きょうの最高気温は30度を切り、29.3度でした。 でも、実際はそんなには暑く感じませんでした。 風もあったし、家の中でも外でもこの頃では過ごしやすい一日だったと思います。
(午前9時過ぎ)
(またしてもここで勝手にカーソルが動いて”投稿”してしまいました。)
8月10日から13日土曜日まで、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアで開催されています。 『巨大画で描かれる「飯館村」』
チラシ
第16回加川広重巨大水彩展、です。 是非一度は出かけて、自分の目で巨大水彩画をご覧ください。 高さ5メートル×横16メートルというスケールの大きい水彩画です。
以前にもこのような巨大水彩画を描いています。
最初は巨大画を3等分(等分ではないですが)します。 まずは左側から。
中央部分。
そして右側です。
これがほぼ全体です。右端が欠けていますが。
よくよく見ると細部に拘っています。 そしてそれがより身近なものと思わすものとなっています。中央部の上の亡くなった親族の写真。長押の上に飾られています。 我が家と全く同じです。そして円形の洗濯物干し。
これは赤ちゃんのゆりかご
小学生のランドセル
3世代住宅(と思われる)のどこにでもある日常が、3月11日を境にものの見事に断ち切られてしまいました。 全くの、突然の、着の身着のままの避難命令で故郷を去らなければならなくなった無念さは実際に体験した人でないと分からないのではないかと思います。
写真の裏側の賞状等
蛍光灯
まさにありふれた日常生活が営まれていました。
これは右端の方の情景ですが、子ども用の三輪車が放置されてるところをショベルカーが動き回っている。放射性物質が大きな土嚢袋に入れられてうず高く積み上げられています。
一番右端の上部の角にはカレンダーが掛かっています。 このカレンダーは2011年3月のものでしょうか。3月は7日,14日,21日,28日が月曜日でした。11日は金曜日でした。
不思議に思ったことがあります。これはなにをあらわそうとしているのかちょっと理解できませんでした。 トンボです。 冬のトンボ しかも2匹 何の象徴なのでしょうか。
(右端)
(左端)
まだ5年5ヶ月、忘れ去るにはまだまだ早すぎます。 でも、そうは思っても、熊本地震については、もうなんか遠い世界の出来ごとのような気持ちになっていることも事実です。つまりほぼ忘れかけているということです。 そんな自分が、そんなことを言う資格があるのか、自問せざるを得ません。 悲しいことです。