続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

続・七ッ梅跡(中仙道の面影)

2024-05-24 20:29:47 | 埼玉県

ひめちゃんは、お散歩前に草を食べます。

正確には草ではなく、笹の葉を食べます。

お腹の調子を整えるのかな

 

やっと堀之内を西に出て、天神田(字・天神の田んぼ)です。

今日は、常広寺の鐘、7時に7つ響きました

今日も暑くなりそうでふよ

 

 

 

(5月11日)七ッ梅跡で、「田中藤左衛門」の表札を確認です

代々当主は藤左衛門を襲名してきたのでしょう。

 

 

母屋には杉玉があります。

あれ、開いています

以前、ここは豆腐屋さんが入ってました。

しばらく、閉まったままでした

 

新しい人が入るのでしょう

 

 

七ッ梅の前の道は、旧中仙道です。

田中藤左衛門は、中仙道・深谷宿で七ッ梅の醸造を始めたのです。

中仙道・西の町並みです。

西側は何度か歩きました。

深谷宿の西の灯籠も確認してあります。

今回は東へ歩きます

深谷宿・東の灯籠を確認出来るといいな

 

 

東から眺める七ッ梅跡です。

東の方にも色々あるみたい

広かったんだ

 

 

東に歩きます。

 

10分ほど歩きました。

煙突が見えます

酒蔵の煙突です

「東白菊」と見えます。

すぐそばに、販売所です。

嘉永元年(1848)の創業です。

嘉永6年には、あのペリーが黒船に乗ってやって来て開国を要求したんですね。

 

ちょっと寄ってみましょう。

 

奈良漬けと酒粕を買いました。

そして、酒粕は冷凍を勧められました。

冷蔵だとどんどん発酵が進んでしまうそうです。

冷蔵庫には、赤城山の酒粕が残ってます。

東白菊は冷凍保存です。

「あのう、深谷宿の東の灯籠は、まだ先でしょうか?」

「あと信号3つです。歩道橋がありますから、その下ですよ。そばにダイソーがあります。お車なら、ダイソーに駐車して歩いた方がいいですよ

「ありがとう。そうします

 

捲土重来を期して退却です。

七ッ梅跡目指して戻ります。

 

南の方にも、七ッ梅イメージの空間があります

赤レンガの蔵です。

もしかしたら、南の方にも七ッ梅跡かも

 

母屋脇の「田中藤左衛門」表札の下を通って、来たの駐車場に戻ります。

そのうち、車で中仙道を走って東の灯籠を確認しましょう

今日は退却です。

 

駐車場に戻る途中、野菜を売っている若者と話ました。

「田中藤左衛門」と竜骨の話を、少しだけ聞いてもらいました

何も資料を持ってなかったので、「そのうちに資料もって来まーす

 

 

上武大橋手前の信号は、中瀬です。

付近には、「中瀬の渡し」がありました。

利根川は大河ですけど、世良田東照宮の助郷の村として、中瀬付近の村々の名前があります。

大河だからなんて言ってないで、たくましく行き来していたのです。

世良田村民だったの実家の親たちも、深谷に買い物に行くとか言ってました。

 

上武大橋を渡ると、境平塚です。

境平塚(さかいひらづか)は、旧新田郡世良田村です。

この付近に親戚がありました。

このすぐ先には、早川が流れます。

新里の山奥から流れ出した早川は、ここまで流れてきました。

旅の終点まで、もうすぐです。

逆に言えば、早川を遡れば、上野国山上(こうずけのくにやまがみ)に行けるのです

 

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七ッ梅跡(田中藤左衛門の記憶)

2024-05-23 15:33:47 | 埼玉県

ひめちゃんは、堀之内の西の方を歩いて来ました。

ミーナちゃんちの石垣にサツキかな?

ポメラニアン・ミーナちゃんが逝ってから、もうだいぶ経ちます。

ママもアタチもライバルでしたでふよ

 

影の大きなお散歩でした。

今日も暑くなりそうだね

 

 

 

5月11日、実家のお墓参りに行きました。

お墓は、「道の駅おおた」の近くです。

そうだ、ここまで来たのだから、利根川を渡って、七ッ梅跡に行ってこよう

今年も、もうすぐ常広寺の開基・本橋院殿の命日(郷右衛門忌)がやって来ます。

辰年なので、ミニ講演会で「竜骨伝記の真実」を確認する予定です。

その竜骨を常広寺にもたらしたのが、田中藤左衛門(たなかとうざえもん)なのです。

田中藤左衛門は後に中山道深谷宿(埼玉県深谷市)で、辛口の銘酒「七ッ梅」の醸造を始めたと言うことです。

 

上武大橋に出て、ひたすら南に下ります。

迷うことなく、北駐車場に到着です。

 

あれ、駐車場はほぼいっぱいです

こんなに賑わってるのは、初めての体験です

なんとか駐車出来ました

 

さて、あの「田中藤左衛門☎十五番」の表札、無事かな?

