テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

カブクワの家づくり

2021-07-25 | 昆虫(カブ・クワ)
虫を捕って家に帰るとカブクワの家を準備しなければならない。

今年は5匹のカブクワを連れて帰ってきた。




伊豆から来たカブクワたち。


まずはカブの家から整えた。




カブの家。


カブは妻が購入したメダカ(?)用のガラス水槽に入れた。マットの敷き詰め、加水、止まり木の配置は、テツの監修の下、全てコテツが行った。

ガラス水槽にはプラスチックケースにはない高級感があり、思った以上に見栄えがする。しかし、魚用の水槽にはしっかり閉まる蓋が付属していない。そこでコバエ防止シートを上からかぶせて、ゴムひもで固定してみた。


昼寝した後、クワガタの家を作る。カブと同様、基本的には子供たちにやらせた。




コテツのオオクワ(巨大)の家。




うーたんのオオクワの家。住人は隠れてしまった。




修善寺ノコの家。




ヒラタの家。


ついでにカブクワたちの体長を測定した。


カブトムシ:70 mm
オオクワガタ(巨大):73 mm
オオクワガタ(うーたん):61.5 mm
ノコギリクワガタ:60 mm
ヒラタクワガタ:39.5 mm


現在家にいるオオクワガタの大きさを比較すると、

オオクワ(巨大:73 mm)>オオクワ(大:68 mm)>オオクワパパ(64 mm)>うーたんのオオクワ(61.5 mm)>オオクワ(小:59 mm)

となる。70 mmを超すオオクワは、菌糸瓶・温度制御の条件が揃わないと育ってこないように思う。ピノキオではそんなに丁寧にブリードしているのだろうか?もしかすると、ピノキオの常連客の誰かが自宅でブリードした余りを森に放したのかもしれない。そうであってもなくても、家に来た以上は大事に買ってやろう。
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2021年伊豆虫取り旅行・2日目

2021-07-25 | 昆虫(カブ・クワ)
昨年は隣の部屋のテレビの音が気になって眠れなかったが、今年はクワガタがゴソゴソする音がうるさくて眠れなかった。

夜明けとともに起き、コテツも起こして、二人でバナナトラップを見に行った。

まずは、昨夜も見に行ったペンションに近いほうのトラップをチェックした。




1個目のバナナトラップ。悲しいほど何も付いていない。

さらに2個目のトラップを見に行った。




2個目のバナナトラップ。何も入っていない。


仕掛けた場所が悪かったのか完全な敗北に終わってしまった。使用後のバナナトラップは回収した。


せっかくなので、昨日見つけた樹液だらだらの木を見に行ったが、虫は全く見つけられなかった。




ブドウ畑と富士山。




コテツと富士山。虫かごにカブトムシが二匹入っているが、今朝捕った1匹は逃がした。


ペンションに戻ると、ノコが1匹いた。




電灯の下に止まっていたノコ(捕獲せず)。


その後、朝飯(バスケットいっぱいのパン)を食い、温泉に入った後、チェックアウトした。

虫くじで当てたヒラタクワガタのメスは逃がしてやった。




修善寺駅にて。ここからオリンピックの自転車競技会場へのバスが出ているらしい。


修善寺から三島に戻り、新幹線で新横浜に戻った。


今年は去年と昆虫の様子がずいぶん違っていた。まず、昨年までペンションの下の森の中ではほとんどカブトムシを見なかったが、今年はうじゃうじゃいた。また、昨年は5種類のクワガタ(オオクワ、ヒラタ、コクワ、ノコ、ミヤマ)全てとカブの他、カナブン、カミキリムシ、スズメガ、ヤママユガ、セミ、ヤブキリなど多種類の昆虫を見かけたが、今年はオオクワ、ノコ、コクワ、カブ、カナブン以外の昆虫をほとんど見かけなかった。特にカミキリムシとガがかつてないほど少なかった。さらに、上記の昆虫もペンションの敷地内にはたくさんいたが、敷地外にはほとんどいなかった。

去年と今年は気候が大きく異なり、昨年来た時にはまだ梅雨が明けておらず酷暑に至っていなかった。一方今年は7/16に梅雨が明けたので、梅雨明けの8日後、即ち酷暑が1週間以上続いた後に修善寺に来たことになる。今年ミヤマを見つけられなかった理由の一つは暑すぎたことだろう。昆虫の種類が少なかったことも暑さと関係するのかもしれない。ペンション内外で虫の数が大きく異なっていた理由はよく分からない。ペンション内の森の方がよく手入れされていること、ペンション外は採集圧が高いことなどが原因かもしれない。
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