らく

のんびり好きなコト・モノを書いていこうかと

出そろったかな

2014-10-29 | ドラマ
秋ドラマ

「Nのために」

湊かなえさん原作

親の身勝手さと大人の身勝手さに翻弄されるしかない子ども
自分だけでは何もできない無力さに押しつぶされそうになる声に出せない悲鳴

過去と現在を行ったり来たりする手法で
どう表現するのかと思っていたら
心のアルバムにある写真を過去に向かってめくるような映像
こういう演出 好き

Nの文字を持つ人たちがどうかかわっていくのか
原作を読んでいないから
毎回を楽しみに

単純なようでどこかでずれている人の心の内側
それを 誰もが持っていると思う
だから おそろしい 
だから 正しくあろうとする
それは とても薄く丈夫なようで脆い紙一重かも


「信長協奏曲」

設定が面白い

斉藤道三もタイムスリップしてきたとは
道三が信長をかっていた理由が無理なく説明できるかな


木下藤吉郎が間者とは
どういう経緯で信長に重用されるようになったのか
今後の展開が楽しみ

さて 話は話として
別の楽しみとしては
俳優さんの豪華さ

織田信行に柳樂優弥さんだし
織田信清に麿赤児さんだし
斉藤道三は西田敏行さんだし
今川義元には生瀬勝久さん 
↑今期これ合わせて3ドラマ出演ってどんだけ忙しんだか
 でも 今川義元は3話で討たれちゃったから もう出てこないと思うけど

道三の娘に柴崎コウさん
↑ ここでは 帰蝶と呼ばれてるけど
  濃姫の方がなじみがあるかも

池田恒興に向井理さんで
柴田勝家に高島政宏さんで
丹波長政には阪田マサノブさん
森可成には森下能幸さん
なんかもう すごすぎて
狂喜乱舞しそうだけど
ここで乱舞はまだ早い
だって
木下藤吉郎には山田孝之さんでしょ
徳川家康には浜田岳さん
前田利家には藤ヶ谷太輔さんで
竹中半兵衛に藤木直人さん
夏帆さんも出てるし
早乙女太一さんや水原紀子さんも

個人的には佐々成政の阿部進之介さんがお気に入り
「軍師官兵衛」での加藤清正もお気に入り
武士姿がとってもお似合いで

そして ゲストも豪華

ゲストを楽しみに見るのもアリかと思う


俳優陣が豪華なのは
「ごめんね 青春!」と「Nのために」もかな



「ディアシスター」

迷ったけど 石原さとみさんのこのキャラも好きだけど
乗り気しなくて 今回はパスかな



「すべてがFになる」

{冷たい密室と博士たち}が2話で終わって
次回は{封印再度}
トリックを是非 実験で証明してほしい

そのあと どの話を持ってくるんだろう?

最終回には タイトルになっている{すべてがFになる}をしてくれるのかな?
それとも途中でしてくれるのかな?
どっちにしても 楽しみにしておこう

あべのハルカス美術館 新印象派3/3

2014-10-28 | 美術展
[第5章 1895-1905年:色彩の開放]

アンリ=エドモン・クロス
《地中海のほとり》
《山羊のいる風景》
バイオレットとピンクとブルーの色が印象的
この組み合わせだからか
アンディ・ウォーホルのマリリン・モンローの毒々しい色を思い起こさせる

《マントンの眺め》
滲んだ四角い点で描かれていて
前述の作品とは 違った雰囲気

ポール・シニャック
《オンフルールの港口》
ここの空気がそう言う色を見せるのか
印象派の画家の目がそういう色を捕らえるのかわからないけど
ノルマンディーを表す色は白の混じった灰色とか白茶けた茶色とか
どの画家の絵を見ても そんな色が使われてるように思う

マクシミリアン・リュス
《工場の煙突》
《シャルルリワの高炉》
《シャルルロワの工場》
労働者、工場地域、
彼のバックボーンからにじみ出るような色


[エピローグ フォーヴィスムの誕生へ]
ここのポール・シニャックは
印象派展へ出品したころの絵とは かなり違ってきていて
好みではない

アンドレ・ドラン
《ウォータールー橋》
様々な画家が描いてきた橋だけど
私が好きなのはやっぱり、クロード・モネの描くウォータールー橋だわ



今回の絵画の所蔵先を見ると
日本の美術館や会社が意外に多い
色彩理論の本なんかは大学の図書館だったり

一つの美術館を持ってくる美術館展もいいけど
テーマに沿った絵を集めた企画展も面白い

好きな画家の変化を年代を追って観ることができるし
その画家たちの関わりも見えてくる

様々に吸収して表現していく様子が
その時代の精神的かかわりや社会的かかわりの中にあることを
今更ながら思う

絵画も歴史抜きには語れないから なお面白い

あべのハルカス美術館 新印象派 2/3

2014-10-27 | 美術展
[第3章 1887-1891年:新印象派の広がり]

