テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

常磐線から見た筑波山

2018-10-07 | 日本百名山
なんとかバスに乗れそうな時間だったため、アクアマリンからダッシュして、かなり離れた最寄りバス停まで行った。せっかく走ったのに、バスはたっぷり時間に遅れて到着した。12時29分泉駅発のひたちに乗った。




恋瀬川の上から眺めた筑波山。




土浦近辺にはレンコン畑が多い。


密度の高い小旅行だった。
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アクアマリンふくしま:パート5、シーラカンスの世界

2018-10-07 | シーラカンス
シーラカンスコーナーは、順路の一番最後にあった。アクアマリンふくしまは、シーラカンスの研究に力を入れており、書籍も出版されている。




タマカイ。形態や習性がシーラカンスに似ているそうだ。


このコーナーにもシーラカンスの化石が多数展示されていた。




アレニプテルス(Allenypterus montanus)。石炭紀前期。モンタナ州。骨格図




カリドスクトール(Caridosuctor populosum)。石炭紀。モンタナ州。詳細な説明




ホワイテイア(Whiteia woodwardi)。三畳紀。マダガスカル。




ホワイテイア(Whiteia woodwardi)。三畳紀。マダガスカル。この標本は、新種の可能性もあるらしい。




アクセルロディクテュス(Axelrodichthys araripensis)。白亜紀。ブラジル。このサイトには、アクセルロディクテュスを含む多くのシーラカンス類の復元図が載っている。




ホロファグス(Holophagus penicillatus)。ジュラ紀後期。ドイツ。口を開けたホロファグスの化石




マウソニア(Mawsonia lavocati)。白亜紀前期。モロッコ。全長3.8 m。復元図


現生シーラカンスの標本は、2体展示されていた。

1体目は、アフリカのシーラカンス(Latimeria chalumnae)で、2007年3月26日にコモロで捕獲された個体である。28 kg。




アフリカン・シーラカンス。色がすっかり抜け落ちている。




アフリカン・シーラカンス。




アフリカン・シーラカンスの顔。




アフリカン・シーラカンスの脊柱。内部が空洞になっている。


2体目は、インドネシアのシーラカンス(Latimeria menadoensis)で、2014年11月5日に捕獲された個体である。37.8 kg。




インドネシアン・シーラカンス。




インドネシアン・シーラカンス。




インドネシアン・シーラカンスの頭部。




インドネシアン・シーラカンスの顔。




シーラカンスロボット。


インドネシアン・シーラカンスの標本は初めて見た。この標本の展示は期間限定らしく、今回見ることができてラッキーだった。
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アクアマリンふくしま:パート4

2018-10-07 | 動物
時間が限られていたため、館内の大部分は、急いで見て回った。




トド。ちょうどエサやりの時間だった。




いわきで見つかった脊椎動物の化石のレプリカ。アクアマリンふくしまは水族館だが、化石の展示が多い。




いわきの化石。




うなぎ。




昨夏話題になったうなぎの稚魚。




ウツボカズラ。東南アジア(マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島)に広く分布。




みどころの、三角トンネル。


“親潮アイスボックス”のコーナーが面白かった。




カジカの一種?




カジカ?




タラバガニ?




アツモリウオ。トクビレ科。知床沖で採れる。食用にはしない。赤い背びれを、平敦盛の母衣に見立てている。




クマガイウオ。トクビレ科。知床沖で採れる。食用にはしない。背びれを、熊谷直実の母衣に見立てている。




オオカミウオ。英名はBering wolffish。最近よく見るような気がする。釣って食べた記事




オオカミウオ。




ズワイガニの群れ。
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アクアマリンふくしま:パート3、海・生命の進化コーナーの魚類化石(2)

2018-10-07 | シーラカンス
アクアマリンふくしまの海・生命の進化コーナーに展示されていた肉鰭類の化石を紹介する。




海・生命の進化コーナーの古代魚の復元模型。




シーラカンス類パルナイバイア(Parnaibaia maranhaoensis)。三畳紀(ジュラ紀後期?)。ブラジル。新属新種のシーラカンスらしい。詳細な説明




シーラカンス類カリドスクトル(Caridosuctor populosum)。石炭紀。アメリカ。詳細な説明




シーラカンス類。ジュラ紀。ドイツ。




シーラカンス類マクロポマ(Macropoma sp.)。白亜紀。レバノン。復元図




シーラカンス類アクセルロディクテュス(Axelrodichthys araripensis)。白亜紀。ブラジル。このサイトには、アクセルロディクテュスを含む多くのシーラカンス類の復元図が載っている。




シーラカンス類マクロポモイデス(Macropomoides sp.)。白亜紀。レバノン。骨格図




ユーステノプテロン(Eusthenopteron foordi)。デボン紀。カナダ。復元図
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アクアマリンふくしま:パート2、海・生命の進化コーナーの魚類化石(1)

