S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

表彰式のはなし その2

2006-11-14 | フォトコンテスト


パーティー会場での展示です。真ん中が私の作品。

 休憩のあと、いよいよ表彰式。佳作の方から写真を投影して名前が呼ばれ、舞台で表彰されるという内容。そのときに先生お二人の講評がある。どの方のときか忘れたが、廣田先生が女性の社内スナップの写真について「齋藤先生に聞いてみましょう」とアドリブ。、齋藤先生も突然にもかかわらず前に出てこられてなごやかに解説されていました。そのときに、式が始まる前に小生と会ってキヤノンフォトサークルのモノクロ部門に応募していただいているとの紹介をしていただきまして、こちらも突然のことに少し驚きつつも先生のご配慮に感謝しました。
 最後にグランプリとして名前を呼ばれ、今回の作品についてお二人の先生から暖かい評価のお言葉をいただきました。


 表彰式が終わるとパーティーですが、その間の時間で廣田先生にサインをお願いしました。中学生の頃に買った廣田先生の写真集『撮った!国鉄全線2万3000キロ 』は自分の写真の原点でした。はがれたページをセロファンテープでとめたその本に、先生はていねいに「グランプリおめでとう」と書かれ、サインをいただきました。どうもありがとうございました。
 熊切先生は日本カメラ誌で2006年度モノクロ部門の審査をされておられたので、そのことについてお伺いしました。凄腕の多いモノクロ部門でもデジタルで十分対抗しているお話しを聞かせていただき、また活力が湧いてきました。




ジュニア賞の種田さん。おめでとう。水戸からご家族で来られていました。とても暖かなご家族で、私も楽しい時間を過ごさせていただきました。



 パーティーはとてもなごやかな雰囲気のなかで、各受賞者と先生、関係者の歓談を楽しませていただきました。齋藤先生もそのままパーティーに参加され、日本フォトコンテストの編集長やエディターの方、キヤノンの方などに齋藤先生から紹介していただいたりしました。本当に配慮の行き届いた方だと感動しました。
 編集部の方から「しゃべりたいですか?」って聞かれて「はい、しゃべります」ってことで感想を述べさせていただきました。その写真が廣田尚敬先生のブログに掲載していただいています。
 当方以外の方はインタビューのような形でした。大阪芸人のような品格ないしゃべりは私だけで「おもしろかったですよ」と激励もいただいたのですが、自分としてはちょっと反省。緊張後にビール流し込んだせいということにしておいてください。

 先生や関係者の方々以外にも、多くの人に声をかけていただきました。ほんとうにいい思い出になりました。どうもありがとうございました。グランプリとはいえ、写真についてはまだまだ修行です。さらに表現を磨いていこうと決意を新たにしているところです。




帰りの荷物。賞品と作品パネル(灰色の封筒)は嬉しいのですが、さてどうやって持って帰ろうか、と品川駅で。宅配も考えましたが、持って帰ることにしました。
紙袋の中にある赤い包みがEOS30Dです。


静岡の掛川駅を通過中


のぞみのきっぷ。荷物が多いので車両端の席をとってもらいました。


名古屋を出たところ。次は京都です。旅の終わりが近づいてきました。外は雨。




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4 コメント

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スピーチお疲れ様でした。 (白蛇)
2006-11-14 15:38:04
パーティではこちらこそ楽しませて頂きました。とても充実した2時間でした。あの後水戸には21:30に着くことができましたが、来れなかった父と姉たちとビデオをじっくり見てしまったので、寝たのは0時を過ぎてしまいました。その中で父も「ターミナル」を絶賛していました。本当に楽しい時間をありがとうございました。
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パーティー楽しかったですね (S.Inoue)
2006-11-14 21:54:52
ほんとうに充実した、いい時間でしたね。
そちらのブログにもおじゃまさせていただきます。
来週には写真展があって、いろいろと大忙しです。
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うちにもあります (コユウサク)
2006-11-14 22:33:10
ほんと表彰式の臨場感が伝わってきますね。
銀座の表彰式も良かったですが、Sタワーの表彰式も
楽しそうですね。行ってみたい!
うちにもありますよ、撮り鉄のバイブル「撮った!国鉄全線二万三〇〇〇キロ」。
これって、1984生まれなんですねえ。
うちのもたくさんページが外れてます(汗)
来年は、僕もサインしてもらえるようがんばります。
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「撮った!~」が私のルーツです (S.Inoue)
2006-11-14 22:46:52
この本を買ったのは中学3年生でした。これがきっかけで姿写真からアート指向に変わっていきました。もっとも、諸般の事情でそれからしばらくして、写真から離れることになりますが。
それでも6年前に写真を本格的に始めることになります。スナップ中心でしたが、この本は何度も眺めて勉強していました。この本が自分の写真のルーツであり、それだけ感動したということを廣田先生に伝えることができただけでも満足でした。
先生もとても喜んでいただけました。もっとも、廣田先生にはたくさんの人が群がり、ゆっくり話ができなかったのは残念です。サインしてもらうのに行列ができていたんですよ。
いま、このコメントを書いて傍ら、FMからビートルズが流れています。この本とともに、中3の思い出です。昔を思い出しました。
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