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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

越後晩秋大雨紀行~その1

2017-11-23 10:27:54 | 旅行
先週末、3泊2日(船中1泊)の新潟旅行に行ってきました。
前回新潟に行ったのは記憶も定かではない20年ほど前、晩秋のこの季節、低気圧が近づいて雨から雪の予報・・・
こんな悪条件で始まった新潟一人旅、さてどうなったでしょうか?

金曜午後少し早めに仕事を終わり、新幹線での移動です。
前に日光に行った時は東北新幹線に乗り換えましたが、今回は上越新幹線。
新潟行きの「とき」に乗車します。なんだかすごい混んでる@@



2時間ちょいで新潟に到着です。
行き帰りの交通と、弥彦と水族館に行くことと、美味しいものを食べることだけ決めてきたので、あとはでたとこ勝負です。
(まあ、いつものことですが)

夜に着いたので、ホテルにチェックイン後、腹ごしらえに出かけます。
ガイドブックを頼りに、一人から宴会までOKのお寿司屋さんへ。
せっかくなので、地酒も付いたセットを頼みました。
いきなり出てきた付き出し・・バイ貝ですが、ちょっと多すぎない?^^;(ちなみに貝はちょっと苦手です)



日本酒片手に食べているとほどなく、地物を中心とした超美味しそうなお寿司が登場!
あれ~カウンターだったら一つずつ出してくれるんじゃあ・・・
まあ混んでるので仕方ないですね。

肝心のお寿司の写真を撮り忘れ、無心に飲んで、食べて・・しているうち、「サービス期間中 ノドグロ塩焼き」の文字が気になってきました。
まだお酒はたっぷり残っています。
で、追加注文。



これが絶品でした!
すっかり満腹、満足し、ホテルに戻りましたが、あとからお酒が効いてきて・・・
それほど強いわけではないので、そのままバタンギュー。

翌朝はすっきりと目覚め、お腹がすいたのでモーニングのお店を探しましたが、結局ド〇ールしかなく、そこで朝食。
でも旅先で食べるモーニングはとっても美味しいです。

雨がまだ降っていなかったので、付近を少し散策。
駅前のベゴニア。完璧に丸く仕立ててあり、感動しました。


駅前通の黄葉。


よく見るとユリノキでした。のびのび育って色づき方が綺麗。


昨日は暗くて見えなかった飲食街の様子もよくわかりました。
七福神の銅像が点在していました。



この日は新潟屈指のパワースポット、弥彦神社に行く予定。
1日1本の新潟からの直通列車「弥彦号」に乗るため少し早めに駅に行ったら、なんとSLに出会いました!
SLばんえつ物語号というSLで、新潟から会津若松まで4時間くらいかけて走るのだそうです。



おっと、自分の電車に乗り遅れるところでした。
弥彦号は普通の電車で、ゆったりすわって車窓を眺めながらの移動。
でも心配なのが雨。出発の頃から降り始め、勢いはどんどん強まります。

1時間ちょっとで到着した弥彦駅です。


弥彦神社の最寄り駅だけあって、朱塗りになって風情がありました。
このあたりから雨だけではなく、風もどんどん強まってきました。
さて、無事に目的のパワースポットにたどり着けるでしょうか?

その2へつづく・・・
(この調子で終わるのだろうか・・・^^;;)







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日光を見ずして・・・(最終回)

2017-08-22 05:52:48 | 旅行
だらだらと書いているうちに、旅行に行ってから早くも一ヶ月が経ってしまいました。
みん花を卒業し、ブログ族(ブ族)の一員となったからには一刻も早い投稿を・・・と思い、早起きして残りの記事を書くことにしました。うう・・眠い。

さて、どこまで書いたかな・・・そうそう、やっと男体山を望める戦場ヶ原に着き、雨も上がったというところでした。
山の上のほうに雲はかかっていましたが、何とか見えてよかった!!


一面の緑の湿原にぽつんと生えるシラカバ。


標高1400mのこの湿原は、とても広々して涼しく、一帯がラムサール条約に登録されているそうです。
ちなみに私が歩いた散策路は「戦場ヶ原自然研究路」といい、戦場ヶ原を流れる湯川と平行して、出発地点の赤沼と湯滝の間を伸びています。
歩いているとこんなものが!