2018-10-07 | 魚類の化石
HPを見て興味をそそられた “海・生命の進化コーナー”は、工事のため展示中止と書かれていたが、行ってみると一部は見学可能で、化石をたくさん見ることができた。




巨大なダンクルオステウスの模型。ウミサソリを咥えている。




正面から見たダンクルオステウス。




下から見上げたダンクルオステウス。




ウミサソリ類ユーリプテルス(Eurypterus remipes)。シルル紀。アメリカ。




魚類の化石コーナー。


まず、肉鰭類以外の魚類の化石を紹介する。




無顎類ケパラスピス(Cephalaspis sp.)。デボン紀。ウクライナ。復元図




棘魚類イスクナカントゥス(Ischnacanthus sp.)。デボン紀。イギリス。復元図






板皮類プテリクテュオデス(Pterichthyodes sp.)。デボン紀。イギリス。復元図




板皮類コッコステウス(Coccosteus cuspidatus)。デボン紀。イギリス。復元図




板皮類ボトリオレピス(Bothriolepis canadensis)。デボン紀。カナダ。復元図




軟骨魚類クラドセラケ(Cladoselache sp.)。デボン紀。アメリカ。復元図




軟骨魚類レバノプリスティス(Lebanopristis sp.)。白亜紀。レバノン。




硬骨魚類ヴィンクティファー(Vinctifer comptoni)。白亜紀。ブラジル。復元図




硬骨魚類パラエオバリストゥム(Palaeobalistum sp.)。白亜紀。レバノン。
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アクアマリンふくしま:パート1

2018-10-07 | 旅行
小名浜港のアクアマリンふくしまにシーラカンスが展示されているとの情報を得たため、行ってみることにした。泉駅からタクシーで12分ほどかかった。グーグルマップを見ると線路が伸びているが、貨物専用線路で、人は輸送していない。




アクアマリンふくしまの正面入り口。




アクアマリンふくしまの本館。




本館4階のテラスから眺めた小名浜港。巨大なイオンモールがある。


小名浜の漁師さんたちは、福島産の魚が売れないので、大変な苦労をされているようだ。一方、少なくとも水族館、モールには客がたくさん入っており、賑わっているように見えた。
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いわき市石炭・化石館:哺乳類

2018-10-06 | 哺乳類の化石
いわき市石炭・化石館に展示されていた哺乳類の化石を紹介する。




エントランスのイワキクジラ(Mamenchisaurus)の化石。新第三紀鮮新世。いわき市。天井に吊られているのは、ニタリクジラの骨。




イワキクジラ。




エレモテリウム(Eremotherium)。第四紀更新世。アメリカ。復元図




スミロドン(Smilodon)。第四紀更新世。アメリカ。復元図


いわき市石炭・化石館の貴重な化石資料をじっくり見学することができた。次はコテツとうーたんも連れてきたい。
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いわき市石炭・化石館:恐竜

2018-10-06 | 恐竜
いわき市石炭・化石館に展示されていた恐竜の化石を紹介する。




化石展示室全景。中央にマメンチサウルス(Mamenchisaurus)。ジュラ紀。中国。復元図




マメンチサウルス。




マメンチサウルス。




マメンチサウルスとタラソメドン。




ランべオサウルス類の子供(Lambeosaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図




パラサウロロフス(Parasaurolophus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図




トリケラトプス(Triceratops)。白亜紀後期。アメリカ。復元図




トリケラトプス。




ティラノサウルスの頭骨と足。白亜紀後期。アメリカ。




アルバートサウルス(Albertosaurus)。白亜紀後期。カナダ。復元図
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いわき市石炭・化石館:翼竜

2018-10-06 | 海竜・翼竜
いわき市石炭・化石館に展示されていた翼竜の化石を紹介する。




アンハングエラ(Anhanguera)。白亜紀前期。ブラジル。復元図




ランフォリンクス(Rhamphorhynchus)。ジュラ紀。ドイツ。復元図




プテロダウストロ(Pterodaustro)。白亜紀前期。アルゼンチン。復元図
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いわき市石炭・化石館:海棲爬虫類

2018-10-06 | 海竜・翼竜
いわき市石炭・化石館に展示されていた海棲爬虫類の化石を紹介する。




イクチオサウルス(Ichthyosaurus)。ジュラ紀。イギリス。復元図




プリオサウルス(Pliosaurus)。ジュラ紀。ロシア。復元図




プリオサウルス。




プリオサウルスの頭部。




プリオサウルスの頭部。




クリプトクレイダス(Cryptoclidus oxoniensis)。ジュラ紀。イギリス。復元図




タラソメドン(Thalassomedon)。白亜紀後期。アメリカ?復元図




タラソメドンの頭部。




トリナクロメルム(Trinacromerum)。白亜紀。アメリカ。復元図




トリナクロメルムとタラソメドン。




イワキリュウの鳥口骨。白亜紀。いわき市。トリナクロメルムの近縁種。




左:クリダステス(Clidastes)。白亜紀。アメリカ。復元図。右:プレシオサウルス(Plesiosaurus)。三畳紀後期~ジュラ紀前期。イギリス?復元図




クリダステス。




クリダステスの頭部。




モササウルス(Mosasaurus)。白亜紀後期。アメリカ。復元図




モササウルス。




クリダステスとプレシオサウルス。




プレシオサウルス。ジュラ紀。イギリス。




トクソケリス(Toxochelyidae)。白亜紀後期。アメリカ。復元図




シロムス(クロベウミガメ)。新第三紀。いわき市。


絵も飾られていた。




フタバサウルスとイワキリュウ?