ルイ・アイエ
《オワーズ川の岸辺、ポントワーズにて》
靄がかかったような色で はっきりくっきりではない落ち着くような温かみ

リュシアン・ピサロ
《4月、バザンクール》
浅い春の弱い日差しが映し出されている

ルイ・アイエ
《夜の仮説遊園地》
どこかで見た印象
印象派の画家が描いたような夜の明かりと空間
ルノワールかドガにこんな色調があったような気がしたけど
思い出せない
↑ うろ覚えは大得意やもんな
  ↑ 笑いごとで済んでるうちはええけど 気を付けなな

アルベール・デュポワ=ピエ
《幸のサン=ミシェル・デギーユ聖堂》
ブルーを基調として冬と雪を表現してる感じ

マクシミリアン・リュス
《モンマルトルからのパリの眺め》
この絵もそうだけど
彼の絵は 
くすんだ濃い色で
幽かに感じる重苦しさをもつ生活感
空に流れる煙突の煙とか空の色とかが
産業革命後の街をよく表してる

カミーユ・ピサロ
《エラニーの農家》
《花咲くプラムの木》
明るい色調で ホッとする

アルフレッド・ウィリアム・フィンチ
《霧雨のウェリントン競馬場(オステンド)》
こちらは点が大きいモザイクのよう
《ラ・ルヴィエールの果樹園》
こちらは点の小さいモザイクのよう
好みとすれば こちら

ジョルジュ・モレン
《日没》
日本ではないのに
空と海に映る空
見た記憶のある色に染まっている
不思議な感覚

ポール・シニャック
《ポルトリュー、グーヴェルロー》
《サン=ブリアックの海、ラ・ガルド・ゲラン岬作品211》
《髪を結う女、作品227》
オレンジ、ブルー、ピンクが印象的 
白しか混ぜないシニャックの作品だとすぐわかる

ヤン・トーロップ
《マロニエのある風景》
目の前に広がる風景と川の水面に映った風景
線を引いたように上下で色が変わる道
二つの世界があって
それは 同じように見せているけど
違う色に置き換えられていて
現と夢のような精神世界を描いてるようにも思える

テオ・ファン・レイセルベルヘ
《マリア・セート、後のアンリ・ヴァン・ド・ヴェルド夫人》
ドレスの質感とひだがはっきり鮮やか
点描なのに肌が滑らかな筆で描かれたように感じる不思議
離れてみると 点描に見えない
↑ 近視だと滑らかに見えるかも
  巨大モニターを近くで見ると点滅しか見えないのに
  離れてみると映像で見えるような感じ


[第4章 1892-1894年:地中海との出会いー新たな展開]

アンリ・エドモンド
《農園、朝》
《農園、夕暮れ》
現実をそのままと言うより
理想郷に見せるような 
幻想的に薄靄で包むような感じ

アシール・ロジェ
《アストル夫人の肖像》
人物と横のテーブルの奥行きがあってない
《窓辺にて》
のっぺりして見える人物と
手前だけが存在感のあるテーブルクロス

あべのハルカス美術館 新印象派 1/3

2014-10-26 | 美術展
{新印象派 光と色のドラマ}

印象派も好きだけど
新印象派と呼ばれるポール・シニャックの 初期の作品が好き
かなりたくさんの作品が観られそうで 期待大でワクワク

この展覧会の大阪会場は
展示作品100点中 個人蔵のものが34点
美術館も様々な地域にまたがっている


[プロローグ 1880年代の印象派]

もちろんここには
クロード・モネの作品とカミーユ・ピサロの作品

クロード・モネ
《アンティーブ岬》
手前の木が鮮やかに見える

カミーユ・ピサロ
《エラニーの農園》
風景の木々の葉、木肌、下草、の色とタッチに見とれる
近くで見ると 
人物の下半身(スカート)が ぼんやり後ろの風景に溶けてしまうように見える
引いて見ても
似たような色のせいか 風景に溶けてしまってるように見えなくもない

ポール・シニャック
《兄エール、洗濯船》
モネの影響が見て取れる色とタッチ

ジョルジュ・スーラ
ここのはあまり気持ちが動かなかった


[第1章 1886年:新印象派の誕生]

