鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いろいろあります、広瀬川

2016-08-08 17:12:17 | 広瀬川

 きょうも朝からいろいろありました。 世の中は確かに動いているんだなあと実感させてくれます。

            (午前9時25分頃) 

 

    

 朝食の時間帯でした、リオ五輪の卓球の個人戦をやっており、日本のエース石川が出ていました。リードしていたのですが、対戦相手の北朝鮮のキム・ソンギ選手ですか、カットマンならぬカットウーマンで、これがとってもしぶとい。 石川がいくら打っても粘って粘って返してくる、それも左右に降って。朝食を食べるのを中止して見ていました。

         

 いやあ、ものすごい粘りでした、北朝鮮。国を背負っていることの重みの違いでしょうか、石川が疲れてもカットで返しまくり、時には思いっきり打って反撃してきます。そして石川選手は右足のふくらはぎ付近に違和感を覚えてしまいました。 健闘虚しく、逆転されて日本は負けました、北朝鮮の勝ちです。 このキム・ソンギ選手、今回の台風の目になるかもしれません。

                  

      (投網師を見てしまいました。)

 

 

 その後大リーグのイチロー選手がとうとう達成しましたというニュースが入ってきました。日米通算 3000本安打 です。 2000本安打を達成すれば、日本では野球殿堂入りですよね、確か。 

           

 このところは代打でしか使われていなかったので、3000本安打の達成は延び延びになっていましたが、遂にとうとうやりました、イチロー選手、恐るべき選手です。 本当に野球が、野球ができることが楽しくて嬉しくてたまらないのでしょうね。 祝!イチロー選手 日米3000本安打達成!!

 

 

 きのうのブログで仙台七夕には”雨のジンクス”があるのに、この頃は雨が降らないとか書いたためでしょうか、きょう午後から仙台は”雨降り”でした。 とはいっても降ったりやんだり、降っても強かったり弱かったりしましたが。 3時過ぎには止みました。

                      

  (可愛いですね、カモ)

              

  

 このところ暑い日が続いたせいか、このくらいの雨なら濡れても一向に構わないという気になるから不思議なものです。 あまりにも雨が降らなかった今年の夏ですから、七夕飾りには申し訳ないですが、雨降りは嬉しいです、歓迎です。

                    

                 (トンビ)

 そして午後3時過ぎからは天皇陛下の生前退位についてのお言葉です。国民に理解を求めていました。 本当に誠実な人なのですね、天皇陛下は。 どこまでまじめなのか、ここまで徹底して国民のことを考えているということ、政治家に見習ってほしいものです。

 今の政治家はそれぞれの利益代表者の代弁者にすぎませんから、国民全体のことを考えて政策を実行してほしいと願っても所詮は無理な話しです。自民党は、大金持ちや大会社の経営者、資産家等富裕層の代弁者なのですよ。

 国民を馬鹿にしているのが自民党に他なりません。トリクルダウン?とか何とかで富裕層がお金を儲けて裕福になれば、大多数の国民もその””おこぼれに預かれる””と堂々といっているのに、勤労者層が騙されて、または仕方なく諦めて自民党に票を入れている。いいんですか、そんな奴隷根性で!!!

 さすがです、天皇陛下は。 常に国民と共に歩むことを、国民のことを第一に考えて行動しています。少なくとも今上天皇の意思に背くような政策を取りつづける政党には投票すべきではない! NON!と言い続けましょう。 私は天皇の生前退位に賛成です。

  

 

 ちょっと古い、といっても6日の午後のことです。 こういうすばらしい鮎釣り師と普通の市民(若いお母さんと小さい娘)のふれあい劇場が、ここ広瀬川で開催されました。意図されたシナリオではなく、あくまでもその場の成り行きの結果です。

 写真をご覧ください。 誰あろう鮎釣り師は私のクラブの若手のホープです。 ちょうどアユが掛かった、掛かって引き抜いたところに二組の親子連れがやって来ました。 「何を釣っているのですか?」といういつものパターンから話しは進みます。

 

 「鮎です。」 「広瀬川でもアユが釣れるのですか?」 「鮎は放流しているし、天然ものも海から遡上してきます。」 「見せてもらってもいいですか?」  「どうぞ、どうぞ」

 

 優しい釣り師はこうも言いました。「触ってもいいですよ」 「じゃあ、触らせてもらいなさい。」 私が手を水に漬けてから触ってと余計なことを言いました。 恐る恐る触ろうとする二人の女の子です。 この年代では、生きている魚を直接触るなんてことはしていないでしょう。 とっても貴重な経験だと思います。

 

 あゆ釣り、あゆの友釣りについて話をした後、オトリを交換して泳がせます。  ここはどうしても、絶対に””ええかっこ””したいところです。  でも、あいては鮎です。 天邪鬼です。 ニンゲンの期待にはなかなか応えてくれません。  早く掛からないかなあ~という親子の願いもむなしく、時は過ぎてゆくばかり。

 

 そのうち静かに二組の親子は帰って行きました。 中年の鮎釣り師と女の子のふれあいのひとときでした。 「鮎釣り激情ならぬ劇場」のTHE ENDです。

 

 この時に釣り仲間が釣ったアユの中から元気な中くらいのアユを2匹分けてもらいました。 それを使って川に入ったのは他ならぬきのうの夕方でした。 暑くても川入っていればそれなりに涼しく感じるのですが、できれば少しでも涼しく感じる頃に竿を出してみたいということで夕方の入川にしました。

 でも、元気であるであろう2匹のアユは、1匹は渋滞ならぬ重体で使い物にならない感じ、もう1匹は何とかもつかなという次第。この前のことがありますから、なんとか鼻おもりにすれば掛かるかもしれないと微かな願いを抱いた次第です。

 きのうは午後3時45分から5時まで竿を出しました。場所は中洲の向かいの本流側です。中洲の上流から下流まで釣り下ろうと思ったのですが、残念ながら下流までは行きつけませんでした。途中でギブアップしてしまいました。

 

                  

 普通なら最低でも1匹は掛かるだろうというようなところです。(ニンゲンの勝手な思い込みではありますが) 最初は背バリで潜らせようとしましたが、すぐに浮いてくるので、おもりに変更。

 

 そうそうきのうはどういう訳か、いつもは4本イカリバリを使うのですが、3本のイカリバリにしました。どうしてか?別にそんなに深い思いがあったわけではないのですが、何となく3本イカリは使っていないので、この辺で使ってみようと思いました。 在庫が一杯ありますし。

 釣れないまま、釣れそうにないまま釣り下り、下の写真の大岩の下流の緩い流れのところを泳がせていたら、野鮎がオトリ鮎に攻撃を仕掛けて右岸側へ逃げる姿が見えたのです。 やったあ~、よし!これで何とか釣りになる!と喜びました。午後4時頃です。

                 

 でも喜ぶとその直後に落胆が待っているものです。そうなのです、深く刺さらなかったのです。 普通掛かりやすいハリなら「4本イカリ」、掛かりは少し遅いけど深く刺さるのは「3本イカリ」と言われていますが、今回の事態をどう説明したものか・・・・。

 まあ何はともあれ、結局1匹も掛からなかったということです。 当たりも15分後の1回あったきりでした。


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