エラスモサウルス、トリナクロメルム、モササウルス?
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いわき市石炭・化石館:フタバサウルス

2018-10-06 | 海竜・翼竜
いわき市石炭・化石館の展示物の目玉の一つであるフタバサウルスの復元骨格を紹介する。この首長竜は長らくフタバスズキリュウと呼ばれてきたが、2006年に佐藤先生らにより、フタバサウルス(Futabasaurus Suzukii)と命名された。以後、フタバスズキリュウという名前は、和名として用いられている。

現在フタバサウルスと同定されている化石は、1968年に鈴木直さんによって発見された標本のみであり、他には発見されていないか、発見されていてもフタバサウルスと同定するには至らないそうだ。




フタバサウルスの復元骨格。




正面から見たフタバサウルス。




後ろから見たフタバサウルス。




フタバサウルスの横顔。




フタバサウルスの脊椎骨。


いわきのフタバサウルスの復元骨格は、国立科学博物館の復元骨格とポーズが異なっている。また、床置きなので見学しやすかった。
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フタバスズキリュウ発見50年の特別記念講演会:いわき旅行1日目

2018-10-06 | 海竜・翼竜
インターネットで、偶然このようなチラシを見つけた。




フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(表)




フタバスズキリュウのヒミツ展のチラシ(裏)


今年はフタバスズキリュウが発見されてから50年目にあたり、いわきの石炭・化石館で特別展が開催されている。また、講演会が企画されており、チラシ右上に載っている佐藤たまき先生は、フタバスズキリュウが新種の首長竜であることを示した学術論文をお書きになった方だ。ぜひ話を聞いてみたいと思い、いわきに行ってみることにした。

テツがいわきに行くのは2回目で、14年前の2004年1月に、フタバスズキリュウゆかりの場所に行ってみたいと思い、いわきを訪れたことがある。




特急ひたち号。


品川からいわき市の湯本駅まで、2時間16分かかった。短いとはいえない距離だ。今回の目的地のいわき市石炭・化石館“ほるる”は、湯本駅から10分ほど歩いたところにある。





石炭・化石館の正面入り口。




フタバスズキリュウの像。




フタバスズキリュウの像。正面から。


石炭・化石館の建物とフタバスズキリュウの像は、前回来た時から変わっていないように見えた。懐かしかった。


1時半からの講演会は、定員80名の事前予約制だったが、見たところ満員だった。佐藤先生の話は非常にわかりやすく、面白かった。テツ的には、先生が留学されていた時のエピソードが印象的であった。化石発掘のためにフィールドに出て、動物が出てきた話など、自分の体験ともかぶるので、面白く聞かせていただいた。子供を含む一般向けの講演会だったため(もちろんテツも素人の一人なのだが)、科学者として、もう一歩踏み込んで聞いてみたい話題もあった。例えば、フタバスズキリュウが新種であることを示すときに、既知の種との違いを定量的に示す必要はないのだろうか?遺伝情報があれば、相動性が何%と言えるが、化石標本の形状に基づく古生物学の場合、データを客観的に評価するのが難しいのではないかと思ったりした。

講演会の後は、サイン会があり、佐藤先生の著書に直筆のサインをいただき、二言三言お話をさせて頂くことができた。研究者としては珍しく、非常に感じの良い方だった。


サイン会の後は、閉館時間まで石炭・化石館に展示されている化石を見学した。展示内容については、次の記事に記す。学芸員さんと少し話ができ、震災の時は、やはり少なからぬ被害があったとのことだった。しかし、震災前に、たまたまワイヤーなどの設備のメンテナンスを行っていたため、最悪の被害は免れたそうだ。それでも復旧に数千万円かかったというから、いかにすさまじい地震だったかがうかがわれる。復旧に尽力された職員の方々に敬意を表したい。




石炭・化石館の駐車場に鎮座するD51。




湯本駅。


湯本の隣の泉駅まで移動し、駅前のホテルに泊まった。
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コテツの恐竜

2018-10-02 | 子供
コテツが面白い作品を創作した。




ラプトルとスピノサウルス。


オレンジ色がラプトルで、グレー、黄色、紫のものがスピノサウルスとのこと。じっと見ていると、そのような気がしてくる。


念のため断っておくが、後方に見えているおまるのようなものは、おもちゃ入れとして使われており、本来の用途では使われていない。
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