なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

初々しいアジサイたち~山野草の森2022/5下旬(3)

2022-06-10 05:50:00 | 植物

山野草の森には、昨日、一昨日ご紹介したエリア以外に、ショウブなどが咲く水辺のエリアがあります。
さらにそこに行く手前にアジサイが咲くエリアがあったはず・・・
なぜか私が行くときはカンカン照りが多く、いつもアジサイが元気ありません。
さて、今回はどうだったでしょうか。



アジサイが咲きはじめていました!
初々しくてとても綺麗です。


同じような写真ばかりですが・・・


装飾花のないコアジサイも咲いていました。


私だけだと思いますが、花柄が赤紫色に枝分かれしている様子が血管みたいに見えるんですよね~
この特徴、花が散っても残るので、結構インパクトあります。
今の時期はちょうど花が一番フレッシュな時期。
花火のようにぱちぱちと広がる雄蕊が魅力的です。


近くには例のバナナアイスの香りのカラタネオガタマの花も少し残っていました。
不思議なことに花のすぐ近くにいくと香りがあまりせず、少し離れた場所で強く感じるのです。




水辺のエリアに行く途中には生産ハウスという温室があります(見学はできません)。
きっとこの中でいろんな山野草が育てられているんでしょうね。
温室の外にも色々な花。
イボタノキが咲いていました。


こちらがショウブ咲く水辺です。
ショウブは咲いていませんでしたが・・・


ノアザミが沢山咲いていました。
特に育てているわけではないですが、園内には普通の野草も色々生えています。


お久しぶりのシオカラトンボ


アサザはお疲れ気味・・・


アワフキムシの巣でしょうか。


ぐるっと回りましたが、水辺には特にめぼしい花はなく、ちょっと残念。
まあ、明るい初夏の光景がみられたから良しとしましょう。


ところ変わって、次は果樹のゾーンへ。
とはいえ、もう花の時期はとっくに終わり、ウメの実が沢山ぶら下がっていました。
あ~、写真忘れた・・・
でも遠くにホオノキの花が!


すごく遠いので、最大限望遠にしてもこんなところです。
雄蕊が沢山下に落ちていました。


イチモンジチョウ発見!


そろそろ出口近くです。
行きに見たピンクのヤマボウシとは別のところに白いヤマボウシ。満開です。


あれ~よく見たら一部赤いところがあります。
どうしてなんでしょうか。もともと赤くなる素養があった??


ということで駆け足でわち山野草の森をお散歩。
何気なく回ったように書きましたが、ここは元々丘陵のような場所だったのか、アップダウンがかなりあります。
行きはずっと上り坂、帰りはほぼ下りです。
由良川方面におりようと思ったら、一気にかなり滑りやすい階段を降りる必要があります。
朝早くから活動開始しているので、さすがにクタクタに・・・
そろそろ切り上げて帰ることにしました。
駐車場ではホオジロが見送ってくれていました。
それにしても鳥の声はすれども姿が見えず、バードウォッチング(&鳥の撮影)は難しかったです。



ちょっと頑張って出かけた京都北部~中部。
森の京都を満喫しました。
明日からは、宇治川などいつもの記事に戻ります。

【撮影:2022/5/28  わち山野草の森】


コメント (16)
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