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狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

お宝を掘り当てろ!ベルギー アンティーク鑑定旅その1

2019-07-05 14:45:18 | 美術・芸術・絵画教室
私は、時々BSプレミアムで放送している〈アンティーク鑑定旅〉の大ファンです。

HDDに録画してそれをまたDVDに焼いて繰り返し見ています。

6月29日に放送した今回の旅の地はベルギー、ベルギーはヨーロッパ屈指のアンティーク大国だそうです。





そしてお宝発掘に挑むのは、濱田マリさんとと磯村勇斗さん、各地の蚤の市を訪ねていかに良いものを安く手に入れるかを二人でバトルします。



濱田マリさんは手芸好きで鑑定眼に自信あり、磯村さんは古着が好きでおしゃれな外国の古本もコレクションしているそう。




ベルギーは、王室御用達のクリスタルメーカー『ヴァルサンランベール』が有名と言う事で

先ずはクリスタルガラスから。


濱田マリさんが選んだのはカッティングが素晴らしいワイングラス。素敵ですね~


磯村さんは、金色の模様がゴージャスな花瓶。

お値段は、濱田さんは60ユーロで、磯村さんは325ユーロで手に入れました。(1ユーロは121円くらいだそうです)

ゲットした商品は、名のある鑑定士に査定してもらい値段を競い合います。

濱田さんは60ユーロで買ったものが50ユーロに、磯村さんは325ユーロが300ユーロの価値と二人とも下がってしまいました。

理由としては、二人ともヴァルサンランベールのクリスタルであることは間違いなかったのですが

ワイングラスは単品であったのが原因で、花瓶は1980年に作られた復刻版だったことが原因で少々価値が低かったそうです。


次は20世紀前半に流行ったアールヌーボーの宝飾品でバトルです。






磯村さんは、お母様が大好きなピアスを230ユーロで購入、もちろんお母様にプレゼント!




濱田さんは手描きが美しいブローチを222ユーロで購入

鑑定結果は、磯村さんは230ユーロが300ユーロに、濱田さんは222ユーロがなんと420ユーロに、二人とも価値が上がりました。

が、磯村さんが選んだピアスはその時代のアールヌーボーではなく1950年にデザインが真似されて作られた物でした。

片や、濱田さんのブローチは正真正銘のアールヌーボー1920年代の物で、本物の真珠がたくさんついていて状態が素晴らしいそうです。

エナメルは傷つきやすく落としたりしたらすぐ壊れるそうですが、良い状態と言う事でした。


この花は勿忘草、「私を忘れないで」と語っているようです、と鑑定士さん。


お次は、ベルギー出身の漫画家エルジェの『タンタンの冒険』のグッズ対決



タンタンの冒険は、主人公の少年記者のタンタンと相棒で白い犬のスノーウィが世界中を旅行し、事件に巻き込まれる物語だそうで、今でも世界中で愛されているみたいです。


ちょっと画像をお借りしました。可愛くて見ているとほのぼのする絵柄ですね。

この前見つかった原画には何と3億円の値が付いたと言う事でびっくりです。







磯村さんは、飛び出す絵本、そしてその本の中に入っていた何の本だか分からない本の表紙↑をタダで付けてもらって120ユーロで




濱田さんは、ロケット30ユーロとパズル45ユーロで2個ゲット

鑑定結果は、磯村さんの絵本が150ユーロにそして驚きの本の表紙がおまけだったはずなのに200ユーロの値が付きました。

この本の表紙は、エルジェがまだ漫画家ではなかった頃、広告デザイナーをしていた頃に描いた表紙絵で非常に貴重な物でした、面白い事実です。

濱田さんが選んだものも意外で、ロケットはゲットしたときのまま30ユーロでしたが、パズルがとっても珍しいもので250ユーロの値が付きました。

パズルは70年前の物で市販されていたのではなく、切手の景品だったそう、切手を買わなければもらえない貴重なお品でした。


結構長い記事になりました

続きはまた今度にしたいと思います、次はポワンドローズのレース、あ~本当に美しい~

アンティークにはまりそうです。



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