native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

成長と「ministock」-新潟の狭小住宅、自然素材、高気密高断熱、高耐震ー

2011-04-16 12:55:39 | ministock-狭小住宅・小さい家-

柱のキズはいいですね。

構造的に欠陥となるキズじゃなくて。

Img_2126 「はしらぁのきぃずぅはぁ、おととぉしぃのぉ」の方です。

まぁ、極端な例かもしれませんが、ネイティブディメンションズが日頃心がけている設計は、家族の思い出がそのままデザインとして上書きされていくような空間を作る事です。

家が家族と育つ。

家族が家と育つ。

この部分を大切にしたいのですが、私が持っている家と育つイメージは「柱のキズ」です。

最初新しかった柱が、だんだん焼けて色濃くなり、家族が触る事でどんどん角が取れて丸くなっていく。

小さい時にいたずらで柱に付けた落書きやキズも思い出の一つです。それを後に、後悔したり、さらに時間が経っていつの間にかいい思い出になっていたり。

日本家屋の柱や梁は構造体でもあり、家族の成長を見守るの様でもあります。

そのためにも柱や梁が見える空間づくりはミニストックにも取り入れられています。家中の柱が出ているとか、家中の壁が白い壁だとかでいい悪いはありません。

ネイティブディメンションズ流の見せ方、ミニストックならではの構造体が、デザインの特徴として見る事が出来ます。

これは自ら構造計算を行う設計事務所の最大のメリットです。

耐震性見た目が常に同時進行で設計されています。


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