珍しく本当に珍しく土曜日に夫と芦屋にあるフレンチレストランでランチしました。
夫は、一見やさしそうに見えるし実際やさしい所もありますが
昔から好きなように生きている男です。
自分は好きなように友達とランチしたりゴルフしたり
なのに、外食は好きじゃない、などと言いながら私とはほとんど美味しいものを食べに行くこともない。
この前「先輩のNさんと言った芦屋のフレンチレストラン、すごく美味しかったよ、友達と行ったら?」
と、教えてくれたのはいいけれど
その周辺は、ランチした後遊ぶところがないんですよ。
女性同士の友達とは、ランチだけで終わるわけがない。
その後、うろうろウィンドウショッピングする場所が必要なわけです。
でも、そのレストランにはぜひ行ってみたい、ワクチンだって打ったし緊急事態宣言も終わった、楽しい事したいじゃないですか!
そこで夫に
「あなたは、昔から好きなように私以外の人と出かけたりランチしたり、釣った魚に餌はあげない(カビが生えるほど古いセリフ)ということなわけ?」
と、責め立てて
連れて行ってもらいました。
結婚してうん十年、妻からそんな事で責められようとは、夫は驚いて慌てふためいて予約を取ったのでありました(いわれなき非難)
私としては本当は友達と行きたかったけれど、上に書いたような事情で夫と行くしかなかったわけで、
少々良心が痛みました。
〈イレラ〉は、本当に細やかに作られたお料理が美味しくて久しぶりに贅沢な気分を味わいました。
小さなお店で、作るのも接客も店長さんがお一人でされていて
ずっと忙しそうにあっちにいったりこっちにいったり、あれしたりこれしたり
まさしく孤軍奮闘
ソースも色々と工夫して作ってあって何といっても塩加減が絶妙でした。
(パンも5種類も盛ってありました)
これで2000円なんて申し訳ないお値段
土曜日だからなのか、まだまだコロナの影響か、結局私達が食べている間に他のお客様は入って来られず
もっともっとたくさんのお客さんでいっぱいにして差し上げたかった、と思いました。
「今月の料理は云々、、」とおっしゃっていたので、毎月メニューが変わるんでしょうか。
それ又お料理を創作するだけでもどれだけ時間がかかる事やら
「ご馳走様でした、美味しかったです。」
とお店を後にして、夫と「好きじゃないとできない仕事だよね」と話しながら帰りました。
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