native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

修学旅行が中止になった学校もあると聞いてます。

2020-10-06 20:51:00 | 建物探訪
娘の学校は2泊3日の大阪京都から1泊2日の県内バス旅行に変更になりました。
一生に一度の思い出なのに残念と思いながらも、行けるだけマシなんでしょうか。

人生って繰り返さないのにとしみじみ思います。

そんな修学旅行に行けない学生に悪いと思いながらも、住まいの学校「住学」は日帰り遠足を決行。

行き先は上越。

暮らしの工房 岡沢さんの自邸と4年ぶり2回目となる「斜めの家」、最後にちょびっとだけ世界最大級の売り場面積を誇る無印良品直江津店に行ってきました。

その前に、最初の画像は遠足前の腹ごしらえ。
トラットリアラ・ペントラッチャで優雅にランチ。
いや、優雅ではなかった。
お店が優雅ではなく、私たちが。

1時間ほど余裕を見てお店に入ったんですけど、イタリアンのランチって1時間半をみとかないとなんですね。
食事とおしゃべりを優雅に楽しむのがイタリアン。

そそくさジャパニーズは、最後に時間が足りなくなり、口に詰め込むだけ。

あぁ、絶望。
人生にゆとりを持たせましょう。
繰り返さないんだから。

1秒1秒を大切に。

そんな反省を踏まえつつ伺った岡沢さんの自邸。


こーゆーことやぞ。

その空間で過ごす1秒1秒がすごく丁寧に設計されているんです。
光と影による空間の奥行き感がすごく贅沢で、その時々の居場所で過ごす時間が羨ましく感じました。

その後、「あの」斜めの家へ

詳細は4年前に訪れた時の感想をどうぞ。

私の感想はあの時のまま。

季節の変化と同じスピードで時間が流れていく優雅さがあります。
「急いでいない家」っていう言葉があるのか知りませんが、私がこの住まいに感じる印象です。

しかし、残念なのが今このお住まいの保存は、ほぼ中野さんおひとりで頑張られているとの事。

この建物の保存の続け方が、早急な課題とおっしゃられていました。

渡邊洋治設計『斜めの家』再生プロジェクト
みんなで応援しましょう!




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