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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

トリセツ

2023-01-06 19:32:27 | ministock-狭小住宅・小さい家-
今年でネイティブディメンションズは15年目

私事になりますが、今月ついに50歳に。
そして、今年自宅も完成します。

なんか節目の匂いがプンプンしますので、ネイティブディメンションズがどんな設計をしているのか改めてご説明します。

そもそもネイティブディメンションズはミニストックにこだわり続けた15年です。

ミニストックの大きさは21坪くらいまでがマックスで、そこに非断熱のラボをどの程度加えるかになります。

21坪にこだわる理由は、ミニストックの標準的な断熱仕様で月々の平均光熱費が¥20,000以下になるようにするためです。(電気単価を¥32で計算した場合)

過去物件の内訳で言うと、

16坪くらいだと、最大3人暮らしまでを想定している方にお勧めで、そこにラボを足して最大19坪くらいになるかなという感じです。


20坪あれば最大4人暮らしに過不足ありません。
同様にそこにラボを足して23坪くらいにしています。

では、ネイティブディメンションズが最大4人暮らしの住まいしか設計しないのかというとそうではなくて、23坪+ラボで最大5人暮らしのお住まいがご提案できます。

ただし、23坪のままミニストックの断熱仕様だと光熱費が上がるので、断熱強化をして光熱費の月平均が¥20,000になるように設計します。

建設費を上げてでも、光熱費を抑えるのがネイティブディメンションズの設計のベースです。
理由は、建設費はいつか払い終わりますが、光熱費は死ぬまで払い続けるので結果的に支払う総額は安くなるから。
加えて、光熱費の元となる化石燃料は海外からの輸入に頼っているため、光熱費が多いうちは国内消費につながらず経済は活性化しません。
建設費側に消費を増やしていただくことで国内消費を増やして経済を活性化させたいと考えています。


ちょっと横道に逸れちゃいましたが、
ネイティブディメンションズが提案する世帯人数と大きさの目安にしていただければと思います。

それは、世間と比べると「小さい家」という表現になってしまいますが、実は小さい家ではなく、私が考えるちょうどいい大きさの住まいです。

ちなみに自宅は最大4人暮らしを想定して16.75坪(ラボなし)にしました。
1人当たりの専有面積は過去最少となりますが、とてもちょうどいい大きさだと思っています。


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