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fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

ハンナとその姉妹と老けたかも記事

2014-07-03 21:45:02 | 映画
長年のお付き合いの木曜日の生徒さんたちとの楽しいお稽古とおしゃべりの後、明日までに返さないといけないDVDを見ました。

『ハンナとその姉妹』(1986年アメリカ映画)

ウディアレンの作品は人に対して暖かい目線が感じられて好きだわ。

中年の危機がテーマでしょうか?中年の男女があーでもないこーでもないと、あっちにぶつかりこっちにぶつかりして人生を模索するお話でした(教訓的ではないです、おかしみがあります)。

ウディアレンが神経質で病気恐怖症、死を病的に恐れていてどうせ死ぬんだから何もかも虚しいみたいな人を上手く演じています。

虚しくて自殺しようとするけれど失敗して、それによって気持ちが180度変化して死ぬことなんか考えても仕方がない、1度きりの人生楽しもう!みたいなネアカな人になる、、、

昔、河合隼雄さんのユングの本を読んでいた時に似たような話が書いてあったのを思い出しました。

本気で自殺しようとして失敗しないとだめらしいです、故意ではだめだそうです。

主役のミアファローが知的でしっかり者で面倒見のいいとても魅力的な女性として描かれていて、(それはそうでしょう、当時ウディアレンとミアファローはラブラブだったんですから)素敵でした。

生粋のコメディでもなく人生訓的でもなく相変わらず不思議な感じの映画で始まりから終わりまでとても楽しんでみることが出来ました。

火曜日に見た『ラフマニノフ ある愛の調べ』もすごくよかったです。

主役の人がハンサムだし確かにラフマニノフはこんな感じの人そうだ、と思いながら見ました、音楽もよかったし。

その気になったらまた感想を書きたいと思います。


DVDを見てからエビスタで夕飯の買い物をし、ちょっと休憩(このちょっと休憩がイケナイ!時間の無駄使い)。

パラパラ読んだ地方紙リビング阪神中央にーあれっ?私老けたかもーと言う記事がありました。

見出しその① スマホに映った自分の顔を見て絶句。 いやーあるある、スマホ以外にも至る所で(^^;)

見出しその② 友人が放つ死語が悲しい。 いや、これはいいんちゃう?死語、どんどん使おうよ、これまで生きてきた証、古いと言われても平気、実際古いし。

見出しその③ 年齢と共に思わぬ逆転が! これは説明しますと年齢と共におおらかになったり、人見知りが治ったり、太ったせいでお肌がモチモチになったり、した人もいますよ、と言う内容でした。

その③のようにポジティブに考えたい、若い人から「あの人、年は取ってはるけど生き生きしてる、年取っても幸せそうやわ。」って言われたい。

「年やから、もうあかん。」「あそこも痛い、ここも痛い」は禁句ですよ、ね?



左ハンナ 中央リー 右ホリーの三姉妹


パーティーの準備をするハンナとホリー


ハンナの妹で美人のリーと浮気していたハンナの夫、でもハンナを深く愛していたことに気づく




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