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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ハルリンドウにチゴユリ咲く自然の森

2021-05-06 05:30:57 | 植物

覚えておられますでしょうか。
4月初めに、ここ栗東自然観察の森に行ったときには看板だけしか見られなかったハルリンドウ・・・
あれから3週間経ち、さて咲いているか、はたまた終わってしまったか。
ドキドキしながら散策に出発です。

前にイワウチワやイカリソウが咲き乱れていたエリア。
今はミヤマヨメナ(キク科シオン属)に




ホウチャクソウ(イヌサフラン科チゴユリ属)が花盛りです。




この木道を挟んで左側にミヤマヨメナ、右側にホウチャクソウが沢山咲いていました。


そしてこの先の階段を上って、また下りて・・・イトトンボの池に到着です。
そこに咲いていたエンコウソウ(キンポウゲ科リュウキンカ属)。


そして、その先にワクワクのハルリンドウ(リンドウ科リンドウ属)があるはず。
あった!


憧れのハルリンドウが点在!
と、ところが・・・
木道から降りることはまかりならず、咲いている花はどれも遠く・・・
望遠で撮ったらこんな感じで。


もっとちゃんと見たい!撮りたい!
唯一木道から1mくらいの場所に咲いていた花を、思いっきり手を伸ばして撮った写真が以下の2枚。





上手く色が出せなかったので、青色に見えますが、実物はリンドウと同じく紫色。
大きさは想像していたより大きい感じでした。
本当はハルリンドウの咲く野原をルンルン散策したかったのですが・・・
でも、見られただけでも良かったです!
こんどはフデリンドウを見てみたいです。
(どんどん広がる欲望がコワイ・・・)

さて、目的のお花も見られたので後はのんびり東屋で休憩~
(松ぼっくりはヤラセじゃないですよ~最初からここにありました)


チゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)が群生している場所が!
昔は結構野生の花を見かけたものですが、最近は見ません。


チゴユリは稚児百合で、小さくて可愛らしいことからこの名前になったそうです。
でも、花の中を見ると、堂々とした蕊ですね~


このようにうつむき加減の花の方がチゴユリのイメージかも。


さすがにちょっと疲れてきました。
今回は不毛なアップダウンはやめて、
新緑のイチョウを眺めながら駐車場に戻りました。


この翌日から緊急事態宣言。
府県をまたぐ移動は基本自粛となりました。
車で移動、現地ではほぼ人に出会わないので、リスクはないと思いますが、府県の壁は厚いです。
(とはいえ、地元の行く先々で県外車を見かけましたが)

なんとか首尾よく11日で終わってくれたらいいと思ったのですが、延長は避けられないみたいですね‥

【撮影:2021/4/24  栗東自然観察の森】

コメント (16)
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