鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

寒河江川と最上川(本題)

2016-08-20 14:25:28 | 最上川

 きょうも天気予報では雨降りがちのようでしたが、たまにザート来りはしましたものの、極めて短い間でした。 でもいつ豪雨となってもお明かしくないのがこの頃の天気ですので、安心はできません。 でも雲の多い風の少ない天気となっています。

             (午前9時過ぎ)

 

 (分流から本流の流れの様子。)

              

        

 

    

 

 きのうの寒河江川です。チェリーランドの上流の方です。ひとりが瀬で竿を出し、もう一人がこれから瀬頭へ向かっています(話をしましたので)。

 

 私が寒河江川で竿を出したのは7月30日に初めて入った上野大橋の上流付近です。結果的に9時5分から10時5分の1時間の釣りとなりましたが、最初はなかなか掛かりませんでした。 

 上流の瀬頭から1回だけ釣り下ろうと思いました。距離にして100mあるかないかくらいかな。それでも2,3匹は掛かるだろうと思っていましたが、最初の30分は全く掛からず、この付近では一番の急瀬に入ってから掛かりだしました。

 愚かなことにカメラは車の中、ベストのポケットにしまうのを忘れてしまいました。それで集合写真だけです。 型はよかったです。最初の2匹は掛かったのがはっきりとはわからず。どうもこの頃のアユは掛かったことがはっきりしません、そう思いませんか?

 

 もっと思いっきりスカッと掛かってくれ!と叫びたくなります。 掛かったら思いっきり下流へ走れ!ニンゲンを引きずれ!と声を大にして言いたい!

             

 

 ここからが最上川となります。久し振りの最上川はかなり異なる印象を受けました。一面だだっ広くて全くどこがポイントか分かりません。ただただ一面の水面という感じ。おまけに濁っています。 これは寒河江川もそうでした。濁りはちょっとキツイかなと思われるくらいです。

      

 上は駐車したところの上流側、下は下流側です。 これではどこから竿を出せばいいのか皆目見当がつきませんが、逆に考えればどこからでもいいともいえます、というプラス思考にしまして、とにかく来たのだから竿を出してみよう!ダメでもともとなのだから。開き直りも必要です。

 

 かってそうだった様に、最上川第1組合と第2組合の境界線付近から竿を出そうと思いました。 その前に自分で決めたことがあります。 周りに誰も釣り人はいないし、居ないということは本来は嬉しいことなのですが、この大河ではかって命拾いをしたことがありまして、なるべくなら人がいるところで釣りたいなと思っています。

 きのうの取り決めは、① 左岸へチのみを釣り下る。川の中央付近とかには立ち込まないということです。 ② だから、川底がよく見えないということもあるので、短い足(これまで足があともう10センチ長かったらなあと何度思ったことか!)のひざ下までしか立ちこまないことにしました。

 こうすれば転んでも流されることはないだろうと、やけに慎重になってしまいました。竿は、お待たせしました、シモツケのブラックバージョン90です。水中糸はナイロンの0.3号です。ハリは7号の4本イカリ。これで11時頃からのスタートとなりました。

 この軽く100メートル以上はあるだろう川幅の最上川で、左岸から5メートルくらい流れに入って、9メートルの竿で鮎を釣ろうとしています。自分でも、誰もいないことから、せめてコロガシの人でもいてくれたらよかったのに、多分釣れないだろうなと思っていました。

 でも、竿を出して10分もしないうちに、最上川の大アユを思わせる強烈な当たりが伝わってきました、と書きたいところですが、現実はあれっいつ掛かったのか?と気勢をそぐような変化しかありませんでした。 目印の動きがおかしい、不規則な動きをする、なぜか目印が自分の方に寄ってくる、それが最上川の野鮎が掛かった証拠なのです。

 でも半分以上は立派な背掛かりなのです。 なかには対岸へ逃げようと暴れるアユもいてやり取りを楽しみました。これが鮎釣りだと言いきかせながら。

 最上川最初の野鮎の登場です!!拍手でお迎えください。

 ①-1

 ほとんど同じ変わり映えのしない写真となってしまいました。

       ①-2

 オトリ鮎のしっぽ付近の体がおかしい?と思いませんか。これは購入したオトリ鮎なのです。自分で選んだのにこんな鮎を選んでしまいました。 でもこの鮎は、寒河江川でも最上川でもきちんと泳いで、野鮎を掛けて来てくれました。 あとで大河へ放流しました。

 その後も適当に掛かります。時には入れ掛かりみたいなことも経験しました。

 ②-1  背掛かりでしょう。

       ②-2 

 ③-1  これも背掛かり

    ③-2 

 ④-1  背掛かりです。

 ④-2 

 ⑤-1 

             ⑤-2 

 5匹目も背掛かりです。 大きさは帰宅後の実測では22センチ前後が多かったです。背掛かりでも当たりは弱いのですが、その後の引き抜くまでの駆け引き、やり取りは楽しいの一言に尽きます。なかなか左岸の浅いところに来てくれないものですから、時々は無理やり豪快に瀬の中から抜いたりもして、鮎釣りを楽しみました。

 ⑥-1 

            ⑥-2 

 ⑦-1 

 ⑦-2 

 ここまで約1時間です。ほぼ予定通りの釣り下りでした。 集合写真です。

   元気いっぱい!

               

 もうひとつおまけに、

 

 全体的に鮎の体は柔らかかったように感じました。そして黄色の追星が弱い感じ。増水後の鮎だったのでしょうか。 鮎はまだ若い?し白っぽいということか。

 前にも書きましたが、これはあくまでも膝下までしか立ちこんでいません。広瀬川でも膝上までは何度も立ちこんでいます。でもきのうの最上川では慎重に行動しまして、浅いところから竿を出しました。それでも午前の1時間で”7匹”も掛かってくれました!!! 最上川の鮎に感謝です。

 これが欲張って立ちこめるだけ立ちこんで竿を出したら、つまりはもっと奥の方の流れにもオトリを入れたらですが、多分もっともっと鮎は掛かっていただろうと思います。 何しろこの広い最上川で釣り師は自分一人ですから。泳げて体力に自信があればどこまでも入って行ける、そうすればもっと釣れる、そう思わないこともないのですが、きのうはこれで正解だったと思っています。無理しないで鮎釣りが楽しめたのですから。これが一番です。

 

 

 

 12時から12時45分まで休憩昼食。午後の部は12時45分再開ですが、長くなりました。あしたにさせていただきます。   ご了解ください。

コメント (1)
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