まるでオブジェのようですが、カラマツの根っことのこと。先ほどの湿原の写真にもぽつぽつ見えていましたが、この辺りにはカラマツが生えています。


見晴らしの良いこの場所にはベンチなどが設置され、お弁当を持った方々がのんびりと景色を眺めながら昼食をとっておられました。
それにしても、道中一箇所もトイレがないこの散策路で食事をする勇気は私にはありませんでした。
「南関東の小学生の修学旅行コース」とWikipediaにあり、途中何組も団体に出会いましたが、この問題はどうしてるのかなあ。

ということで先に進みます。
この辺で、付近で見た花たちをご紹介^^
先日も載せたカラマツソウがこの辺りにも沢山♪


ミヤマイボタがあちこちに白い花を咲かせていました。


もちろんホザキシモツケも。こちらは男体山とは反対側です。蕾が多く、まだこれから楽しめそうでした。


少し進むと色々な花が登場!

ハクサンフウロ


ノアザミ


ミズチドリ


ホザキシモツケにとまるこのチョウは何?


コオニユリも咲き始め


イブキトラノオの乱舞


周りを歩く方々と、キレイですね~と言い合いながら景色に見とれていました。

そろそろ先を急ぎます。湿原を過ぎると、湯滝までは、また湯川沿いに林道を行くコースになります。
ここまでくると人の姿がまばらになり、少し心細くなってきました。

途中で見たゴマギ・・・多分。


終点の湯滝が見えてきたときには、思わずホッとしました。
で、出口にあったのがこの看板。
聞くと、隣の小田代が原では、新鮮な熊剥ぎが見つかっていたとか・・・きゃー!怖すぎ!


湯滝です。白い水煙を上げてかなりの迫力でした。


ここの食堂で「きのこ付けめん」をいただきました。ピンボケですが、一応写真があったので・・・
かなり量が多く、濃い味だったので、抜けた塩分とエネルギーが補給できました。

後で調べたら、このきのこは「チタケ」(乳茸)というきのこで、チタケを使っためんは栃木県民の愛する郷土料理だそうです。
「ナスと炒めて味付けする」とあり、確かにそういう味でした。普通のしいたけなどと違う弾力のある食感が特徴的。
なお、植物のチダケサシは、このチタケを茎に刺して持ち帰ったから付いた名だそうです。

これで長かった日光の(ブログの)旅も終了です。
最後に、湯滝から湯滝バス停に向かう途中で見た、ミズナラの巨木をば・・・すごい迫力に打たれました。


みなさん、長々長々とお付き合いくださってありがとうございました。
これから、自分のスタイルを作っていくつもりですので、今後ともよろしくお願いします!








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日光を見ずして・・・(第4回)

2017-08-14 21:10:50 | 旅行
素敵なお宿でゆっくり休めたので、2日目は気分も爽快にいよいよ戦場ヶ原に出陣です!
朝食は8時からなので、久しぶりにお寝坊。もう一回露天風呂に入ろうかな~と思って外を見ると・・・
がーーーーーーん
なんと外は土砂降りの雨。
足取りも重く食堂に向かうと、同じく一人旅の女性が「すごい雨ですね。音がうるさくて目が覚めました」と声をかけてこられました。
え、私はぜんぜん気付かなかった・・・

美味しい朝食をいただきながらも今日の天気が気がかりでなりません。スマホで雨雲レーダーを見てみると、少なくとも3時間は雨雲に覆われているようです。
出発は9時。チェックアウトをしていると、ご主人が「午後からは雨ではなくて曇りの予報だよ」って教えてくださいました。それに、前の日に戦場ヶ原に行くと言っていたので、ガイドマップが東武日光駅にあること、バス乗り場など色々アドバイス。
でもデイパックも持たず小さいバッグひとつで、雨合羽もない私の格好を見て、「え、それだけ?」と。「あ、私リュック苦手なんです。肩こり症なので。やっぱり合羽要りますかね~」と言うと絶句されました。足元だけは、しっかりしたトレッキングシューズだったのですが・・・^^;;