行って知ったけどここに
ベルト・モリゾの作品があった
《プージヴァルの庭》
色の混ざり具合も好き
赤いバラが目を惹く
穏やかで柔らかな印象の庭

ポール・シニャック
《ピエール・アレの風車、サン=ブリアック》
陰影がはっきりし過ぎなくらい
印象派の影響を感じる

ジョルジュ・スーラ
《セーヌ川、クールブヴォワにて》
この展覧会のチラシにあった絵
これは 所属先が個人 
なので この機会を逃すと見れないかも

近づくと点の集まりなのに
引きで見ると 澄んだ空気と
ひんやり感の漂う木肌に涼しげな木陰を感じる
水面に映る建物も
揺れている感じがする

この後に有名な絵の習作が並ぶ
ジョルジュ・スーラ
《グランド・ジャト島の日曜日の午後》
この習作を見ることで
様々に試行錯誤し 作品を仕上げていることが分かる

作品は テレビ画面でしか観れないけど
この絵の発表後 美術の歴史がまた動く

カミーユ・ピサロ
《庭の母と子》
この作品は点描で描かれていて
今までの作品と印象が違う

ポール・シニャック
《鉄道の連絡駅、ポワ=コロンブ》
これはスーラの技法 点描を使って描かれている

ポール・シニャック
《クリシーのガスタンク》
青空が白と青の細かい筆先のの点で描かれていて
建物との境とか広がった先の空の端が白っぽくなっていて
本物の空のよう


[第2章 科学との出会い-色彩理論と点描技法]

科学的な考えのもと 点描技法が確立していく様子がわかる
見たまま 描きたいように描いているようで
実は構図や 色の配置がものすごく考えられている

色についての解説書を
画家が読んでいたと言うのが面白い
科学が 生活だけでなく
芸術も発展させた様子が興味深い

ジョルジュ・スーラのパレットと
ポール・シニャックのパレット
色の混ざり具合に 描かれていた色がある
ハッキリとした違いが見て取れて面白い

ルイ・アイエ
ここの作品は色の展開図と
色見本な感じ

ここ何年か

2014-10-22 | ドラマ
信長祭り?

大河ドラマの「江」
大河ドラマの「軍師官兵衛」
民放の「信長のシェフ」
そして今期は
「信長協奏曲」

なんで?
こういうリーダーが求められてるとか
時代が改革の時期とみられてるとか

とはいっても
「信長協奏曲」はタイムスリップもの
「信長のシェフ」もタイムスリップもの
創作の信長像
もちろん 大河ドラマも創作だけど

タイムスリップって はやり?
昔もあったよね
{戦国自衛隊}半村良の作品がはじめのような気がする

それはさておき
この「信長協奏曲」
面白いのは
逃げ出した本物の信長が
明智光秀として身代わりになったサブローのそばへ行くことかな

しかしさ
もっと周りの人間 サブローが信長になったことに違和感持とうよ
身なりも言葉使いも 全部がおかしいでしょうが
と 突っ込みどころ満載

しかし
小栗旬さんが まだ高校生役やれることに
一番 驚いたけど

そういうと
「ごめんね 青春!」で
永山絢斗さんと錦戸亮さんの高校生役も驚いた
高校生に見えないこともない
画面に皺消しの修正入ってるとかないよね?


「SAKURA 事件を聞く女」

佐藤隆太さんの演技というか 
猪突猛進なキャラクターの仕草に 新しさがない
↑ バッサリかよ
  ↑ だってさー 
    「なんだよ」って言いながら後ろにのけぞり前を向くって 
    どっかで見た仕草なんだもん
    もうちょっと 工夫欲しい

でも
仲間由紀恵さん 観たいのと
草笛光子さん好きなんで
多分 観る

「すべてがFになる」

西之園萌絵 ごめん もう少しスレンダーな子を想像してた

犀川創平 ごめん もう少し もっさりなイメージしてた

真賀田四季 ごめん 絶世の美女をイメージしてた

原作のイメージが頭にあったから ちょっと合わないけど
ま いっか

楽しみ


「MOZU」

今回も パス
重くてしんどくなりそう


「さよなら私」

藤木直人さんが出てるのと
石田ゆり子さんと永作博美さんが出てるので
見たのだけど
石段を転げ落ちて入れ替わるって
『転校生』みたい
でもこっちは 大人だから 
当然 可愛い話というわけにはいかなくて
切なくなる


今期は こんなところかな?