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fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

どんな母親になりたい?

2015-09-30 19:37:24 | 娘との関係(時々息子や孫も)
今日はお稽古。

掃除しながらYouTubeを聴く。

ひび割れた地面に雨水が沁みこむように音楽が心に入って来る。

この時間が私にはとても大切、そして幸せ。

でも、気持ちは軽く憂鬱だ。

先週木曜日のお稽古の時に「まだ完璧に良くなったわけではないんですが、取りあえず娘と孫は東京に帰ってもらう事にしたんです。」と生徒さんたちに話したところ

「えー、娘さん可哀想、、、。」と言う答えが全員から返ってきた(実際みんなやさしい方たちなんです)。

そうかな~、5週間も頑張って一心に面倒見たのにダメかな、ちゃんと良くなるまで面倒見るべきだったかな、私、やさしくないかしら?

でも、ここまでやったんだから後は夫婦で乗り越えたっていいんじゃないかな、、。

それからずっと心が揺れている。

10時から本日のお稽古が始まり、久々にゆったりした気持ちでお稽古して終わった後お喋りしながらのティータイムも出来た。

娘がいるとやっぱり気を使うし、生徒さんにも申し訳ない。

私にとって大切な仕事だし、来てくださる生徒さんにも楽しんでいただきたい。

2時過ぎに皆さんが帰って行かれて、娘のことが気になって電話してみた、コウ君も元気だし何とかなっているみたいだが、実家の美味しい食事が懐かしいと言う言葉を聞いて胸がちくりと痛んだ。

やっぱり、返すのが早かったかな、、、。

お昼を食べて、たまっていた用事をするために銀行や郵便局へ。

買い物もして帰ってきたら、友達のYさんとばったり会った。

「娘がやっと東京へ帰ったんですよ、まだ本調子ではなかったけど私も夫もへとへとで限界だったので。」

と言ったら

「そりゃあそうよ、Nさんよくやったわ、えらかったわ、がんばったね、後は夫婦で何とか頑張ってもらったらいいのよ、もう十分よ。」

と、すごくねぎらってくださった。

この言葉はうれしかった。

ホッとした。

今の私にとっては、娘と孫の面倒を見ることがそんなに楽しいと言うものではなくて、でも、娘を生んだからには孫の面倒をやっぱり見るべきと思ってやっている、そしてやり始めると自慢じゃないけど子供と遊んだり面倒を見るのが上手いし夢中になってやってしまう。

こんなお母さんだけどごめんね、出来る範囲でやる積りだから、と心の中で娘に言ってみた。

子供にべったりで子供に尽くしぬいた自分の母が少々重かった私は、ずっと自分の人生を生きる母親でありたいと思っている。





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