どうしても無理だったら華厳の滝に行き先を変えることにして、とりあえずバスに乗ることにしました。
ご主人のセリフが気になったので、お土産やさんで500円のポケットレインコートを購入。
こんな天気でもバスは満員でしたが、なんとか席を確保。路線バスなので補助席もなく、なんと立っている人までいました。
途中、カーブの連続で有名ないろは坂を通ります。
乗り物酔いをする人は気をつけたほうが良いと聞いていましたが、なんなくクリア。

およそ1時間程度バスに揺られてようやく目的の赤沼で下車。自然情報センターに立ち寄って情報を仕入れました。
途中にトイレがないと聞いていたので、しっかりここで用をたし、飲み物を調達・・・と思ったら、なんと飲み物が売っていませんでした。
行かれる方はバスに乗る前に十分買っていかれることをお勧めします。

さて、いよいよ出発です!気温は22℃くらい。雨がしとしと降っているので、早速買ったレインコートが役に立ちました。



最初は右側に小川、左に林を見ながら進みます。歩き始めてすぐにホザキシモツケが現れ、テンション


いらっしゃい^▽^ って言ってくれてるみたいです。

小川沿いにも色々な花が・・・

ヤマオダマキ


サワギク


キツリフネ

雨が降っているからか、歩いている人とは時々すれ違うくらい。
時々、夏休みの遠足(?)の小学生の集団に出会いました。

とにかくホザキシモツケが素敵すぎて・・・見るたびに写真を撮るのですが、全部貼り付けていたらブログが巻物になっちゃう。
なので少しだけ・・・




ホザキシモツケの次に沢山咲いていたのがこの穂状の花。なんだろう??と思っていたら、途中すれ違った方に「イブキトラノオですよ」と教えていただきました。なんと!あの伊吹山の植物がこんなに沢山日光に生息していたとは!



さらにカラマツソウ!


トモエソウも!雨に濡れて巴が分かりにくいですが、晴れていたらきっと綺麗でしょうね。


一人でわー、きゃー言っているうちに、雨も上がってきました。
そして林の中の道を抜けると、いよいよ男体山が見渡せる戦場ヶ原です。
長くなったので、湿原の植物は第5回にしますね。できたら次回を最終回にしたいのですが・・・^^;














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日光を見ずして・・・(第3回)

2017-08-11 21:17:41 | 旅行
すっかり間が空いてしまい、前にどこまで書いたか忘れてしまいました^^;
そうそう、日光東照宮の奥宮から下りてきたところですね。

次に行ったのが国宝唐門から御本社へ。

白い胡粉が特徴的な唐門、こちらも修復工事が終わり、素晴らしい姿を取り戻していました。


破風の中国風の彫刻は、古代中国の伝説上の皇帝に謁見する様子が示されているそうです。
それにしてもなぜ本社の門が中国風なのでしょうか・・・


門の奥に御本社がありますが、正面の唐門は閉じられており、横のほうから靴を脱いで拝殿に入ります。
(撮影禁止なので写真はありません。)
御本社に入るのは入替制になっており、ちょっと待って中に入りました。
足が悪いので姿勢をたもつのに必死で、色々説明をしてくださったはずなのにあまり覚えていません><。とにかく混んでいました。
平成の大修理は平成31年まで続くそうで、御本社も工事中のようでした。

御本社を出てから朱印帳を受け取りました。ますます列が伸びており、「今お預かりしたら1時間くらいかかります」と言われ、あきらめる人の姿もありました。


日光東照宮の御朱印。二荒山神社で購入した杉の朱印帳に書いていただきました。

もう一度陽明門をくぐり、本地堂(薬師堂)へ。こちらは薬師堂という名前のとおり、ご本尊の薬師如来とお守りする十二神将像がおられ、日光東照宮の中で唯一の寺院だそうです。
こちらでは「鳴竜」で有名な天井画を見ることができます(ここも入れ替え制)。説明してくださるお坊さんの語りが巧みで、竜の口の下とそのほかの場所で拍子木を鳴らして、「竜の口の下で鳴らしたときに竜が鳴く」様子を実演してくださいました。
ちなみに、自分で手を鳴らすのは禁止されています。

