明け方から雨の予報でしたけど、まだ降り出しません。
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、大急ぎでお散歩に出ます。
ケンくんちの辺りをお散歩です。
ここは古墳や道標があって、かつては人々の往来が盛んだったようです。
6時前だったせか、誰にも会わずに帰宅です。
ポツポツと振り始めました
塙保己一の里散策マップです。
旧宅から右上の現在地付近に移動です。
今回は、龍清寺を東の山門から訪問です。
お地蔵様があります。
御真言も書かれています。
お賽銭を入れて、「オンカカカ ビサンマエイ ソワカ」御真言を唱えながら合掌
龍清寺山門正面は、不動堂です。
参道左右に一応六地蔵かな?
合掌
不動堂前でもお賽銭入れて、合掌
御堂は閉まってますけど、何かあります
三日月不動の御朱印と飛龍の榧の実です
御朱印が三百円、飛龍の榧の実が二百円です。
百円玉があってよかった
それでは、「榧の木にこんにちは」です
榧の木の由緒があります。
今から三百年前上野国新田郡笠懸在に不動寺との寺が在り、この寺の修行僧であった袋算はいつしか夢の中で龍神に乗り毎夜極楽世界を飛び交い楽しんで居たが二十三夜を境に地獄世界の悪夢と変り恐怖が毎夜となり修行が疎かになった。その袋算を見て師僧は「夢は誠にあらず。真の誠は己の心修行亡くして聖人になれぬ。是より西南に向かい旅に出よ。己が住む聖地がある。その地に留りこの榧の実を余の形見と思い蒔けよ。霊木となりてその地を救わん。」と訓され旅に出る。羊申の方向えと師匠の教の通り悪い道を辿りながら七日目の夕刻、紫の靄の低くたれら山里の外れにお堂らしきものが眼に入る。たどりついて見ると荒れ果てた不動堂。とりあえず一夜を明かす。明くる日薬師様を清め御堂を掃除して村人に堂守を乞う。可くして袋算はこの地を修行の地と定め苦行を重ねる事幾星霜。形見の榧もみるみるうちに大木になり大量の実を付け、灯油や薬種となり村人を潤し村も不思議と栄えて本堂も再建。学びの道も教えたりして、村人と仲良く暮らしたと言う。
飛龍の榧は、新田郡笠懸(みどり市笠懸町)の不動寺からやって来た袋算によって蒔かれたのですね
現在、笠懸に不動寺は見当たらないようですけど、気になる榧の大木はあります
ここは笠懸野を開拓した代官・岡登景義の生まれ故郷という、児玉町高柳の近くです。
笠懸からやって来たと言うことも、不思議な縁を感じます
前回(令和元年9月13日)は本堂を訪ねて、2種の御朱印を戴きました
ご本尊の前に御朱印帳をおいて、般若心経を唱えていただきました
ありがとうございます
今回は声を掛けずに帰ります。
本堂前で合掌
駐車した塙保己一公園(墓所)に戻ります。
笠懸からやって来た実からの実生、大きい大きい飛龍の榧、また逢いましょう
板東大橋を渡って、上野国山上に帰ります