今日の朝日新聞、またまたやってくれました。「一日百尾の夢破れ」という夢枕 獏の韓国での鮎釣りの記事が載っていました。
前回は5月28日の記事で、「『アユ前線』北上中」でした。
今日の記事の内容です。
アユの生息域は、日本・琉球のほかに、台湾、中国、韓国、北朝鮮、そしてかってはあの憎っくき(ワールドカップで)オーストラリアやニュージーランドにもアユに近い魚がいたというのです。今は絶滅しているということになりますが。
「韓国の鮎は凄いよ」「行けば一束(100尾)の釣果があり、しかも大きいという。」ので、行ってみたところ、釣果は、5人で、3日間竿を出して5尾、内0尾は2人、とのこと。原因は、水温が高いこと、30度以上もあり、オトリがすぐにダメになってしまったという。
それで、リベンジということで、今年の6月にサイド韓国へ。釣れそうなポイントに案内してもらったこともあって、4人で2日間竿を出して、100尾あまりの釣果、一人平均13尾とのこと。
韓国の鮎釣り人口は全国でたったの3000人くらい、漁協がない川があり、それでいて鮎は地元の人の食生活に入り込んでいるという。食べ方は、ワタをとって、基本的には生で食べるとのこと。
鮎を大事にするということでは、岐阜県の益田川の人々もそうでした。釣友と釣ってきた鮎を、宿の女将さんにどうぞ食べてくださいと差し上げたりしましたが、本当に感謝されて、その分宿賃から引いてくれたりして。こっちは釣ってはみたものの、まだ持ち帰るわけには行かないので食べてくださいと差し上げただけなのに・・・。
また、かなり前に、鮎の押し寿司を食べたことがありましたが、うまかった。やはり、ただ釣るだけではなく、料理法もマスターして、鮎のためにもおいしく食べなければいけないのかも。