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*駅名にもなった鎮守様
新橋駅前にあるSL広場のすぐ側の路地を入ると、参道の左右をぎっしり飲み屋に埋め尽くされ、烏森神社はひっそりと佇んでいました。境内は大変狭く、社殿は近代建築風。
後で調べてみたら、1971(昭和46)年竣工とのことです。
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小料理屋で一杯ひっかけたお父さん、駅までの近道として参道を通るサラリーマンたちが足を止め鳥居の前で一礼する姿が印象的。実はこの日、すぐ近くのイタリアン A.te でプチオフ会の予定だったのですが、私もお参りしてきました。
何年もすぐ近くの浜松町に勤務しているというのに、実際境内に入るのは初めてでした。
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向って右手の口を開けている♂(多分)は、牙をむき出していてとても怖い顔をしています。
左側の狛犬の足元には子どもがいますね。
この子犬も目がキリリと吊り上ってとても精悍な顔つき。
新橋駅はその昔「烏森駅」という名前でした。
現在の「烏森口」は当時の名残です。
今でこそ飲食街の谷間に埋もれている(てか、まるで飲み屋の守護神さまのようだ)この神社も、かつては日本橋の椙森稲荷、神田の柳森稲荷とともに、江戸の三森の1つとしてたいへん敬われました。新橋の鎮守様として、平安時代から数えれば千年以上も人々の信仰を集めてきた由緒あるお稲荷さんです。
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2008年10月にオープンした烏森神社の茶店。
宮司の従兄に当たる方がオーナーだそうです。
これで休憩施設がなかった同神社でも参拝客が一服出来るようになりました。
お清め塩で作ったアイスクリームが気になる~。
甘味だけではなく、ランチセットや、赤ちょうちんで一杯やった後のサラリーマンをターゲットにしたへぎそば(夜限定)なんかもあるようです。営業時間は11:30~21:00、日・月曜定休。
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■烏森神社
□港区新橋2-15-5
□03-3591-7865
□ご由来
940(天慶3)年、東国で平将門が乱を起こした。時の将軍藤原秀郷が武州のある稲荷に戦勝を祈願した際、白狐が現れ白羽の矢を与えた。その矢を持ち、東夷を鎮め得た秀郷がお礼として、霊地の現所に勧請し社頭を造営した。