ツタは絡まって、建物は劣化が進んでるような感じだけど、なんとなく明るい

 

右手に、深谷シネマ健在です。

ワンコイン(¥500)で映画が見られたと言うことですけど、今は1200円だそうです。

                    

シネマ前のベンチ、時間があればゆっくりしたいなあ

赤レンガとのコラボもいいね

 

左の大きな建物、今日は閉まってます。

 

以前は開いていて、中を見学出来ました。

 

この風景は、最初に来た時から変わりません

大きな酒蔵で、従業員のためのいろいろな施設もあったのです。

 

右のレンガの建物、開いてます。

ギャラリーになったのですね。

 

古本屋さんも営業中でした。

 

ここはいつも営業中でした。

でも、おかめさん初めてです。

こんにちは

 

この右の路地は、ちょっと入りにくい

占いは苦手なので、この奥はパスです

 

 

七ッ梅酒造の大きな煙突です。

大きい

 

 

南に行って、最初に竜骨伝記の話を聞いてもらったお店跡です。

花屋さん、再開(?)してる

以前ここで飲食店をやっていた方は、何度か郷右衛門忌に来てくれました

今は、東北の方で活動中と言うことです。

 

 

煙突を振り返りながら、表札の下に出ます。

新鮮野菜の無人スタンドもあります。

  

表札「田中藤左衛門」無事でした

今まで来た中で、一番生き生きしている七ッ梅跡かも

土曜日だったせいもあるけど、若い力は集まっているように感じられました

 

 

(つづく)

 

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続・下手計の鹿島神社(手計不動尊を尋ねて)

2024-05-01 19:47:19 | 埼玉県

曇り空の朝です

ひめちゃんが何か見つけたようです。

ライバルの誰かかな?

菜の花畑を通ります。

もう菜の花の季節は終わりだね

アブラナいっぱい食べたね

赤城山は雨になりそうな雰囲気です

予報通り、昼頃から冷たい雨になりました

 

 

 

(4月2日鹿島神社の探訪続きます。)

お不動様は何処だろう?

どうも裏の方に目立たなくある御堂が気になります

大黒様?

後でお参りしますね

 

 

手計不動尊です。

お不動様いるかな?

 

   

目を凝らしてよくよく見るけれど、はっきりとはお姿がわかりません

ともかく合掌

 

いろいろ検索すると、このお不動様は、鹿島神社の元別当だった修験寺院のご本尊らしいですね

 

手計(てばか)の地名の起こりはいくつかあるようです

一番ポピュラーなのは、

源義家の奥州征伐に附いて行ったここら辺出身の武士が片手を失った。彼は、その手を大事に喪って帰郷した。その手を洗ったのが血洗島、手を埋めたのが手墓(手計)である。

上杉謙信に寄って切り落とされたという滝沢不動の手がこの手計不動明王の胎内にあるという話は、事の真偽は別として、手つながりな不思議な話です

赤城山瀧沢不動尊・後編

 

 

素朴な白木の裏鳥居からの風景です。

 

 

裏鳥居から入り直します。

 

大黒様にご挨拶です。

こんにちは

 

 

桜は、まだ咲き始めでした

 

 

 

立派な神楽殿です。

 

 

尾高惇忠の顕彰碑です。

 

 

 

不思議なご縁の手計の鹿島神社でした

 

お見送りかな

バイバイ

 

 

すぐ近くの渋沢栄一記念館に寄って、この方にご挨拶です。

 

赤城山を見ている渋沢栄一の銅像に「こんにちは」です

またそのうちに、ゆっくりお邪魔します。

 

この日は、赤城山が見えていました

あの山の麓に帰ります

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下手計の鹿島神社(手計不動尊を尋ねて)

2024-04-29 15:51:23 | 埼玉県

ひめちゃんは堀之内を北に出て、久しぶりに岩神沼に到着です

 

みんなとよく来たね

獅子くんは、ここで「はいポーズ」してくれたね

 

誰もいないと思いきや、小さめの水鳥さんがいるでふよ

 

