ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

遅読みJeune Afrique No.2765

2014-01-14 07:30:20 | アフリカ情勢
新年初の「遅読みJeune Afrique」、 しかも新年から一週間も遅れ、、、申し訳ない。本格的に遅読みだ笑。とにもかくにも、今年もぜひごひいきに!

さてNo.2765号、これまでの情報では2種類の表紙が確認できている。

「サブサハラ版」はンボテも大興奮、コンゴネタだ。
(コンゴ民主共和国 綱渡り)


そして「インターナショナル版」は、モロッコ。ンボテ的には残念ながら?、家にはこちらが届いた.
(2014年、モロッコを作り上げる50人)


まあ、包み紙の話はさておき、それでは早速乱しチェックをしていこう。

◆中央アフリカ-チャド 離別 
~旧セレカ勢力との共謀の非難を受けたチャド人。MISCA(多国籍支援軍)兵士であるか、移り住んで長年になる一般人であるかを問わず、人々からの社会的制裁の標的に。あの蜜月の関係がどうしてこのような急展開を見せたのか?


◆中央アフリカ共和国 マルタン・ジゲレ 中央アフリカ人民解放運動(MLPC)党首 インタビュー
「国連の庇護は受け入れられない」
~元首相「中央アフリカ人は自らの手でその運命を切り開くべきだ。何より先に武装勢力を解除し、軍を再編することが優先。」


◆コンゴ民主共和国 カタンガ人たちの戦争
~影を潜めていた期間は、短時間に過ぎなかったということになろうか。12月30日の死傷者を伴う攻撃は、政権の情報収集・分析能力の手薄さを露呈した。そしてカビラ(※現大統領、カタンガ出身)の政敵は戦いをやめたどころではなかった。2016年、政権に残り続けることができるか?彼を脅かすのは誰か?この巨大で複雑な国をどうやって安定化させるのか?

※カタンガ州についてはこちらもご覧下さい↓
コンゴ・カタンガ州(前編)
コンゴ・カタンガ州(後編)
コンゴのビール事情(5)~Brasimba


◆南スーダン 立ち去ってしまった平和
~彼らはアジスアベバで対話を開始するものと見られている。しかしサルバキール大統領と元副大統領のマシャール、両者に和平の準備はできていないようだ。この国が直面する暴力について。


◆経済
◇社会「すべての人のための成長、それは可能」

~とどまるところを知らないアフリカの国内総生産の成長。しかし貧困は永続している。富をどのように合理的に配分するか?この問いに答えるべく、アフリカの国は思考を巡らせなければならない。特にブラジルモデルに。

◇コートジボワール カルフール開店までの間に。。。
~フランスの巨大資本の進出。が、コートジボワールの地元大手、CDCI(コートジボワール流通会社)も堂々待ち構える。市場で大きな存在、戦いは一オクターブ高く。店舗倍増のために、資本を増強。

◇論壇 カコ・ヌグプコ トーゴ公共政策予測・評価担当大臣
「CFAフランゾーン、陰のゾーン」
~CFAフラン圏の拡大?時代錯誤の提案だ。
(※2013年12月、フランス・アフリカサミットのサイドイベント、経済セッションで、ウベール・ヴェドリーヌ元仏外相がCFAフラン圏の拡大について述べたことを受けて。)

◇経営者団体 「ワンボイス」(一つの、同じ声)
~ジャクリーヌ・ムゴ、「ビジネス・アフリカ」代表(※アフリカ経営者団体連合会)。アフリカの45の経営者団体を代表する。しかししばしば議論紛糾の連盟、意思を代表するのは容易ではない。

◇中国-アフリカ関係 誰が中国の恩恵を望んでいるか?
~中国・アフリカ開発基金。20億ドル超の資金力。これからは、自国からの投資にのみ目が向ける訳ではない。


◆勝ち誇ったフランス24(※)
~創設7周年、情報チャンネルは番組編成を大きく変更。より多くの視聴者獲得と、論調の主流化を飽くなく追及。特にアフリカ大陸において。 
(※フランスニュースネットワーク。アフリカメディアについてはこちらをご参照ください。)



最後おまけですが、今回の公示・公告コーナーに、セネガル道路公社(AGEROUTE)による、トゥーバ-ダーラ-リンゲール道路の工事に関する公示がでていました。セネガル政府としては政治的に重要な道路です。

(おわり)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。