「
カルメン」と言えば、オペラに関心のない人でもタイトルだけは知っているようなオペラ史上の金字塔



その原作の著者が
プロスペル・メリメであることは知っていましたが、深く調べることはありませんでした。
ところが最近偶然にメリメの描いた猫さんたちを発見したのです
他にも沢山、メリメによる猫の素描があるようです。
これは絶対「猫の人」に違いない

両親が画家なので、子供の時から絵を描いていたと思われます。
富裕な家庭で育ち、官吏として要職に就き、(私の嫌いな)
ナポレオン三世の側近だったということですが、それにしては社会問題にもメスを入れる真摯で有能な人物だったようです。
カルカソンヌの修復で知られる
ヴィオレ=ル=デュックに歴史的建築の修復を依頼したのもメリメでした
下の素描は自画像で、ユーモアのセンスも感じられます
ところで・・・
ビゼーのオペラ「カルメン」は異常な作品です

悪い意味ではありません。異常に素晴らしい傑作なのです。
幕開けから終末まで殆どハイライトの連続なのです
アリアとしては
ハバネラが有名ですが、私は
セギディーリャの方が好きです
エスカミーリョが歌う
闘牛士の歌
YouTubeで掃いて捨てるほど動画があります。オペラ全曲やカルメン組曲の映像もあります。多すぎるので省略