今後10年くらいを目途に自動車の電気化が進んでいきますというのは
少し前のブログでも書いた気がします。
純粋な環境への必要性というよりは、
国家レベルでのいろいろな思惑からそうなってきている感じがあるので
自動車の電気化だけ見ればいささか性急な感じがしないではないのですが、
今後はバイクも含めて、概ね電気(モーター)へと変わっていくのは避けようがない情勢です。
そういうことを他の人と話すことがよくあるのですが、
やっぱりエンジンの鼓動、振動や排気音は無くなってほしくないなぁという話になります。
モーターにも別の魅力があるのかもしれませんが、
私たち世代にはオートバイはやっぱり今のままがいいんですけどね。
ガソリンを緻密に制御して燃焼させ、
クリーンかつパワフルに走らせる技術においては日本は世界トップレベルだと思います。
そこがなくなるということは寂しい以前に、日本の経済へもきっとマイナスの影響があることでしょう。
とはいうものの、現時点でガソリンエンジンが無くなってしまったわけではありません。
まだまだ優秀な技術の結晶ともいえるバイクが来年以降も登場する予定です。
生産が終わってしまってからではなんともしようがないですが、
あるうちに手に入れておくというのも選択としてはあるのではないかと思います。
それが手に入るのもここ数年くらいが期限と考えるのが妥当かもしれませんから。
バイクはフレームにエンジンを載せ、それを外から確認できるレイアウトなので
自動車以上に「エンジン」というものを意識できる構成になっているのもよいですね。
私たち人間をここまで発展させてくれたともいえるエンジン
楽しめるのもいよいよ期限付きのようです。
バイクで走って「エンジン」をあらためて感じてみてはいかがでしょう。