2回にわたり、何もないを連呼しつつ植物生態園の様子をご覧いただきました。
この時期に無理を押して出かけた理由は、セツブンソウやウメの開花の様子を見たかったこと。
セツブンソウについては、お気づきのように影も形もなし。
今年から、名札に「休眠中」というシールが貼られており、スプリングエフェメラル系はすべて「休眠中」。
きっと「ないじゃないか!」と苦情を言う方がおられるのでしょうね。
それと、ただの地面と思い、踏みつける人とか。
で、ウメの方はというと・・・
白梅発見!
残念ながら品種は分かりませんが、白い花弁に黄色い蕊が沢山、いいですね~
赤いウメはというと・・・
まあ、綺麗。
例年一番に咲き始める八重寒紅です。
メタセコイアがいい借景になってますね~
でも実際の様子はというと・・・
あれ、まだまだ蕾ばかりですね。
それどころか・・・
アチャー、ほぼ何も咲いてない~
1月末になると、例年はもうちょっと咲いている木もあるのですが・・・
大阪の方では花だよりも聞こえていますが、やはり京都の方が寒いのかもです。
おまけに、いつもいい香りを振りまいているロウバイは、なんともう花がほぼ終わってる!
どうなっているのでしょう。
モミジ林の池の横を通って、四季彩の丘に行くことにしました。
池の畔のエノキ・・・なぜ空の上に草が?
へへ~実はこれって水鏡なんです。
本当の画像はこちらです。→
な~んて遊びながらぶらぶら。
残念ながら四季彩の丘には全然花がありませんでしたが、手前の園地でピンクのウメ発見!
道知辺という品種のウメで。
咲いていたのはこの一輪だけですが、インパクト大!
写真を撮っていると、近くから馥郁とした香りが・・・
振り向くと、あ、ここには咲いていた!
ロウバイです。
しかも満開!
ソシンロウバイは花弁の奥まで黄色ですが、ロウバイは中央がえんじ色。
香りも強い気がします。
すっかり春ムード~
そうだ、冬桜のエリアも見に行かなくっちゃ。
少しだけれど、咲いていました!
こちらは一重で少し花が大きめのザ・冬桜のフユザクラ。
結構咲いていましたね~
一重といえばこちらも。
少し花が小さめですが、数は多かったです。
シキザクラですね。四季咲きの桜として有名。
一重があれば八重もある。
こちらも夏以外咲いているイメージの八重咲の桜。
とくに冬場は色がピンク色になって可愛い!
ジュウガツザクラですね。
八重の冬桜として有名なコブクザクラは今回見られなくて残念でした。
最後は、ウメと間違いそうな姿のこちら。
何度も京都府立植物園のこのエリアでご紹介しているこの花は・・・
はい、エレガンスみゆきちゃんです~
これで花はほぼ見尽くしたので、次は改装なった観覧温室の方に移動しました。
明日からは、華やかで珍しい温室の植物をお届けしますね!
【撮影:2024/1/27 京都府立植物園】