らく

のんびり好きなコト・モノを書いていこうかと

さて 本題

2016-02-23 | 美術展
暖かい陽気の中
相変わらず観光客の多い京都
東京で大盛況だったらしい絵画展
京都では細身美術館で開催
「SUNGA 世界が、先に驚いた。」

会場に入って 一番初めにあるのが
屏風
これは{楽}と書いた屏風と対になっていて
内輪の宴会などで出されていたらしい

この{楽}の字 
太いままの筆運びで
力強さとか おおらかさとか 
なんか とてもよかった

絵の方は
屏風ものは珍しいそうで
心なしか みな遠巻きに見てる感じが
絵が大きいから近づくとドアップになるせいかな?
やっぱ 全体像で 見たいもんな

春画って浮世絵だけかと思っていたら
室町時代くらいからあったらしく
浮世絵の版画で庶民にも浸透した感じ?
でも、江戸時代はのちに禁止されたりして
小さい豆本とか、貸本屋とか
印刷技術や製本技術も発達したり
必要は発明の母 って見本のようなことですな

室町のは肉筆画 
つまりは一点ものてことかな
貴族がお抱え絵師に描かせていた感じ?
狩野派とか土佐派、住吉派とかもあった
 
色の繊細さ
背景に描かれている調度類
着物の柄の細かさと色の合わせ具合
桜 夜の海
体の線 手の指先の表情 足の指にも表情があって
筆で描かれる線の太さや細さ
柔らかな肌を表現していて女性が色っぽい


墨の濃淡で表現された影絵の技法で描かれたもの
色っぽかった

喜多川歌麿の{歌まくら}
相手の顔に添えた手が相手を思う愛しさを表現してる感じ


他に
絵の描き方を指南した本とか
医学書をもじったものとか
生活をもじったものとか
それぞれを5段階評価みたいにしたのもあって
笑える要素がいっぱい
おおらかに笑い飛ばせる要素が面白い

しかし
これだけ延々見てると 
なんていうか疲れたというか
ぐったりした


そして
ショップではTシャツの胸元に絵があったり
だれが着るんだろ とは思ったけど

図録は分厚い長方形の事典みたいな
膨大な量の絵と解説

他にも
時代背景や歴史を説明してる本とかも色々
ポストカードも色々

商品的に思ったよりずっとバリエーションあった

会期中に絵の入れ替えがあるから
終了までずっと人が多いかもしれないかな

絵画展を語る前に毒吐きます

2016-02-20 | 美術展
新聞のコラムみたいなとこにも載ったので
人が多いかな~ と思いながら行ったら
ホントに多かった

細見美術館で開催されている
『SHUNGA 世界が、先に驚いた。』


客層が
なんというか 男性が多い印象
もちろん
女性の二人連れや 若いカップルや 壮年のカップルもいたんだけど
老若の単独男性も多くて
それが今まで行った美術展と 大きく違った印象を受けた理由 

しかも
普段 美術館には来ないような感じの おっちゃん的な感じと言うか
↑ ちょ~っと 黒い感情が入ってる表現に見えるけど
  ↑ あ~ うん
    ↑ あら 認めてるし
      
やなことがあったんだも~ん
↑ 可愛い言い方しても どうだろね
  しかも オマエが言うと 寒過ぎる


ここの美術館は 地下へ下がるタイプで
第一展示室 であってるのかな?

今回 作品名とかを書いた紙が見当たらなくて
タイトルとか作者がメモを取らないと分からない状態だったの
でも、当日券なのかな?
それを持ってた若い子はそんなような紙を持ってて
訊いてみればよかったと帰ってきてから思った
↑ 気付くの遅いんじゃない?

