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プーシキン美術館展 旅するフランス風景画

2018-08-30 | 美術展
びっくりや

美術館は
傘の持ち込みをしてはいけないのは常識だと思ってた
柄の長い傘は日傘、雨傘問わず、傘立てに預ける
そして
折り畳み傘も、畳んでなければ、注意受けるのは当たり前だと

それが

館内の入り口すぐのところで監視係の女性が
折り畳み傘を手に持ったおば様に、傘の持ち込みを注意されたらしかったのだが
その時の彼女の言いぐさが
「今まで、そんな文句言われたことないわ!!」
と 大層腹を立てたご様子で
いくら身なりが小奇麗で 品があるように見えても
あれじゃ 下品
あんなおばちゃんにはなりたくない と心底思った

さて気を取り直して

今回の音声ガイドは 水谷豊さん
そしてコラム解説は 声優の上坂すみれさん

普段と同じレンタル料金で お二人分が聴けるようなお得感

とは言っても 水谷豊さんは 相棒シリーズとか 探偵左文字進シリーズとか
独特の喋り方が苦手で どうなんだろ~ と思っていたけど
全然普通で とても聴きやすかった

ドラマはそれぞれのキャラクターの喋り方なのね と知りました
毛嫌いしてて すみません

第1章
近代風景画の源流
【クロード・ロラン】
{エウロペの掠奪}
大きい絵で画面の半分以上に海と空が広がっていて
エウロペとか牛とかは下に描かれていて小さいのだけど
衣のひだとか細かく描かれている
空間の広がりと、近景や遠景の人物、山や建物でさらに広がりを感じる

【ニコラ・ラングレ】
{森のはずれの集い}
中央の白ドレスのあなた
相手の胸に手をついて
めっちゃ嫌がってるやん

【フランソワ・ブーシェ】
{農場}
日の当たっている部分の白の使い方が
まさに
日にキラキラしているようで
明るい画面

【クロード=ジョセフ・ヴェルネ】
{日の出}{日没}
船の舳がどっちを向いてるかで
出航、帰航がわかるね
仕事の終わった気怠さもあり

{パンフィーリ邸の庭園、ローマ}
左側刈り込んだ木?
すごい
構図のために 実際の物そのままじゃない
感動薄れるー

【ユベール・ロベール】
{水に囲まれた神殿}
HPに解説あった絵
思ったより小さかった

{ついに開いた牢屋から(春の祭日)}
階段の下の犬 でかすぎ

【ジャン=ルイ・ドゥマルヌ】
{街道沿いの農場}
家畜いっぱい
可愛いー

【ウジェーヌ・ルイ・ガブリエル・イザベイ】
{ムーア式の入口}
土壁が遠くから見ると写真のよう

第2章
自然への賛美
【ジュール・コワニエ / ジャック・レイモン・ブラスカサ】
{牛のいる風景}
倒木リアル
牛と羊可愛い
毛並みもリアル
のんびりした感じが伝わってくる
二人で苦手な部分を補いながらとは
面白い

【コンスタン・トロワイヨン】
{牧草地の牛}
端っこに赤い鶏冠あり
鶏?七面鳥?
柵に顎載せて
こっちを見ている牛
可愛いぞー

【ジャン=バティスト=カミーユ・コロー】
{夕暮れ}
木々や人物に当たる夕日の色が
絶妙
日暮れなのだと分かる
うす暗闇が迫る感じ

【ギュスターヴ・クールベ】
{水車小屋}
白壁に映る屋根の陰
日の当たっているところと当たっていないところの対比

【アンリ=ジョセフ・アルピニー】
{女性のいる森の風景}
緑と水の森の中
匂いがしそう

第3章
大都市パリの風景画
【エドゥアール=レオン・コルテス】
{夜のパリ}
室内の灯が夕暮れの街に
キラキラもれてて
妖しく幻想的
夕暮れに対して
店の灯りが鮮やかで目を惹く
親子連れのご婦人がいたりして
結構な人がいて賑わっているのね

第4章
パリ近郊ー身近な自然へのまなざし
【クロード・モネ】
{ライラック}
穏やかで明るい

第5章
南へー新たな光と風景
【アルマン・ギヨマン】
{廃墟のある風景}
ピンク、紫、彩りが温かく綺麗
春?秋?

【ポール・セザンヌ】
{庭園の木々}
短いタッチの葉が
日と風を含んでいるよう

【アンドレ・ドラン】
{港に浮かぶヨット}
海の波と光の反射の表現が面白い

第6章
海を渡って/想像の世界
【アンリ・ルソー】
{馬を襲うジャガー}
どう見ても馬がカメラ目線で
ジャガーに喰いついてるようにしか見えない

撮影コーナーには 
{馬を襲うジャガー}のジャングルを背景にして撮影できるようになってました

ビュールレに行った時
迷った挙句に図録を買わなかった
でも
買っとけばよかった

なので
今回は
迷ったら買う
という気持ちで行ったので
買ってきた
しかも図録の帯が四種類もあって
これまた 迷ったから
四種類付のを買った
大}満足

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