goo blog サービス終了のお知らせ 

バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

セロー250 林道へ挑戦!(ヤマハ・YSP大分)

2010-03-14 07:20:24 | ツーリング
さて、いよいよホントの林道へ行きましょう。
「カモシカ」セロー君を進めていきます。



しばらく走っていくと・・おおっ、それらしい道が
出てきました~。

こんな感じで脇道が気になる様になると
あなたも立派な中毒患者です。
ご愁傷様。

じわっと入ってみましょう。
わくわくする反面、怖い気もします。
何が出てくるやら。



坂の角度もどんどん急に。
歩いたら間違いなく息がきれそうですね。
それでもどんどん奥へと進んでいきます。

足場は山らしく、木や草で柔らか~い上に、
落石による角ばった石がごろごろしています。

やわらかいから、バランスがとりにくく、
なのに、石を踏むとはじかれるので
オフロードコース以上に、なんとも厳しい路面なのです。



しかし・・・
ここからが、セローの本当の性能の凄さが実感できます。

まずこういうところは、トコトコと歩く程度の速さで走るしかありません。

モトクロスよろしく豪快に「ブアー」と
土を蹴立てて走ることはできないのです。

それはまず、こういうところでは、
音はあまりたてたくないものなのです。
こっそり走りたいのですからね。

そしてオーバーペースでミスして
道を外れると、もうあがってこれないほどの
高さがほとんど・・
面倒なことになってしまいます。

その上、アクセルガンガンで行くと
路面が木の枝や草、柔らか~い土なので
スリップするばっかりでぜんぜん進まない上に
地面を掘り返してしまい、道路に迷惑をかけてしまいます。

だから、トコトコと一歩一歩上がるのですが~

ここからが問題です。

まわしてパワーが出るエンジンはいくらでもありますが、
トコトコ歩くスピードで、しかも急坂!
そんな低速で力強く粘れるエンジンはあまりないのです。
しかし、カモシカセロー君はそれをさらりとこなします。

余裕で、トコトコと着実に頂上を目指す・・・クールでかっこいいですね!



さすがのフュエルインジェクション、

極低速でもトコトコとエンジンを粘ります。
ぐぐっときついターンを曲がってすぐのぼり、
さらにまたのぼりで、まるで「ケーブルカー」のように
上へ上へと引っ張ってくれます。

バランスを崩しかけても、アクセルを開けると
坂に負けずに、加速するから、転ばずに踏ん張れます。

ここが、他メーカー車と違い、セローが25年もの間、
支持されてきた理由のひとつなのですね。



セローはサスペンションも凄いのです。

柔らかいから、タイヤで石を踏んで「おっとっと」となっても
フロントサスが「ぐにゃっ」という感じで吸収してくれるから
バランスを崩さずに踏ん張ってくれます。

普通のオフ車ではたぶん、バシッとはじいてしまうので
そのまま転んでしまう場面でしょう。

ごろごろしている石をガツッと踏んでも
リアサスも「ぐにゃっ!」と吸収してくれます。

何事もなかったかのように前進します。

また、セローはオフには珍しくパンクしやすい後輪が
チューブレスタイヤなので
パンクの心配がないのも安心です。

一般公道やモトクロスコースではあまり
良さが実感できず、ましてカタログでは
ますます良さが表現のしようがない
セローのサスですが、こんな場面でまさに本領発揮!
ちょっと感動させてくれます。



本当にセローのよさはカタログでは伝わりません。

馬力やトルクなどの、数字では表せない感覚的なもの、
ライダーの経験から生まれた技術仕様なのでしょう。

しかし、山の中、木がいっぱいですね。

こんな非日常が、カンタンに手に入るなんて・・
こんなワクワク感、どんなテーマパークにもありませんね。

やっぱりオフロードバイクは最高です。




ただ、こういうところを走るときは
道の下に落っこちないようにしないと
落ちると一人ではあげられません。ご注意を!




林道はその環境からスピードを抑えて走らないと
いけません。モトクロスコースではオーバースピードで
飛び出しても危なくないようなコース設定を
されていますが、林道はそうではありません。

注意しながらゆっくり進みます。




さらにさらに進んでいくと・・

おおっ・・!道が崩れているではないですか。

バイクが通れるところはタイヤ一本分しかないですね~。
右は崖だし、落ちたら一人では絶対にあげられそうもないな。

でも、これは・・行くしかないでしょう。




片足を付きながら、タイヤを落とさないように、
クラッチワーク巧みにじわじわ進みます。

無事に難所をクリアしました。さらに進みます。

すると・・

木が倒れています。
ちょっとくぐれそうもありません。
どうやらここで、終了ですね。

日も暮れ始めたし、山を降りるとしましょうか。



でもこのルートでセローの凄さを再発見しました。

セローでまだオフを走っていない人がいるとすれば
それは「宝の持ち腐れ」といえるかもしれません。

ぜひ、カモシカ君のホント~の実力を、試してあげてくださいね。







★YSP大分・2010年のイベント・営業カレンダーです。随時更新、要チェック!



★YSP大分ってどこにあるの?大分インターから約5分 地図・アクセスはこちらから


★雄大な九州・阿蘇をバイクで走る。レンタルバイク、春のご予約承り中!ご予約はこちらから


★どこで買っても同じだなんて言わせません!
  YSPならツーリング、イベント、バイクの楽しみがいっぱいついてきます!


★YSP大分ってこんなことやってます。お店の紹介です。


YSP大分公式ホームページ(リニューアルしました)
http://www.ysp-oita.com/

YSPメンバーズホームページ(全国版)
http://www.ysp-members.com/

「九州でレンタルバイクといえば」レンタルバイク九州ホームページ
http://www.rentalbike-kyushu.jp/


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。