江戸末期の新吉原で、叶わぬ恋に咲いては散りゆく遊女たち。
さて感想。
宮木ワールド二作目ですが、いやはやスゴイっす。
五社英雄『吉原炎上』もびっくり。
朝霧と半次郎の恋を描いた表題作。
良かったけれど、それほど絶品?!と思っていたのですが
「青花牡丹」を読んだ後、激しく納得。
こりゃすごい。
うまくつながる絶妙のプロットは、女伊坂と言っても
過言でないかも。
性描写はすごいんですが、言葉が美しいからか下品でなく~。
親に売られた女たち。
自分の体を売ってしか、生きることさえ出来なかった時代。
男と通じた途端に商品となり、さらなる地獄が始まる。
遊女同士言葉はキツイが、染み出す優しさ。
なぜなら同じ痛み、苦しみを知っているから。
そんな彼女たちが、健気で真っ直ぐなのが、痛々しく切なかったです。
宮木ワールド、私の中でかなりきてます!!(笑)★★★★★
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
さて感想。
宮木ワールド二作目ですが、いやはやスゴイっす。
五社英雄『吉原炎上』もびっくり。
朝霧と半次郎の恋を描いた表題作。
良かったけれど、それほど絶品?!と思っていたのですが
「青花牡丹」を読んだ後、激しく納得。
こりゃすごい。
うまくつながる絶妙のプロットは、女伊坂と言っても
過言でないかも。
性描写はすごいんですが、言葉が美しいからか下品でなく~。
親に売られた女たち。
自分の体を売ってしか、生きることさえ出来なかった時代。
男と通じた途端に商品となり、さらなる地獄が始まる。
遊女同士言葉はキツイが、染み出す優しさ。
なぜなら同じ痛み、苦しみを知っているから。
そんな彼女たちが、健気で真っ直ぐなのが、痛々しく切なかったです。
宮木ワールド、私の中でかなりきてます!!(笑)★★★★★
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
恋したいな。
遊女たちの切なく哀しい物語でしたね。
「青花牡丹」では、そうだったのか!って驚きました。
朝霧姉さん&桂山の失礼な客への天晴れな啖呵の切りっぷりにほれぼれでした。
『雨の塔』は、まったくトーンが違うので
期待低めにして読んでみて下さいね。
これは結構衝撃的な本でした。
彼女たちの切ない思いにやられてしまう…
辛いなあ。でも、どこかでちょっとうらやましいような。
そして『雨の塔』、これも宮木さんぽいって納得なんですが、やっぱりトーンは違いますね。期待しすぎるとタアシカにあれかもしれん。
はじめまして。
遊女の恋。切なく悲しいお話です。
命をもかける恋愛は羨ましいですが。
★藍色さん こんばんは。
切なくて悲しくて、残酷な運命はむごかった。
「青花牡丹」のつながりは、すごかったですね。
啖呵には惚れ惚れしました。
その場面が頭に浮かんでくるようで...。
『雨の塔』は期待を低くして読んでみますね(笑)
★ちきちきさん こんばんは。
衝撃的やけど『白蝶花』読んでたから、大丈夫。
初めて読んだらびっくりするよね。
悲しくて切なくて残酷で、読んでて苦しくなるわ。
確かにこういう生き方、ある意味うらやましい。
『雨の塔』期待せずに読んでみるね。
一話ごとにどんどんハマりますね。
R18文学大賞ってどんなのだろう?と思っていたのですが、
描写が本当に美しくて。
次回は『白蝶花』を読んでみます♪
わ。やっぱりハマりましたか(^_^)
確かこの本のオビの文章を角田光代さんが
書かれていて「子供に読ませてたまるか」と
書いてた気がするのですが、確かにこれは
子供には読ませられない^^;
性描写がすごいんですが、独特で美しい
でしょ~。
『白蝶花』の中の「乙女椿」はおすすめです。機会があれば是非^^