らく

のんびり好きなコト・モノを書いていこうかと

美術展 二つ

2018-02-18 | 美術展
寒い時期にある美術展は
気合がいる
↑ いや、オマエ 夏の暑い時期もそんなこと言ってなかったか?
  ↑ 体力にとんと自信がなくなって 
    ↑ 自信のあったころなんて あったんかいって話だけどな
      つーか もっと早い時期に行けばよかったんじゃないの
      それこそ10月からやってたんだから

      ↑ ごもっとも

そんなこんなで
まず一つ目は
『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』
これの会期は 10月3日~1月14日だった

年明けのころに行ったのだけど
思ったより人がいて
人気なんだと再確認

音声ガイドのスペシャルナビゲーターに 又吉直樹さん
本展テーマソングは 宇多田ヒカルさん「人魚」

プロローグ
1、イタリア:ルネサンスからバロックへ
2、フランドル:バロック的豊穣の時代
3、オランダ:市民絵画の黄金期
4、スペイン:神と聖人の世紀
5、ふらんす:古典主義バロックからロココへ
6、ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で

古典だと実感する絵画の数々だった
プロローグにあった{戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像}
それを見てから巡る構成になっていた

エカテリーナの趣味を覗き見しているような気になった
絵の方向というか佇まいというかに統一性があったからだと思う
面白かった



二つ目は
『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』
こちらは1月20日から3月4まで
京都国立近代美術館で開催
ここへ行くのは初めてではないと思うけど
最近の京都は 
京都市美術館へ行くことが圧倒的に多かったので
初めは京都市美術館だと思ってました
すみません


それと
外国の人が多かった
冬休み?春休み?


ゴッホが浮世絵に興味を持っていたのは知られた話だけど
今まで行ったゴッホの絵画展は
彼の内面や不遇な人生からの構成と解説が多かったように思う
それが今回は
日本を中心に据え 解説している

だから
対比させるように浮世絵もあったし
葛飾北斎とか 歌川広重とか
また
ゴッホ没後に聖地巡礼をした
日本の画家や文学者の芳名録や書簡などもあった
佐伯祐三とか 斉藤茂吉とかもあって驚いた
こんなに 日本人が憧れていたんなんて知らなかった


音声ガイドのナビゲーターは 常盤貴子さん
声の出演は 佐々木啓夫さん


日本初公開の絵もあって
やっぱり印刷物じゃなく 実物を見ると
その迫力に目が離せなくなる