ねこがんず

猫、動物大好物。料理、包丁、自然も大好き。サボりつつ独り言を書いてます。

柿・藤野さん・きし麺。

2014-12-04 09:52:33 | 日記
柿の実があっちこっちで、鳥達のご飯になってます。

店に売ってるより大量の柿の実。

そのままってのがもったいなくて仕方がない。

でもまぁ、人んちの物ゆえどうしようもありませぬ。

で、柿の実の思い出。

幼稚園の時、1こ上のアネキと二人で藤野さんにお使いに行かされた。

藤野さんってのは、行きつけのお医者さん。

親しみを込めて名字で呼ぶ。

今でもかかりつけのお医者さんは○○さんと呼んで、そうでもないのは○○内科などと呼ぶ。

何の用だったか忘れたけど、夕方に幼稚園児と1こ上のアネキ二人でお使いとはなかなかに冒険のような気がしたもんだ。

んでもって、藤野さんに褒められ庭の柿の実を枝ごと何本かごほうびにもらった。

もちろん柿は八百屋さんに売ってたけど、庭に生えてた枝付きってのが妙に嬉しかったのを覚えてる。

別の日、私は母親におんぶされ藤野さんに行った。

風邪だったんだろうな。

でも、全然大した事なかった気がする。

いつも風邪を引くとお蕎麦屋さんの鍋焼きうどんをとって食べさせてくれるんだけど、その日はお蕎麦屋さんに行ってきし麺を食べたのよ。

カウンターで、おかんと二人できし麺。

これまたとっても特別な感じ。

そもそも外食なんてほっとんどしてなかったし。

私の中できし麺は今でも特別なメニュー。

今思えば、当時舅・姑と同居、年子の姉妹と小さい弟一人できつきつだったんだろうなぁ。

子供の風邪を理由にちょっと息抜きがしたかったのかも。

柿の季節、夕方のお医者さんへの道と、お風呂屋さんの隣のお蕎麦屋さんの風景を懐かしく思い出すのでありました。
コメント
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