甘酸っぱい日々

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ライスネタコレクションライブvol.3 (18/12/21)

2018-12-21 23:30:00 | ライブ感想♪
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ライスネタコレクションライブ vol.3
18/12/21 19:30~ @ルミネtheよしもと

1.銃弾
2.状況証拠
3.引っ越し
4.魔王からの手紙
5.金庫破り
6.エロイ
7.「ぽい」
8.攻めまして日米
9.それいけ!シロッペ
10.あっちとこっち

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ライスネタコレクションライブvol.3に行ってきました。
これからもライスのファンでいたいけれど、それと同じくらい、
今日ライスのファンを辞めても後悔はないと思えてしまうほどの圧巻のラインナップでした。
幸せです。ありがとうございました。

ちなみに、各ネタの初出しと思われる日
2.状況証拠(2018年グラン)
4.魔王からの手紙(2012年カヴィ)
5.金庫破り(2014年7月?ライスドキャスト)
6.エロイ(2008年マフェ&バザバザ)
7.「ぽい」(2018年グラン)
8.攻めまして日米(2008年マフェ&バザバザ)
9.それいけ!シロッペ(2009年鈴虫のお腹)
10あっちとこっち(2017年ブラン)

いろいろと間違いもあるかと思いますが、簡易的なメモとして大目に見て頂ければ幸いです。
何が言いたかったかというと。
今回のvol.3は、かなり初期のネタか、かなり最近のネタか、というように極端に分かれていて、
間がほとんどなかったような印象だったので、改めてざっとまとめてみました。

vol.1は、2012~15年あたりの、特にライスドキャストをやっていた時のネタが中心だったと思うんですよね。
vol.3では、ご本人達もエンディングでおっしゃっていましたが、今までの2回でだいぶネタを出しちゃったから、
今回は最近ほとんどやっていないもの、1・2回しかやっていないものもやろうと。
結果として単独のネタが多めになり、かなりボリューム感がありつつも、カラっと笑えるネタもある大変バランスの良い10本になったように思います。
ネタコレでやってくれるネタだけでも、彼らの歴史を辿ることができる。

どのコントも大好きなのですが、意外性重視で言うと、まさか「エロイ」と「あっちとこっち」をやってくれるなんて、全く予想していなかったなあ。
こんな上質なロングコントを無料で見れていいのでしょうか。大感謝です。

さて……。言いたいことはたくさんあるのですが、もう今日は1つしか書きません。
攻めまして日米のことです。
これから長くなりますが、お許しいただければ幸いです。

攻めまして日米が、大好きです。
本当に本当に、このコントを見ることができて、このコントに出会えて、幸せです。
私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。
これまで見ることができたのは、4回かな。

昔話をしようと思います。
私が、初めて、攻めまして日米を見れたときの話です。
その時はまだ、「サッカーと戦争」って呼んでました。
2009年に行われた、「ラ・ゴリスターズvs東京シュール5」ってライブ。
何をするのかよくわかっていなかったけれど、このメンバーが出るなら面白いだろうって。
まあ、ゆるいゲームコーナーみたいなのも楽しかったのですが、全組本ネタをやったのが一番楽しかった。
そこで初めて、攻めまして日米を見て。
本当に、言葉にならないほどの衝撃でした。あの時の気持ちは今でも表現することができない。
ゆるいゲームコーナーの後に(笑)あんなコントを見ることになるなんて思いもしなかった。
よみうりホールの約1000人のお客さんが、息を呑んでこのコントの行く末を見守っていました。
思い出すだけでも、鳥肌が立ちます。本当に、本当に忘れられない。
私は2008年の夏ごろからライスを追い始めたので、1回目と2回目の単独には行けなかった。
それまでも、ライスのネタとか、籠の城とか、たくさん興奮する舞台は見せてもらっていた。
でもこの、サッカーと戦争のコントを見た時に、あぁ私は、この人達の本当のすごさを何にもわかっていなかったんだって、そう思ったのです。

本当に不思議なコントだと思う。
システムと情緒が絶妙なバランスで混じり合い、どちらがメインなのかを判別するのは難しい。
それは人によって感じ方が違うだろうし、同じ人でも見るタイミングによって変わることもあるかもしれない。
「情緒的なことをやりたいためにシステマチックな仕掛けを作った」ととるか、
「システマチックな構造を前面に出したかっただけで情緒的なストーリーは後付け」ととるか。
当時もわからなかったし、結局最後まで分からなかったような気もします。
だから、過剰にストーリーに肩入れするのも、どうなんだろうとは思うのだけれども。
ただ、システマチックな仕掛けを壮麗に見せるために情緒的なストーリーを選んだのかもしれないけれど。
それでも私は、このコントを見て、「死の間際だからこそ輝く生の煌き」のようなメッセージを感じ取ったのでした。

本当に不思議なコントなのです。
これを見るたび、今に感謝して精一杯生きなきゃ、とか思う一方で、
「こんなにすごいものが見れたのなら明日死んでもいい」と思ってしまうほど。
両極端なようで、どちらも本当の私の気持ち。

私、ライスを好きになって、世界が変わったんです。おおげさじゃなく、本当に。
毎日が楽しくなった。
充実してるって思えた。
色んな感情を教えてもらった。
大切にしたいお友達にも出会えた。
こんなこと言うのも恥ずかしいけど…生きていることに、純粋に感謝できるようになった。
その始まりです。

それから、2010年の京橋花月単独、2013年のグローブ座単独で見ることができました。
そして今回。
田所さんの「もう攻めまして日米をやるのは最後」という11月のツイートに、本当に落ち込み、悲しくなり、
どうしたらそれを撤回して頂けるのだろう、お願いだからもっとやり続けてほしいと、そればかり。
その思いは今でも変わっていません。
だけど、田所さんが今日のライブ終わりに、丁寧に説明してツイートしてくださったこと、本当に嬉しかったです。
それは、私と同じような気持ちの多くのファンの方がいるということを、田所さんなりに感じ取ってくださった結果なのかなと思います。
何より、『今日観たお客様の記憶にいつまでも残しておいてくだされば幸いです。』って、すごい言葉ですね。
自分の好きな人から「永遠」を求められるなんて。
ファンって幸せですね。

私はこのコント以上に好きになるコントには、今後絶対に一生出会えないと心からそう思っています。
普段、「ずっと」とか「絶対」なんて全く口にしない私ですが、これだけは絶対です。
私の「人生で一番」と「世界で一番」という言葉は、全て攻めまして日米に捧げます。
心から感謝しています。
ただ、万が一、いつか、いつかまた何年も先に、またやりたいなとおもってくれたのなら。その時は大歓迎です。
いつか、いつかそんなときが来るなら嬉しいなと、淡い淡い期待を持つことだけは、許してくれたら嬉しいです。

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