テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

剣山:百名山48座目(1日目)

2022-11-10 | 日本百名山
徳島県の剣山に登った。

まずは、阿波池田の駅で車を借りた。

今回は三好レンタカーを利用した。このレンタカー屋はWEB予約ができず、電話する必要がある。この時に、阿波池田駅到着時刻を伝えておくと、その時間に車を持ってきてくれる。代金は前払いで、現場で現金で払った。

阿波池田駅と剣山は、長方形の対角に相当する位置関係にある。Google mapでは、阿波池田から貞光まで高速で東進し、そこから国道438号線を南進するルートが出てくるので、その経路で行こうと思っていた。一方、レンタカー屋のおじさんに剣山に向かうと伝えると、大歩危まで戻って山中を東進するルートを勧められた。こちらのルートの方が、道が良いという。ホテルに電話して聞いてみると、“道の悪さはどちらも同じ。貞光経由のほうが早く着く”とのことだったので、Google mapルートで行くことにした。Google mapでは所要時間は1時間27分と出る。

14時55分ごろ出発。井川池田ICで高速に乗り、美馬ICで降りた(15時11分、620円)。吉野川を渡って貞光へ。




美馬橋から見た吉野川(15時24分)。大歩危峡では細い川だったが、ここでは大河だ。


貞光で吉野川と別れ、山間のくねくね道(国道438号線)に入る。くねくねしているだけならまだましで、集落の中や崖沿いになると、すれ違い不可能な一車線道になる。しかも、対向車がそこそこ来る。すれ違い可能なところまでバックで戻らなければならないことが何度かあった。道が酷いとは聞いていたが、予想を上回る“酷道”ぶりで、運転には“全集中”が必要だった。シーズン外れの平日の今日ですらこれほど神経をすり減らされるのであれば、シーズンの週末はどうなるんだろうか。

15時47分、地図上では概ね貞光-剣山登山口の中間点にあたる高越大権現に到着し、少し休憩した。




高越大権現。




貞光川。


日が暮れた後にこんな道を運転したくないので、先を急ぐ。くねくねのスイッチバック道を通り抜け、スキー場跡を通り過ぎたあたりで鹿の母子に出くわした。




鹿。16時34分。


16時41分、ようやく夫婦池に到着した。貞光から1時間10分、阿波池田駅から1時間46分かかった。




夫婦池。




石仏。


夜は、夫婦池の前に建つラフォーレつるぎ山に泊まった。




ラフォーレつるぎ山。


チェックイン時、ご主人にアクセスが大変だったと伝えると、“山登るより大変だからね”と返事が返ってきた。百名山でありながらアクセスでこれだけ精神力を使う山は、ほとんどないだろう。




ラフォーレ剣山からの眺め(北方向)。




ラフォーレ剣山の部屋から見た剣山山頂部。




夕食。アメゴ(アマゴ)の唐揚げも、豚肉の鍋も美味しかった。


食後は、ホテルのご主人と、隣のテーブルで食事をされていた地元の男性に、剣山のおすすめルートや、下山後に寄るべき祖谷(いや)の名所を教えてもらった。

夜はさっさと寝た(多分9時ごろ)。

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