなかったし、大アユは何としても持ち帰りたいという気持ちがオトリとして使わせませんでした。

 3匹目は10時25分頃です。

  ③-1 

             ③-2  

 4匹目は10時40分頃

 ④-1

                ④-2  

 4匹目が掛かった頃かな、上流からひとり下ってきまして、私の下流に陣取りました。 そして1匹が掛かった後は丁寧な泳がせ釣りで3匹くらいかけていました。

 5匹目は11時20分頃。ちょっと時間がかかりました。

 ⑤-1 

             ⑤-2  

 そして6匹目も流芯で掛かったのです。 でもなぜか写真を撮るのを忘れていました。 もしかしてそれはもういちいち写真を撮るのを止めろ!ということかも知れないなと勝手に思ったりしました。どうなるかは何とも言えませんが。 6匹目は11じ30分頃でした。

 楽しかったです。最初の1時間半くらいは全くの地獄でしたが、何とか掛かりはじめるともう一転楽しくて楽しくて、ここで掛かるはず、そろそろ掛かるはずと思うと意外とそうなったりして、いい方向に事態は動き出すのですね。

 

 やりました!!!!広瀬川に感謝です。

       

 

コメント (2)
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