それにしても疲れていたのでしょうね。本地堂の写真は一枚もなし(笑)
かわりに陽明門の上の天井画(というのでしょうか)の写真をどうぞ。


これでほぼ参拝は完了。あとは宿のチェックインまで少し時間があったので、日光駅までぶらぶら歩いて行こうと思ったのですが、空がにわかに掻き曇り、雷鳴が・・・あわててタクシーで駅まで戻りました。

ということで早めにチェックイン。
お宿は自然の林に囲まれた小さなペンション。雨も上がったので、周りをお散歩。
そこで出会った花々をご紹介します。


なんだこれ!いきなりあまり見たことのないつる植物が一面に・・後で調べたら、イケマでした。


コマツナギ


リョウブの花


ボタンヅル


ダイコンソウ


チダケサシ? 円錐状の全体像はピンボケで載せられませんでした。


キツリフネ

宿で食べきれないほどのお食事をいただき、お部屋の露天風呂に入って、心地よく疲れを癒し早めにバタンギューでした^^
食べるのに夢中で、お料理の写真がないのが残念!

さて、やっと一日目が終わりました。二日目はいよいよ本命の戦場ヶ原です。
お盆休みに入ったので、なるべく時間をかけずにアップしたいと思います。
今日もお付き合いくださってありがとうございました!


































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日光をみずして・・・(第2回)

2017-08-05 21:33:42 | 旅行
「日光を見ずして、結構というなかれ」ということわざは知っていましたが、実際に訪れるのは今回が初めて。
いよいよ、日光東照宮に入ります。

その前にご当地ラムネで水分補給・・・



さすがは世界文化遺産です。拝観券を購入するだけでもすごい行列でした。
表門を入り、まずいきなり左手に有名な重文・三猿の彫刻が!



この彫刻は神馬を飼っている「神厩舎」というところに施されており、上記の「見ざる、言わざる、聞かざる」が有名ですが、他にもいろいろな場面の彫刻があり、猿の一生を示すことで、人生の教訓を示しているそうです。

そのうちの一部をご紹介・・・



左上は1枚目の母子。母親が子供を守っています。
2枚目が有名な三猿。幼いうちは、悪いことを見たり聞いたり言ったりしないように。
右上が3枚目の少年期。そろそろ自立を目指します。
左下が4枚目の青年期。仲間と一緒にいて、上(将来)を見上げています。
右下が5枚目の岐路。挫折を味わっているそうです。
あと、写真はありませんが、6枚目が物思い(恋わずらい)、7枚目が結婚、8枚目が妊娠とのこと。

限定品の三猿根付などを購入し(限定品に弱い人です)、いよいよ改装なった国宝・陽明門に向かいます。

これぞ、ザ・日光のど派手、キラキラ!
残念なことに、空模様が怪しくなってきてキラキラ感がいまひとつ。しかも人が多すぎて上部しか撮れません。
それでも、めったに見られないきらびやかで精巧な門に大満足して次に向かいました。



朱印をいただきたかったので、陽明門を入って右手にある朱印所にご朱印帳を預けて次に向かいます。

他の人が進む方向に歩いていくと、東回廊の上に左甚五郎作と伝えられる眠り猫が。



こちらも塗りなおされたのでしょう、とても綺麗でした。
次から次へと人が来るので押し出されるように奥に進むと、前にははるか上に続く石段が!
知らない間に奥宮に続く道に来ていました。「体力に自信がない人は眠り猫で引き返しましょう」とガイドブックに書いてあったのですが、後の祭り。
押し出されるように石段を登り始めました。
途中、植物の写真を撮るふりして休憩しながら、何とか上りきりました。

さすが、徳川家康を祀る神社、紋所になっているフタバアオイがどっさり。


奥宮は家康公の墓所。奥宮拝殿や宝塔など重文目白押し。
中でも気になったのは、樹齢600年の「叶杉」。根元の祠で祈ると願い事が叶うそうです。しっかりお祈り・・・


ここでも限定品の叶鈴を購入。奥宮を後にしました。途中、見つけたタニタデ。


子供たちが跳ねるように走りながら降りるのを横目でみながら、慎重に下ります。何とか無事下山しました(大げさ!!)。

さて、長くなりました。東照宮後半は次回のお楽しみということで・・・
またお会いしましょう!











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