それは置いといて
その第一展示室で聞こえてきたのが

「写真は取っちゃいけないんだよね?」
「はい」
「これも?ここじゃなくて、こっちなんだけど」
「はい。写真撮影は出来ません」
後ろから聞こえてきた会話だったんで振り返るのもどうかと思って止めたんだけど
多分 絵の上に掲げてある 解説文なんだと思う
けどさ 美術館に入る前に
写真撮影は出来ないと書いてあったんだよ
て言うか 
美術館行き慣れてたら 絶対言わないセリフだと思うんだけど
どうしても解説がって言うなら 
図録買えよ!
こいつ 何しに来てんだ?
↑ 思うよね
  スタッフ?学芸員?会場にいた黒服さん
  「図録をお買い求めいただければ そういった解説も載っていますよ」
  ぐらい言えよ~
  下に ミュージアムショップ開設してるんだし


そして
第二展示室では
黒服さんが
「開いてる場所からご覧ください」
って言ってるのに
なぜかみんな一列に並んで順番を待つ
よって入り口付近が混雑
奥は空いてたり 人が観てない展示物があったりなのに

これも
他の会場じゃみられない光景

平置き展示だから 目の前で観たいのは分かるよ
けどさ 
二列になれば背の高い人は 二列目からでも十分見れると思うのよね
なのに
ガラスに張り付くほどのそばで観たいからなのか
そういうことする人少ないのよ
結局 並んでるところに割り込むわけにもいかないから 
空いてるとこ観た後は仕方なく列に並んだよ

会場が狭いというか 小さいせいもあるのかもしれないけど
なんか 自由に見れない雰囲気があって
窮屈な気持ちになったし


観るスピードって人それぞれだし
並んでいる間に
見えるように掛かっている解説文を読むこともできるのに
作品の前に行ってから
掛かってる文章読んでる人もいたり
そりゃ 余計に遅々として進まないわな
 
でもさ 
いいじゃん せっつかなくても それぞれのペースあるんだし
なのに
「止まらずに進んでください」
みたいなことを言った男の人がいたの
しかも
「スタッフがもっと手際よくしなきゃいけないのに」
みたいなことまで言うから
気分悪くなった

いいじゃん ゆっくり見ても
つーか さっさと観たいなら 
二列になれば背の低い人の上から観れるんだから 
そうすりゃいいじゃん
それとも時間なかったの?
だったら 
もっとゆっくり時間のとれる時に来いよ

そして極めつけが
第二展示室を出ると 小部屋になってて
そこに 本だと見開きの一枚しか展示できないけど
本にある絵を小さくして10枚から12枚くらいを
1パネルにして2つ掲げてあったの
それを 写メしてるおじさんがいて

はたしてそれは写メして良いのか悪いのか判断がつかなくて
声かけられなかったんだけど
あれはどうなんだろ?
一応はそこも会場内だと私は思ったんだけど 違うのかね?
とにかく シャッター音がしたことに びっくりしたわ

なんかもう
マナー違反的なことが気になって
楽しさ半減だった 

毒吐きまくって すまん

GPS

2016-02-14 | ドラマ
「私を離さないで」
 
学園から子供が逃亡してもすぐわかるように
靴にGPSを忍ばせてたって話があったら
なんと現実世界でも
徘徊する人の靴に付けて てのが新聞にあってびっくり

それは まぁ ちょっと置いといて
↑ 掴みかよ その話題
  ↑ ま、そんなとこ


さて
来週、多分 弾圧みたいなことがあるんだろうな


綾瀬はるかさん観たさだったのだけど
三浦春馬さんもすごくいい


どんな結末が待っているのか
今期 一番楽しみなドラマ


「真田丸」

草刈正雄さん とにかく素敵

もちろん
脚本が面白いのだけど

登場人物が
皆面白くて 可愛らしさもあってステキ 

おばば様の草笛光子さんなんか
もう可愛くて可愛くて

信長亡くなって
また動乱の時代がくるんだけど
 
まだまだ 序盤で 目が離せない


「臨床犯罪学者・火村英生の推理」

こちらは 窪田正孝さん目当て

関西弁が 嫌みなく聴ける
贔屓目かもしれないけど
票ひょとした感じが すごくステキ


「ヒガンバナ」

面白いことは面白いんだけど
決め台詞が ちょっと な な感じ

ここからもうちょっと 
深いとこまで話が広がると面白いんだけど

さて、どうなるんでしょうな