赤柴の老犬・プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃんは、声を出して「遊ぼうぜ

ひめちゃんは、完全シカトです。

ごめんね。

タバサねーちゃんがそのうちに寄るよ

 

 

 

赤城南麓・室沢(前橋市粕川町室沢)の滝沢不動は、かつては霊場として大いに賑わったと言うことです。

ここの不動明王は、両足・右手・火炎がありません

滝沢不動の説明板によると、右手は上杉謙信が切って持ち去り、下手計(しもてばか、深谷市)の鹿島神社にあると言われています。

神社の不動明王の胎内にあるとかの説も。

赤城山瀧沢不動尊・後編

鹿島神社を地図で確認すると、渋沢栄一記念館のすぐそばです

まだナビのない代車でしたけど、下手計は七ッ梅跡へ行くときに何度も通過しています

 

4月2日に、出かけてみました。

よくよくストリートビューを見て行ったので、迷うことなく到着です。

下手計の鎮守ですね。

 

駒犬さん、こんにちは

 

 

 

 

懐かしく暖かい、日本の狛犬です

 

神社の説明板があります。

滝沢不動の「た」の字もありません

目の前にある枯れた欅の根本に井戸があったんですか

滾々と湧き出ていたのでしょう

 

拝殿で参拝です。

額は渋沢栄一の書です。

2礼2拍1礼です

 

また、説明版があります

今では朽木となったが、大欅の根本に湧いた親水で共同風呂が設けられていた。栄一の母、栄はこれを汲みらい病患者の背中を流したと伝えられている。

 

さすが栄一のママです

振り返って、大欅です。

いろいろなドラマがあったのでしょう

やはりここにも、滝沢不動の「た」の字もありません

 

本殿もりっぱです。

4月2日、桜はやっと開花し始めたところです

 

隣にも鳥居があります。

 

八坂神社です。

2礼2拍1礼です

 

さて、お不動様は何処かな

 

裏鳥居の方に行ってみましょう

なんとなく、あの御堂が気になります

 

 

(つづく)

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赤城山を見ている見ている銅像2(渋沢栄一記念館)

2023-12-24 15:49:58 | 埼玉県

寒い寒い朝です

昨日から外の水道は凍ってます。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

雪雲?

冷たそうな曇が流れます。

浅間山は、凜として白いです

15歳半のタバサねーちゃんは、目は悪いけど、元気いっぱいです

天神田で、17歳という老犬に逢いました。

やっぱり、目が見えないそうです。

タバちゃんも、全く見えない訳ではないけれど、かなり見えないようです。

 

帰道、ここら辺で唯一残った、乳牛を飼っている農場を通ります。

ひめちゃん達を見つめる2名、かなりの高齢牛かな?

 

 

 

 

11月28日、国道17号線沿いの五十子陣跡(本庄市)を確認した後、渋沢栄一記念館(深谷市)に寄ります。

前回は、彼が1万円札の肖像になる事が決まった直後に訪問しました。

なかなか、新しい肖像の1万円札が出ませんね。

記念館は、どうなっているかな?

 

 

駐車場は、ガラガラです

開館中ですって

ということは、開館してないときもあると言うことですね。

 

付近の案内図を確認です。

1番尾高惇忠生家の側・下手計の信号の道が、上野国山上からほぼまっすぐ南になります。

この道の先の利根川に架かる橋は、上武大橋です。

 

地図の右下、11番に日本煉瓦史料館があります。

煉瓦の製造をやめるとき、在庫を安価で販売しました。

バラの園を夢見て、遙々と、何度も買い出しに行きました

その時は、利根川は上武大橋ではなく、もっと下流の新上武大橋を渡ったと思います。

ひめちゃんちのガーデンのレンガは、深谷生まれのレンガです。

ここも創立に渋沢栄一が関わったということですね

 

 

受付で「どこから来たか?人数は?」を記入です。

静かすぎる館内です

あのころの賑わいはありません。

 

 

こんにちは

 

展示室はカメラ禁止です。

静かに見学です。

 

 

あれ、あの銅像に行けない

あの赤城山を見ている銅像に逢いたいのに。

以前は、ホールを突っ切ってそのまま行けました。

受付で、「建物の周りを行くのが近道です」と教わります。

 

 

西側を建物に沿って歩きます。

やっと、姿が見えてきました

こんにちは

やっと会えました。

高さ4mの銅像です。

力強く赤城山を見ています

 

残念ながら、この日は赤城山は霞んでいました

来年の7月には、新しい1万円札が登場するとか。

また、そのうちに伺います

視線の先の赤城山、その麓に上武大橋を渡って帰ります

 

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